[3月発売]SHIMANO新型リール全機種のスペック&詳細

【2024年3月リリース予定のシマノ新型リール】

NEW SLX「エキスパートも納得するクラスを超えたスペックを実現!」

ミドルクラスリールとして人気のSLXが、最新の技術を搭載してフルモデルチェンジを果たした。新型SLXにはMGLスプールⅢを搭載され、さらなる低慣性化が図られた。この新設計スプールは、スムーズな低弾道キャストをスムーズに繰り出せるだけでなく、軽量ルアーから重めのルアーまで、安定したキャストを自在に行えるよう進化。

ナロー化したMGLスプールを搭載した新型SLX。

12lb×100mの♯70クラスのラインキャパシティのスプールスペックは、クラス唯一の32mm径に設定されている。また、スプール幅は先代SLX MGLから2mmのナロー化を果たしており、さらなる低慣性化を達成する。

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シマノ(SHIMANO)

力強い操作フィールと巻き上げ力を実現する「HAGANEボディ×高強度真鍮ギア」の組み合わせ

駆動系の中枢には、超高強度真鍮で形成されたドライブギアを搭載。滑らかかつパワーに溢れる巻き上げ力を発揮する。また、外装にはネジレを抑制するHAGANEボディを採用しており、高負荷時でも高い剛性で本体のたわみや歪みを排除。

24SLXはHAGANEボディ×高強度真鍮ギアを採用し、剛性が大幅に向上。

ヘビーなルアーを使用するシーンや巻き抵抗の強いルアーの操作時、そして大型のターゲットとのやり取りなど、新しいSLXの高い剛性感の恩恵を受ける状況は多いはず。また、パワフルさだけでなく、テクニカルな釣りも高次元でこなす操作性も期待できるだろう。

無段階調整が可能なSVSインフィニティ搭載。

新しいSLXには、無段階調整が可能なブレーキシステムとして定評のSVS∞(インフィニティ)を搭載されている。このブレーキシステムは、キャスト時のルアー飛距離の伸びに優れているのが特徴。外部調整ダイヤルで最適なセッティングが出せる高い利便性も実現。

飛距離の伸びに優れた性能を発揮するSVSインフィニティ。

幅広いシチュエーションに対応できる画期的なシステムとして、アングラーをサポートする。シリーズ初となるサイレントチューン搭載より、スプールを支持するベアリングの振動を低減して、よりクリアかつ伸びやかな飛びを実現。上位機種と遜色ないキャストフィールを体感できます。

外部ダイヤルでも、幅広いブレーキ力の調整が可能。

トップアングラーの黒田健史さんも、新型SLXの進化を実感

すでに、新型SLXをしっかりと使用した上で、その進化を実感しているのが、シマノインストラクターでもある黒田さんだ。

黒田「最新のSLXが最も進化した点は、MGLスプールⅢのスペックです。スプール径は先代の32mmで踏襲していますが、その幅は23mmから21mmへとナロー化。このマイナス2mmの幅がスプール自体を軽量化するとともに、より軽いルアーも投げやすくする低慣性化を実現しています。MGLスプールⅢはメタニウムやアンタレス、それにカルカッタコンクエストにも搭載されているスプール。それがSLXにもついに搭載されたということなんです」

シマノのインストラクター、黒田健史さん。

黒田「この進化によって、ジャークベイトやスピナーベイトなどの空気抵抗の大きいルアーは、今まで以上に投げやすくなります。またスプールが軽い力でも回り始め、回転の勢いを付けにくい軽めのルアーでもしっかりと回転してくれる。つまり、飛ぶ。さらにはサイレンチューンの初搭載によってスプール回転のガタつきが抑えられ、スムーズに飛距離を伸ばしてくれる。もちろん空気抵抗が少ない重量級のルアーはこれまで通り投げやすいですよ」