関東のブラックバスフィールドを中心に活躍する、エキスパートアングラー折金さんの連載「つきぬけろ! オリキンもばいる」。今回は、茨城県・霞ヶ浦で行われたバサーオールスタークラシックと、亀山湖でのガイド釣行をレポート。亀山湖ではラッキーな事が起きたそうで…
●写真/文:折金一樹
バサーオールスタークラシックに参加した折金さん
11月23~24日はバサーオールスタークラシックでした。今年もトーナメントプレイス大山で開催されました。朝からイベントが盛り沢山で、開場されたと同時に思い思いのブースへ直行する様子は今年も健在。
常駐していたDAIWAブースへも沢山のお客様に来て頂きました。ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
今回の目玉は新作の25BLX。「カッコよくなりましたね!」と多く声を掛けて頂き一安心。試投会も併催されていて、25BLXに新しい25タトゥーラ、アルファスBFを載せた状態で試投できた事は、新しいタックル一式での感触を確かめて頂く良い機会となりました。
試合の方も例年になく混戦。合間に見るスコアにドキドキハラハラする展開。ウェインショーも最後まで見応えある感動のステージ。今年も刺激を頂ける良い1日となりました。
ガイド釣行で亀山湖へ!釣り人にとってラッキーな出来事が発生!
そして久しぶりのガイドで亀山湖。この日ラッキーなことにニジマスの放流が行われました。流石に放流して直ぐには釣れないだろうという算段で、朝イチは普通に晩秋の釣り。ハードボトムでのハイカットDR。
投げて届くところを一通りやった後、少し深めの3m以深をドラッキング。PEセッティングなのでしっかりとボトムまで入り込みナイスサイズをキャッチ。
その後は魚が溜まりやすい地形をHPシャッドテール2.5のダウンショットでしっかり時間を掛けて探っていき3本。
状況を考えるとこの時点で十分な釣果です。「ちょっと放流の具合を見てみましょうか?」と提案。着いてみると、放流直後でニジマスがどっさり。あちこちで跳ねていたり、巨大な群れになっていたり。
ただ何となく、ニジマスが広がっている範囲が広いように感じたので、「夕方ならあるかもしれませんね!」と言いつつ、軽く予行練習。万が一にと、お客様が自前で用意されていたカレンをフルキャストしていただきます。
暫くすると「来ました!」と。流石に来るとは思って無かったので「何が来ましたか?」と返答(笑) 振り返るとお客様のロッドがぶち曲がりでした。50センチはありませんでしたが、体高あるナイスコンディションなバス。
その後はさっぱりでしたが、お客様も僕も記憶に残る1尾となりました。
その後はポツリポツリと単発ですが大きいサイズも釣れている状況です。傾向としては直後に降った大雨で濁りが強くなり、ニジマスの追いが少し悪くなっているような感じがします。湖全域に行き渡るにはもう少し時間が掛かりそうですし、バスにもう少しニジマスの存在が認知されてくればもう少し釣れてくると思われます。
ニジマスのサイズは今年は小ぶりが多く、15センチ前後が多いように感じます。引き続きカレンなどのビッグベイトはもちろんですが、大型のジャークベイト、ヴァルナやルドラなどでもチャンスがあるかもしれません。
喰うときは一発で喰うので、1投1投しっかり投げ込む事が大切です。折角反応するタイミングでもあまりにもショートキャストになったり、ルアーがエビになってしまったりすると、バイトさせられずにバスを引っ張ってきてしまう事になります。
つまりは横に引くルアーの特性上、ロングキャストさせる事やしっかり泳がせる事が何よりも大切な事です。まだまだ始まったばかり。是非記憶に残るビッグバスを仕留めに行ってみて下さい!
それではまた次回!
※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。