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これはガチで革命。アジングのゲームチェンジャーになりえるヤバいラインが発売される!

発売されてから話題沸騰中のアジング用ライン知っていますか? ZinBayから発売されている新機軸『エステランザ』と『アルテランザ』がすごい。これはアジングなどライトゲームが変わる性能。ちょっと詳しく解説しますよ。

●文:ルアマガプラス編集部(深谷真)

ライトゲームの達人『りんたこ』こと岩崎林太郎さんが監修した、とんでもねぇ高性能『エステルライン』と新素材ライン

え?よく作りましたね。というのが、このエステランザ(超性能エステル)とアルテランザ(新素材ライン)という2種類の新機軸ライン。じっくり何がすごいかは両方とも解説するけど、まどろっこしいのは嫌いだという人のために…

超高性能エステル。黒白のシックなデザインのパッケージ。現在はネット販売がメイン。 [写真タップで拡大]

アルテランザは、新素材PBT系リーダー。 [写真タップで拡大]

エステランザ』は超性能エステル! まず、従来エステルとは比べもんならんぐらい感度が鬼! 伸率PE並!! ついでに強度強い!まさに究極エステルぅ!

アルテテランザ』は新素材系! 比重がエステルに近い1.42!強度・耐摩耗性がフロロより上!エステルと比重が近いから比重差による感度ロスがない!(わかる人にはわかる凄さ)。しかも、フロロより屈折率低くて魚から見にくい! あと、マジックかと思える『復元力』、まさにリーダーの超革命!

ということ。え?マジで!?と思ったあなたはライン通。よくわからんけど、すごいんかな?と思ったアナタもそれでいい。はい、すごいラインでちゃったんですよ。いや、ほんとね、記者も忖度なく書くけど、現状、世界最高峰ラインです。ハイ。なので、使ってみてください。

デメリット? ちょっと高いけど、めっちゃ耐久性も高い仕様なので結果、コスパはいいと思います。

ここから先は超解説!!比重と伸び率について復習!

因みに記事ではわかりやすく書くけど、りんたこさんの解説動画がわかりやすいので動画がいいって人はそっちをみてもらったほうが早い。とりあえず、この機会にラインの特性についてみなさんとおさらい。

ラインの比重ってなんだ?

比重とは何か

これを理解しておくと、なぜこのエステランザ、アルテランザがすごいラインなのか理解しやすい。

比重というのは、シンプルに言うと「水と比べて、どのくらいの重さを持っているか」という指標です。水を基準値の「真水1.0」に設定して、そこからの相対的な重さを数値で表したもの。

比重が1.0より大きい素材は水よりも重いので沈みます。比重が1.0より小さい素材は水より軽いので浮きます。これだけです。ちなみに『標準的な海水は約1.025』

ラインと水の関係

たとえばナイロンラインの比重は大体1.10から1.15程度。つまり、水と比べて10~15%重い。だから、キャストして放置していくと沈んでいく。

フロロカーボンはもっと重くて、比重は1.78前後。ナイロンの1.5倍以上重い素材です。だからフロロは引っ張らなくても自然と沈む。

エステルラインの比重は約1.38。ナイロンより重く、フロロより軽い中間の位置。そのため、適度に沈みながらも、フロロほど急速には沈まない特性を持つ。

対してPEは軽くて、比重が0.97前後。水とほぼ変わらない重さなので、実は浮く素材です。だから、PEを使うときにどうやって沈めるかが大事になってくる。

実際の釣りでの意味

つまり、素材の比重という数字は、そのラインがどんなアクションをするのか、どんなリトリーブで狙った層を探るのか、そういった基本的な使い方を決めてしまう。比重を知ることは、ラインの性質を知ることそのものなんです。適材適所ともいえます。ざっくり下に図をつくってみました。PEとエステルはフロロカーボンリーダーを接続することが多いので図ではメインライン+リーダーの比重差もわかってもらうために描いております(あとでこの比重差も重要になってくるので要注目)

ラインの伸び率について

ラインには「伸び」があります。引っ張ったときに、どのくらい伸びるのか。この伸び率という数字は、実釣で意外と大事です。

図はイメージ。伸度25%とは、1mのラインが破断時に最大25cm伸びることを示す数値だ。ただし、これは破断直前まで負荷を掛けた際の値であり、実際の釣りで常に25cm伸びるわけではない。実釣性能を左右するのは、破断時の伸び率そのものよりも、「どの程度の荷重でどれだけ伸びるか」という伸び方の特性である。


