ブレードが回転することでボディがバイブレーションを起こす、水中に波動を拡散する、加えてフラッシングでアピールすることで、バスはもちろん多種多様な魚を釣ることができる万能ルアーが、スピンテールジグ。中でもここで紹介する『コーゾー・スピン(ビバ)』は豆粒ほどのコンパクトさとバリエーションの豊富さで、あらゆるシチュエーションに対応して釣果を追求してくれるようだ。
●文:ルアマガプラス編集部
コーゾースピン(ビバ)
【スペック】
- サイズ:20mm(オリジナル)、25mm(12)、29mm(シャロー)
- 重さ:7.5g(オリジナル)、12g(12)、8.2g(シャロー)
- カラー:23色(オリジナル、12)、12色(シャロー)
鉛製ボディにベアリングスイベルがマウントされ、スプリットリングを介してコロラドブレードが連結されるというシンプルな構造だが、実は細部にまでこだわりが見て取れる。
もっとも注目したいのがベアリングスイベルの“長さ”で、このコーゾー・スピンのためだけに作られた特注仕様。
ブレードの回転が生み出すバイブレーションを確実にボディに伝えると同時に、ブレードとフックの干渉を抑制する働きも担っている。
また、ボディは通常の鉛仕様が7.5gと12gの2種類を用意。意図する飛距離やレンジに合わせて使い分けることが可能だ。
さらに高比重メタルとソリッドABSを合わせた低比重ハイブリッドボディによる“シャロー”モデルもラインナップ。フォールスピードを抑える効果があるので、シャローエリアをスローに誘い続けることもできるのだ。
シンプルな構造ゆえに効能がわかりやすい、投げて巻くのが基本なのでビギナーも扱いやすい、小粒なので食われやすい&スレにくいなど、スピンテールジグならではの特長をさらにブラッシュアップさせたコーゾー・スピン。迷ったらまず、コイツを投げるべし!
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