
今回の週刊ササカツ無双は、霞ヶ浦水系釣行数回と三島湖釣行。一気に季節が進行し、まさに春本番。釣果もかなり上向きになってきています!
●写真/文:佐々木勝也
春本番で釣果も上々な霞ヶ浦水系!
皆さんこんにちは。 佐々木 勝也です!
今回は恒例の三島湖へのレンタルボート1回と、カスミでの日課の釣行です。
まずはカスミ! 今週は1週間通して暖かく、季節がグッと進行した1週間でした。むしろ暖かすぎ!?なくらいでしたよね。エビも動き出したような感じだったので、そろそろカスミでもプロトワームのクアッドフォーゼで釣れちゃうかな?と、思い朝一から流入河川へ行くと、 数投でキャッチ!
40くらいでしたが、よく引いてくれて元気な1匹でした!
房総リザーバーで多用しているショートリーダーダウンショットではなく、リーダー15〜20センチほどの通常のダウンショットでキャッチ。カスミでもみっちりとテストを重ねているので、カスミでも威力抜群なことは言うまでもありません。
その後は北浦へと移動!
こんなに暖かい訳ですから、そろそろアシの根っこにオスが着き始めるタイミングだなということで、NEWネコストレート5インチの1.8gカバーネコリグをセレクト。 アシの根っこ、かつシェードができているところ を狙っていくと、35センチクラスをキャッチ。
この時期のカスミのネコリグは鉄板!
今も昔も理屈抜きでストレートワームの威力を感じる時期です。ネコスト5インチのカバーネコでは45くらいのをバラシたり、掛けようがないバイトが多かったりでしたが、もうそんな時期か・・・と季節の進行の早さに驚きました。
また、別日のカスミはルアーテスト! 既にリリースされているふく魚のダウンサイジング版のテストで訪れました。僕の監修アイテムではないのですが、アクションチェックや浮力等の調整はテストを行なっていたアイテムです。
こちらも北浦で開始数等でキャッチ。 風の当たる護岸際を水中ドッグウォークで攻めてキャッチでした。
ロッドに関してはBLX SC C69M+-STを使用しているのですが、ちびふく魚はバーサタイルロッドで扱えるサイズ感な点もGoodで、M+もしくはMクラスのパワーランクのロッドで扱うのにちょうど良いと感じています。動かすのも簡単なので、タックルを選ばず誰でも楽しめるルアーだと思います。発売はまだもうちょい先だそうですが、楽しみなルアーのひとつですね!
アカガエル大合唱の三島湖釣行!
そして金曜日は三島湖レンタルボート釣行!
スケジュール的に房総リザーバーには行けないかな?と思っていたのですが、なんとか行く時間が確保できました。 朝から気温の高い雨が降り、アカガエルが大合唱! これはめちゃくちゃ状況が良いのでは?と僕以外のほぼ満艇だったともゑボートのお客さんも感じていたはず・・・この時までは・・・(笑)。
この日は絶対50UPを釣りたいと考えていたので、一匹釣るまではストラトフォートレス68の1本勝負でいこうと思っていました。この時期状況が良ければスイムベイト系の釣りで要所要所を攻めていけば魚の反応は得られるはず・・・と思いながら川筋の要所を攻めていきますがバイトがないどころかチェイスもない。
魚探の水温を見ると水温が低いところで15度台後半、高いところでは17度近くもあり、ひょっとしたら極端に暖かい日が続いたせいで、急に水温が上がり若干スポーンモードっぽくなっているのか?という結論に至りました。とは言え、デカイバスでフィーディングを意識しているバスがゼロということはないだろうと思い、ヴァラップスイマー5.5インチを投げ続けていると、レイダウンに絡めながら巻いている間に下からバスが出てきてバイト!
極太の51.5センチ! 春らしいプリスポーンのバスで良い魚でした。
その後、雨が止むとバスがわらわら浮いてくる! なかにはロクマルあるんじゃ?ってバスも居たりして、気合で反応させましたが口元すんでで見切られたりでキャッチには至りませんでした。三島も夢のあるサイズがいるなあと嬉しい気持ちにはなりましたが(笑) 。
結局浮いている良いサイズの魚はみんな一様にぼーっとしていたり、全然食わせられず30〜35センチクラスをクアッドフォーゼをハーフカット+サイドテールをカットした通称「シュリンプモード」のネイルリグで6本ほど釣って終了でした。
下船後ともゑボートさんで他の皆さんと話していてもサイズに恵まれなかった方がほとんどで、そういう日だったんだなと感じました。レンタルボートの楽しいところのひとつは、その当日その場に居たアングラーが同じ時間、同じ状況で釣りをしているので、どんな状況だったとか、こんな釣りで釣れたなど情報を交換することで非常に勉強になることが魅力のひとつですよね。
自分が良く釣れた日であろうが、良くなかった日であってもいろいろと話をすることで、勉強になるという点ではそれは同じだと思います。もちろん大好きなオカッパリはオカッパリで魅力があるのはもちろんのことですが、ボートとオカッパリで異なる魅力がある点もバス釣りの面白い点のひとつじゃないかなと思います。
ちなみにこの日は同じダイワのミヤシも偶然訪れていて、ミヤシはクランポでキャッチしていましたよ!
クランポは絶賛発売中なので、皆さんも使ってみてください!
佐々木勝也(ささき・かつや)
茨城県・霞ヶ浦水系で圧倒的な釣果を上げ続けているスーパーロコアングラー。全国のフィールドにも積極的に足を運んで武者修行を怠らない。最近は房総リザーバーでのレンタルボート釣行にも力を入れている。