例えば、フロロカーボンは一般にナイロンより伸びが少ないといわれるが、まったく伸びないわけではない。ある程度の負荷まではショックを吸収しつつ、感度とのバランスを取っている。一方、エステルラインは初期伸度が非常に小さく、わずかな荷重変化も伝えやすい反面、ショック吸収能力は低い。そのためアジングなどでは高感度が武器になるが、急激な負荷には注意が必要となる。


このように、単純な伸度の数値だけではラインの性格は判断できない。同じ伸度でも、どの荷重域で伸びるのかによって、感度やフッキング性能、バラシやすさは大きく変わってくる。


極端な例を挙げれば、エステルは「バネというより針金」に近く、ナイロンは「ゴム」に近い。フロロはその中間的な性格を持つ。重要なのは最終的に何%伸びるかではなく、魚が掛かった瞬間やアワセを入れた瞬間にどれだけ伸びるかなのである。

ナイロンの伸び率

ナイロンラインは、大体25~35%程度の伸び率を持っています。つまり、1メートルのナイロンラインを引っ張ると、25~35センチ伸びるということ。かなり伸びる素材です。

この伸びがあるから、ナイロンはショックアブソーバーみたいに機能する。大物が掛かったときに、ラインの伸びがクッションになって、ロッドもラインも急激な負荷を和らげる。だから、タフなフィールドでも扱いやすい。魚がエラ洗いをするときも、この伸びが針を伸ばされるのを防いでくれる。なんて一般的には言われています(真偽はともかく)。

一方で、伸びているあいだは、ロッドからの力がダイレクトに魚に伝わっていない。だからアワセの感度は落ちる。フッキングパワーも減衰する。という特徴があります。距離に比例しますが、感度に関しては20mから30m内であれば、フロロラインと比べて感度が低いということは個人的にはないとは思っています。

フロロカーボンの伸び率

フロロは、ナイロンより若干低めで、20~30%程度の伸び率です。数字だけ見るとナイロンとそこまで変わらないように見えますが、ここが大事なポイント。

フロロは初期伸度(軽い荷重がかかったときの最初の伸び)がナイロンより小さい。だから、小さなバイトや軽いテンションがかかったときは、ナイロンほど伸びない。その分、アタリの感度が良く、アワセのレスポンスが上がる。

つまり、同じ30%の伸び率でも、ナイロンとフロロではラインの「感じ方」が違う。通常の使用範囲では、フロロの伸びはナイロンほど実感しない。これが、釣り人がフロロを「伸びが少ない」と評価する理由です。

PEの伸び率

PEはナイロンやフロロとは比較にならないくらい伸びない。ほぼ伸びていないも同然です。数字で言うと5%前後の伸び率。ただし、りんたこさんも動画で解説していますが、PEは撚り糸構造。4本、8本みたいな感じなので、ナイロンやフロロに比べると圧倒的に伸び率は低いですが数値上の5%ほどではないと言えます(多少伸びるということ)。

どちらにせよ伸び率は低いので、ロッドの動きがダイレクトに魚に伝わる。感度が良い。アワセも効く。でも、その代わり、撚り糸構造でその一本、一本はその太さの強度なので、根ズレなどに弱いという特徴があります。だからPEを使うときはショック吸収用にリーダーを結束する必要があります。

エステルラインの伸び率

エステルは伸びが少ない。高品質なエステルラインの伸び率は約21%です。PEより高いですが、フロロやナイロンより低い中間的な位置。

だから、軽量ジグヘッドのような小さな動きもダイレクトに感知できる。細い番手でも操作性が良く、アタリの感度は非常に高い。でいながら、PEほどショック吸収性に欠けるわけではない。

ここで重要なポイント。エステルの指定強度は、他のラインと同様にちゃんと出ています。ただ、伸び率が低い分、強度限界に達すると、ナイロンやフロロのように「だんだん伸びながら切れていく」のではなく、「ほぼ伸びずに突然切れる」ように感じる。だからエステルを「弱い」と感じる人も少なくない。でも実際のからくりは、素材の強度ではなく、伸び率の低さが招く「感覚的な錯覚」に近い。実際のところ、指定強度までは他のラインと変わりなく耐えるはずです。

