各地で数々の大型魚を仕留めている大物釣り師のヨネスケさんがトカラ列島（鹿児島県）に初上陸。今回紹介する動画は、2泊3日の釣行の初日の模様だ。日中はキャスティングでGT、イソマグロ。夜はクエを狙うが、その晩に起こった大事件! 異次元のハプニングとは?
●文:ルアマガプラス編集部
ヨネスケ
兵庫県出身。日本一周車中泊釣り旅を経て、現在は長崎県五島列島に住まう釣り三昧のYouTuber。2024年から2度目の日本一周釣り旅を再開。最新の動静はYouTube「突撃!ヨネスケの釣り旅ch」をチェック。
昭和の時代から数多の大物釣り師が挑み続ける世界に誇る大物釣り場! それがトカラ列島だ!
ヨネスケ「さあ、今回の舞台は日本が世界に誇る大物釣り場…トカラ列島です」
動画はヨネスケさんの軽妙なナレーションでトカラの紹介からはじまる。要約するとアクセスは鹿児島から高速船で約7時間。南北約160kmの範囲に12の島が点在。各島は岸から急峻な地形で、水際から少し離れるだけで水深100m超も珍しくない。さらに黒潮の本流がぶち当たる他に類をみない稀有な環境ということだ。
ヨネスケ「超大物が釣れるので昭和の時代から数多の大物釣り師が挑んできた。未だ見ぬ大物を狙っていきます」
「行けるときに行くしかない!」。トカラ釣行を英断!
各地で大物釣りに挑んでいるヨネスケさんがトカラ初上陸というのも意外だ。
ヨネスケ「トカラは大物釣りの極致。最高峰の場所。ずっと行きたいと思っていたけど、今の自分では実力不足。太刀打ちできないので先送りにしてきました。ただクサい言葉ですけど、人っていつ死ぬかわからない。行けるときに行こう! と。で、今回、チャンスが巡ってきたのです」
まさに大物釣り人生をかけた2泊3日のトカラ釣行。初日の日中はキャスティングでGTとイソマグロを狙う。
最強タックルでキャスティングゲーム! 桁外れのGTとイソマグロは出るか?
ヨネスケ「リールはステラ20000番にPE10号、リーダー180lbの最強タックルでイソマグロ、GTを狙っていきます」
「怖い…」ポツリとつぶやきながら実釣スタート。ポッパーで誘い出しを仕掛ける。
ヨネスケ「目の前に根が張り出していて遠投したらかけても獲れない。だから（渡船の）船長には投げるな! と言われました。どうせPE10号で飛距離も出ないので」
しばらく投げていると魚の反応。
ヨネスケ「ワオー!、出たっ! GTじゃなかったな。ルアーをミノーに替えます。巻いてると魚が急にひったくっていきそうなんでめっちゃ怖いんだけど」
そこは大物釣りの極致。ルアーを巻いているだけでもシビれる。
トカラのファーストフィッシュはカスミアジ!
ミノーを巻いていると赤い魚影が磯際までチェイス。
ヨネスケ「バラフエダイ。また何か魚が付いてきた! ゴマモンガラが縄張りを守るためにアタックしてきた」
ここまで大物の気配はないが魚の反応はある。ミノーを投げ続けていると待望の手応えが!
ヨネスケ「手前で喰った! なんや、これ? おぅ、カスミだ。めちゃくちゃ綺麗。やりましたぁ!」
トカラ列島初釣獲はカスミアジ。そして夕方を迎え、いよいよ夜釣りの釣り場へ。
潮当たりが良く足元からドン深。最高の条件で夜の暴君クエに挑む!
夜釣りのターゲットはクエ。
ヨネスケ「沖磯の沖に突き出す部分で潮当たりが良く、しかも足元からドン深。足場が最高に良くて、直近でかなりでかいクエに切られたという話もあります。夜釣りには最高のポイントでとてつもない化け物を狙っていきます」
夕マヅメはルアーのキャスティングでGTを狙うが不発。夜のクエ釣りで、ヨネスケさんはこんな戦略を練っていた。
ヨネスケ「2晩できるので今夜は撒き餌をしてエサを寄せて、明日でかいのを釣るというイメージでやっていきます。緊張するね。こんなに素晴らしい釣り場でクエ釣りできることはまずないから」
クエ釣りのゲストが夜の沖磯を賑わせる
エサを投入してから30分ほど。一瞬のアタリ。
ヨネスケ「ちょっとかじられてるだけ。こういう離島はめちゃくちゃエサ取りが多いはずだけど…。クエが居て小魚が近寄らないというパターンもないわけではないだろうけど」
その後もアタリを待っていると
ヨネスケ「いきなり化け物きた。マダラエイ。そんなに大きくはないですね。トカラでは200～300kg級がいて、それがかかったら糸を全部出されて終わり」
エイが釣れたあと、メインカメラ停止中にアタリ。
ヨネスケ「まあまあいいサイズのバラフエダイ。クエのぶっ込み釣りの外道で良く釣れる魚で、トカラだったら15kgとか釣れる可能性もある。巨大バラフエダイも狙っていきます」
この後、異次元の巨大魚がヨネスケさんを襲うことに!
