
テンフィートアンダー(10FTU)のテスターとして活躍する中山太喜さんのフィールドレポート。今回は10FTUのハードベイトについて語ってくれました。
●文/写真:中山太喜
今年はハードベイトが熱い!
さて、今年に入ってからですが、個人的に大江川ではハードベイトでの釣りを集中的に行なっていました。というのも、近年、10FTUではハードベイトに着手しはじめたからです。
ジョイントベイトの“イェーガー”をはじめ、ジャークベイトの“バッシュ128F”や、最近発売となったバスベイト“デカバズ”など、魅力的なハードベイトがリリースされています。今後はポッパーなども展開していく予定で、楽しみです!
10FTUのショップイベントなどで実際に目にすることができるプロトルアー達。ポッパーやクランクベイト、フォービーのサイズ違い、チビイェーガー、そしてストルクロー・ダディなども控えております!
ということで、まずは、今年の春に発売となった10FTU初のジャークベイト“バッシュ128F”を使った、大江川攻略について書かせていただきたいと思います!
各社メーカーさんから色々と出ているジャークベイトではありますが、その中でも10FTUのジャークベイトは「ジャークアクション」のみに偏らない、様々なアクションを生み出すことが可能なのが強みです。
僕のホームフィールド大江川や大江水系、また、近くにある五三川や五三水系は、フィールドの規模的には大きくはないのですが、それなりに釣れるスポットがあります。また、水質はマッディ寄りなエリアがほとんど。なので、ジャーク以外にトゥイッチでの首振りアクションやただ巻きにもしっかりと対応し、その巻き感が伝わる程、水を動かしてくれるバッシュ128Fは、これらのフィールドにマッチしているといえます。
大江川のバスに限ったことではないのですが、濁った水質のときはバスはカバーに付きやすい傾向にあります。変わりやすい春の天気…突発的な降雨など、濁りはじめたと思ったら、そういったカバー周りを移動距離を抑えたトゥイッチアクションで狙うのが効果的です。
また小規模フィールドに限らず、リザーバーやビッグフィールドにおける広範囲の釣りに関しても、バッシュはキャスタビリティにも優れているので、ロングキャストはもちろん、風が吹いてミノータイプだと投げづらいような状況下でも遠くまで投げ切ることができます!
初回はこの4色です。上から、イヨケンシャッド、アユ、ホロラベンダー、ホロクラウン。ちなみに今年の春は、バッシュ128Fのポテンシャルを確かめるために投げまくりました!
今年の大江川は冬の減水が続き厳しい状況でしたが、数日まとまって雨が降ったときなどは水位が上がって安定するのでチャンスです。その週からやっぱり反応が良くなってきた感じでした。
春の大江川のポイントでいうと、
毎年僕が春に必ず入る「札野ワンド」とその前後周辺のストレッチです。
ココは、ボトムにフィルターユニット(ゴロタ石をネットで束ねた袋状のモノ)が入っており、スポーニングに絡むと思われるため、完全に春場所となります。冬の減水は毎年のことなのですが、そこからの降雨による水位の回復という流れができると、そのバンク際にもバスが寄りやすくなるというイメージですね。
選んだ春場所で意識したのはアクションです。バッシュは様々なアクションを演出できるので、どの動きが良いのかは、その日ごとにやっていく中で反応を見てみる感じです。その中でも意識したのは「風の有無」と「ストラクチャーの点か面か」のどちらを釣るかです。
「風がある」ときは「ストラクチャーの面」を“巻き”で流す。
「風がない」ときは「ストラクチャーの点」を“トゥイッチ”で誘う。
というのが大まかな使い分けの基準です。
ボトムのフィルターユニットは「面のストラクチャー」と捉え、杭や護岸の変化は「点のストラクチャー」と考えます。
「面のストラクチャー」では、攻めるべきスポットが広いため、効率的な意味も兼ねて巻いて反応をみます。基本はタダ巻きなのですが、リアクション的バイトが多いため、若干の食いミスもありますが、クランクベイトとはまた違った、ミノーイングの面白い釣りができます。
「点のストラクチャー」では、ルアーの移動距離を抑えたトゥイッチ&ステイでバスに見せて誘います。その場合、移動距離をあまり出したくないので、ジャーキングよりはトゥイッチで。また、トゥイッチもリーリングをしながらの軽いトゥイッチがフラッシング効果をより引き出すことができるのでオススメです。
カラーは水質によって変えましたが、この春メインに使ったのは“ホロラベンダー”です!
初回4色の中でも、イヨケンシャッド、アユ、ホロラベンダーの3カラーは、大江川の水質がクリアアップしていくタイミングで、ナチュラル系として出番が多かったですね。
逆に、濁った水質のときはホロクラウンの登場、といった感じの使い分けでした。
バッシュ128Fでの一発! カラーはホロラベンダーでした。ホロラベンダーとホロクラウンはフラッシング効果もあるので、使用時はそこもひとつの要素として考えて使っていただければと思います。
もうひとつ、この春発売となったイェーガーの新色「Mad Real BASS」についてです!
リアルバスカラー、これは最高な色見ですね! 目が少し赤っぽいところなど、こだわりの詰まったカラーになります。
春に威嚇的になるバスに非常に効果的で、僕も良いサイズを大江川でキャッチすることができています。
大江川でイェーガーを使う場合は、水中ドッグウォークアクションが基本です。チョンチョンと移動距離を抑えながら首振りをさせて、ストラクチャー周りや護岸際をトレースしていきます。
このバスは、札野ワンドから下流に下った新深浜橋ワンドでの釣果になります。早春の低水温期ではウエイトシールを貼って浮力調整をしていたのですが、春本番になってからはノーマル仕様でOKです。むしろ、浮き上がりでのライザーバイトが多くなってきていますね。
今後もかなり期待できる10FTUのニューアイテム。他のプロトタイプルアーは、発売はまだ先なのですがテスト等で使うのが今から楽しみです!
僕が掲げているロッドは、今伊豫部さんがテスト中のプロトタイプ、ブラストバーンシリーズの第三弾「ヘイター」。これは巻いたりジャークしたり…主にハードベイトを使用するときに活躍するロッドです。乞うご期待!
大江川もこれからサマーパターンに入ってきます。数あるアイテムでバスフィッシングを楽しみたいと思いますので今年も期待していてください! ではまた!
【タックル】
バッシュ128F/イェーガー(10FTU)
●ロッド:ブラストバーン“ヘイター”プロトモデル(10FTU)
●リール:バンタム(シマノ)
●ライン:FCスナイパー16ポンド(サンライン)
中山太喜(なかやま・たいき)
テンフィートアンダーのフィールドスタッフ。大江川でフィッシングガイド業を営む注目の若手筆頭。フィールドで得た確かな経験値と鋭い直感でバスを釣り上げていく。
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