「とんでもねぇ…」釣り人・藤田京弥とは? ブラックバス釣りのプロ29人が語るヤバさ。

2018年に国内最高峰JBトップ50シリーズに昇格して年間2位を獲得するや、翌2019年にはAOY(=年間優勝)。コロナ禍で非開催となった2020年を経て、2021年には2度目のAOY。さらに2022年は米国参戦の都合上、全5戦中の1戦を欠場も年間5位の快挙。のべ4年に及ぶトップ50参戦の間、共に鎬を削った選手たちは『藤田京弥』という選手に何を感じたのだろうか。

●文:ルアマガプラス編集部

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藤田夏輝(ふじた・なつき)

京弥選手の実兄、3学年上の29歳。今号では各所に登場しているが、改めてトップ50選手としての実弟を語る。

釣り人としての京弥はとにかく研究熱心。最後の最後まで突き詰めて、試合に臨んでいましたね。試合が終われば、一緒に反省会として湖上へ出て、上位の釣りを検証することも多かったですね。ただ、どうしても釣りが似通ってしまうのは兄弟のせいなのか…。京弥がいない今は試合でバッティングすることなく伸び伸びと釣りができています(笑)。

2018七色ダム戦

2023桧原湖戦
兄弟優勝フォト2選。23桧原湖戦2日目、兄が優勝レースを繰り広げていることを米国からの機内で知った弟は、成田に帰国したその足で桧原湖決勝日へ。実に仲の良い兄弟だ。

野村俊介(のむら・しゅんすけ)

JB最多勝選手として知られる傍ら、ヒューマン河口湖校で講師を務め、京弥選手を古くから知るトップ50選手。

京弥は教え子ですね。講師陣の間でも困っちゃうくらい、釣りがスゲー上手い子がいるって当時は話題でした。同級生がリスペクトしちゃうって、おそらく青木の大ちゃん以来じゃないすか? 当時から食事もアスリート並にストイック。よく納豆を食べてた印象がありますね。

今泉拓哉(いまいずみ・たくや)


高校時代に参戦したNBC南千葉チャプター・ジュニア戦からの付き合い。年齢は「京弥さんの1つ下です」

京弥さんが高2で年間争いをした年から一気にその名は知られましたね。高校のバドミントン部の試合より、年間が掛かったチャプター戦を優先。国内最強と言われた当時の南千葉で大人たちと対等に戦って年間2位。当時から本当に凄かったですね。

篠塚 亮(しのつか・りょう)

霞ヶ浦水系に滅法強いトップ50プロにして、レイン・ルアーデザイナー。18京弥昇格当初は同宿で過ごした仲だ。

京弥が昇格した最初の年、第1戦と第3戦は同宿でしたね。あの頃ですね、僕から笑いのセンスを盗んだのは。気を使って、僕のつまらないギャグにも笑ってくれたもんです。こんな話、大丈夫ですか? 炎上しません?

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