春の冷え込みはネコリグで決まり!ブレーバーⅡの意外な使い方が効いている?難攻不落のフィールドでも数釣り可能なパワー!

鈴木翔は今年に入って5回目の亀山釣行、過去4回はボウズだったもの、今回ついにバスをキャッチ! ヒットルアーはブレーバーⅡ。難攻不落のフィールドでも、ネコリグが効果を発揮!

●写真/文:鈴木翔

何度目の正直?ようやく初・亀山バスをキャッチ!

こんにちは、鈴木翔です!

3月29日は亀山ダムへ。亀山ダムへは今年に入って5度目ですが、過去4回は全てデコ…。デカバスのイメージが強い亀山ダム×冬〜早春という季節感も相まって、これまではビッグフィッシュ狙いに振り切った釣りをしていました。

季節も早春から春へと完全に移り変わった今回は、ライトリグ系も用意。スポーニングエリアになるであろう大規模なワンドかつ、北風が吹いても最奥まで吹き抜けることのない”押切沢エリア”からスタートしました。

スピナーベイトとスイムベイトで流し、反応がないので、復路はブレーバーⅡ(1.5gスナッグレスネコリグ)で目ぼしい変化を探っていくと呆気なくヒット! 釣行5回目にして釣った初・亀山ダムは、サイズ以上に嬉しい1尾でした(笑)。

岸際ではなく、チャンネルが絡む水深3m前後の沈み物でのバイトだったことから、同条件のスポットを探ると連発! その後、別エリアでも同様のスポットであれば、バイトはコンスタントに取れました。乗らないバイトも多かったので、ほとんどは小バスかな?

巻き物ではスピナーベイト(ビーブルDW3/8oz)にて1本釣れたのみで、良い感触は得られなかったのですが、のむらボートさんに戻ると「ヴァラップスイマー5.5inで47cm頭に3本、全部で7、8バイトありました!」という話も。

サイズ狙いのスイムベイト、数狙いのネコリグといった1日だったようです。ちなみに、今回ネコリグで釣ったブレーバーⅡのカラーは新色「生ミミズ」。BUミミズより明るい色合いながら、ややスモークがかったミミズカラーです。パープルクリスタルラメが、水中で生々しく目立ってもくれるので、房総リザーバーの水色にもマッチしていました!

いろいろな釣り方で小~特大まで幅広いサイズを狙える亀山ダム、懐の広いフィールドだと思います。今年から参戦予定のH-1グランプリ初戦のフィールドでもあるので、引き続き通うつもりです。霞ヶ浦担当なのに、申し訳ございません!

管釣りのフィッシングパル佐野でファンフィッシング!

亀山ダムの翌日は、そのH-1グランプリで使うために購入したロッドを取りに、栃木県の佐野へ。ついでなので、使用感を試すべく「フィッシングパル佐野」へ寄り道。

スポーニング直前なのか、表層付近に浮いているバスが多かったのでライトリグ優勢な状況でしたが、ベイビーブルは好反応!

同行者は、初心者ながらギミー2.4inのノーシンカーリグでよく釣っていました。足場も良いので、女性やお子様にもオススメです!

同日、霞ヶ浦で開催されていたW.B.S初戦では、ゲスト参戦していたBottomupフィールドレポーター”マーボー”こと山口将司さんが準優勝!

ボーターと合わせて4本のうち2本をブレーバーⅡ(スナッグレスネコリグ)で釣ったとのことで、ツルノゲイトウが絡むカバーには3.5g、石積みに1.5gを使い分けたようです。

細かいところですが、ツルノゲイトウの隙間に入りやすいようにバレット形状のネイルシンカーを使っているのがマーボーさんらしい…。ネコリグが強い時期になってきましたね!

アングラープロフィール

鈴木翔(すずき・しょう)

2000(平成12年)11月19日生まれ、24歳。香川県出身、茨城県在住。高度な釣りのスキルとルアーに対する確かな選球眼を持ち、その実力は川村光大郎さんも認めるところ。ボトムアップスタッフ、バリバスフィールドテスター。

※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。