その代わり、このような特性があるため、ドラグの調整をきちんと行うという使い方が大事になります。

さて、りんたこ氏監修の『エステランザ』と『アルテランザ』はどういったラインなのか

まず、メインラインとなる超高性能エステル『エステランザ』。エステルという素材は変わりませんから比重は1.38。ここは他のエステルラインと変わりません。し・か・し、伸び率(伸度)が違う。通常25%前後の商品が多いなか、なんと

その伸び率11%!!!(国際基準であるISO 2062 CREでテストした結果) 

これどんだけすごいかというと、さきほど座学的にPEの伸び率について解説しましたよね。単体で5%前後。ただし、これはモノフィラ扱いだとしての強度なので、撚り糸になった場合はすこし伸びる。そのデータはちょっと見当たらないのですが10%は切るくらいだとは思います。

そうなってくると、このエステランザの伸び率12%というのは驚異的。りんたこさんは、例えとして使っているロッドの性能が1ランク上がる感覚と表現していましたが、まさにそれぐらいの…いや、それ以上の差があると思います。なぜって、釣りのタックルはロッドよりもラインが大事ですからね(ダイレクトに性能が出る)。

プラスアルファですが、通常のエステルにくらべて強度が高いという特徴があるのもこの超性能エステルの特徴。ちなみに普通のエステルより径あたりの強度が高いのもこの超エステル『エステランザ』の特徴。ここも覚えておいて欲しい。で、ここから、続けざまに『アルテランザ』の解説をするぞ!

新時代リーダー『アルテランザ』は釣りを変えるかも!!

さて、超性能エステルライン『エステランザ』に繋ぐリーダーなんですが、基本的にリーダーといえばフロロカーボンラインが多いですよね。でも、これ、ひとつ問題があります。ここで出てくるのが先の表にあげたラインの『比重』なんですよね。エステルラインの比重は素材特性により1.38です。フロロカーボンは1.78前後。つまり繋いだ先のフロロカーボンはちょっと重たいのでここに感度ロスが生まれます。

強度も同じ径で考えると高いので、使用する号数をすこし落とせるのもメリット(細くできる)

その感度ロスを解消する方法はひとつ。エステルラインの比重にリーダーも近づけることですよね。そうすると綺麗にライン角度は直線になる。しかし、そんな都合のいい素材あるわけないよなぁ…..

奥さん、それがあるんですよ! りんたこさん、その新素材を『ポリブチレンテレフタレート』と呼称しておりますが、ややこしいのでPBTと略してしまいます。このPBT!従来は1.3の比重の素材なのですが、特殊な強化を施し、なんと比重は1.42。エステルラインよりちょっと重たいくらいの比重でほぼ一緒。つまり、比重差によるフッキングロスがここで解消されているっ!(感度にも貢献)。

な・お・か・つ! このPBT素材のラインの耐摩耗性えぐい! 伸び率もフロロ系に比べて低い! そして!!フロロカーボンより、水中での屈折率が低いっ! つまり、魚から超みにくいっっ!!!!

これが次世代ラインと言われている所以! エステランザはエステルラインの超高性能ラインですが、アルテランザは文字通りの新しいラインなわけです。

『エステランザ』はいままでにない高性能エステルラインということがわかりました。『アルテランザ』もいままでにない素材と特性を持つラインだと言うことがわかりました。な・の・で、ちょっとやっぱり価格はお高い。だがしかし、聞いてください。

どちらも耐久性が高いので持ちがいい!結果的には性能を含めてコスパ最強なんですよ。どちらも海水用を一応、謳っているのですが、海水で使う事による劣化を抑えるギミックが加えられていたり、アルテランザに至っては動画内で解説していますが、ほぼキンクしてるんじゃないかというグチャグチャ状態でも、一度ぎゅっと伸ばすと、ほぼ劣化なしで形状を復元して性能をとりもどす『超復元力』。これがおもしろいんすよね。記者も実際に使ってみてビビりました。

と、語りたいことはたくさんあるのですが、革命的ラインだということはわかっていただけたかと。

因みにさっき、強度も一般的なラインよりもエステランザもアルテランザも上なのですが(実際の強度数値は動画で確認ください)、そこに目をつけたりんたこさん、超エンスー向けに0.075号という極細のエステランザも開発していたりします。これも異次元ラインなので、気になる人はぜひ!

ルアマガではこれからもこのりんたこさんのライン、おいかけていきますよ!

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