
自分で作ったルアーしか使えない超ハード?なルールの大会『自作杯』が今年も開催されましたので行ってきました!昨年はプラ番長な釣果でしたが今年は果たして…⁉ 記事の後半ではエントリーフィールアーも紹介してますよ!
●文:ルアマガプラス編集部
自作杯ってこんな大会!
ルアマガの福ピンクことフクシゲです。
昨年に続き、自作杯に参加してきました。
自作杯とはその名の通り、自分が作ったルアーだけが使えるローカル大会。
毎年6月に新利根川の水神屋ボートさんで行われていて、今年で6回目の開催となります。
前回は気合を入れて記事を書いたため公開が遅くなってしまったのですが、今回はとある目的で記事を書いているのでフクシゲの奮闘ぶりは省略します(釣れなかったからじゃないからな!!)
そんなわけで、当日の朝からスタート。
5時からの受付に先立って、会場となる水神屋ボートさんでは早々にボートセッティングに勤しむ選手の姿がみられます。中には前日からプラクティスや準備を行い、前夜祭を楽しんだ人もいたとか…!
時間になると、選手の皆様が続々と受付にやってきます。
自作杯の最大の特徴は、この受付の時点ではじまります。
まず、エントリーフィー。
多くの大会ではお金を払うことが多いと思うのですが、なんと自作杯では「自分で作ったルアー」がエントリーフィーとなるんです。
そのため、受付にて自作ルアーをまずは提出します。
そして使えるものが「自作ルアーのみ」なので、それだけが入ったタックルボックスも受け付けの際にチェックしてもらいます。
フクシゲの例。左端のミノーがエントリーフィー。ほかは自作の使用予定ルアーたち。大会中はこの中の物だけを使います。
また、エントリーフィーのほかにも個人協賛をされる方が多く、机の上に並べられた賞品は時間経過と共にものすごい数に…!
ちなみに今年はゲストアングラーとして、川島勉さんが参戦!
エントリーフィーとして、ワンオフのジタバグ系プラグを協賛してくれました。参加するだけでコレがゲットできるかもしれない…!激アツです!!
なお、今回は様々なルアーパーツを手掛ける「日本の部品屋」さんも協賛しており、全員にロウ付けスナップが配られていました。これもすごい…!
さあ6時の試合開始に先駆けて開会式が行われます。
今年の参加者は過去最多タイの36名とのこと。
去年参加したときにも思いましたが、これだけの人数が集まって試合をする上で、全員が全員ルアーを作ってるって中々すごくないですか?
試合開始!前日のゲリラ豪雨が悪さをした…⁉
試合スタート!6時スタートの12時帰着なので決して長くはない戦いですが、皆さん燃えています。
自分は友人とタンデムで出船!
昨年いい思いをした新利根川の下流エリア・洲の野原をグルグルと回ります。
実は2週間ほど前にも新利根川で大会に出ておりまして、その際には洲の野原でキャットがよく遊んでくれたのですが、この日はその反応すら皆無。
時折小魚が水面に波紋を立てるぐらいで、いたって平和です。
そのまま何も事件が起きないまま時間は過ぎていき、11時ごろにキャットを2本キャッチ。
見えバスの姿も確認できるようになったりと、状況が良くなってきた…⁉
といったところで試合は終了。
今回もいいとこなしで終わってしまいました。
前日のゲリラ豪雨で水温が下がってしまい、日が高くなってからが本番だったのかな…と言い聞かせつつ、帰着申請。
水神屋ボートさんで帰着を伝え、ここで参加賞のルアー、つまり皆さんがエントリーフィーとして提出した自作ルアーをシャッフルして受け取ります。
フクシゲは今回、ケイジュさんのフラットサイドクランクをゲット!
ボディ側面のラメが綺麗なのと、サイズ感がたまりません。顔と背中やお腹のラインが丸っこくて可愛いですね。
全体的な配色のセンスも良すぎます…。
また昨年同様、イヨシコーラの協賛もあって、試合後のノドを潤してくれました。
一息ついたところで、結果発表に行きましょう。
案の定、この日は難しかったらしく、ウエイインは4名。
4位はStumpmasterさん。
ボート屋から上流方向に一本目の赤い橋近くにある水門跡のようなストラクチャー近くに小型フラットサイドクランク「ネバーマインド」をキャスト。からのポーズ中に26cmがヒット!その後も似たシチュエーションを回ってはみたものの、2本目キャッチは叶わなかったとのこと。
続いて3位になったのは28cmのバスを釣った赤池太郎さん。
洲の野原は野田奈川の水門近くの足回りにて45mmのシャッドをジャークさせていた際に釣れたという。前日に岸釣りで似たようなシチュエーションで釣れていたらしく、それをヒントにたどり着いた1本とのこと。確かにジャークしている姿を水門近くでお見かけしてました…!
2位の京山侑澄さんは赤池さんと僅差の29cmをキャッチ!
使用したのは40mmクラスのクランクベイト。シェイキー中心に投げていたが釣れず、ただ巻きを試したところいきなりヒット!エリアはセブンイレブン近くの水を吸い込んでいる機場裏の倒木が入っているエリアのシャロー側だったという。
そして栄えある1位は…
GAMBLER96-07さん!!
110mmクラスのスピンテールミノーを使って35cmをキャッチ!
野田奈川の水門の対岸のアシ際のうち、単管パイプの構造物があるあたりの張り出しにて連続ショートジャークで食ってきたとのこと。
見た目には水門が泡立っていて厳しそうなエリアでしたが、そこをやりきっての釣果だったそうです。
こんなに厳しい状況下でも、しっかり釣ってくる皆様さすがです!!
このあとは定番のじゃんけん大会(Tさんが強すぎてサクサク進む)が行われて終了。
楽しい時間はあっという間でした。
それは皆さん感じているようで、大会が終わってもなかなか帰らず、ビルダー同士の会話に花が咲いていました。
フクシゲもいつかあの輪に加われるように頑張りたいと思います。
来年こそは入賞を目指す…!!
ちなみに近日、スピンオフ?版自作杯『裏自作杯』も行われるとか!こちらも要チェックですよ!
川島さんにもお話を聞いてみました
今回のスペシャルゲスト、川島勉さんにもちょっとお話を聞いてみました。
川島勉
かつては亀山湖を中心に活躍する名うてのトーナメンターとしても知られていたが、近年は主宰するルアーメーカー「BETOBETO」にて魅力的なルアーを数多く展開するプロアングラー。魅力的なフィッシングスタイルと合わせて多くのファンを持つ。自作杯開催前に公開されたルアー作りに関するnoteも要チェック!
――自作杯の存在はいつ知られたんでしょうか?
川島「昨年の自作杯でバサーさんの取材できていたライターの大場(未知)さんにお話を聞いたのがきっかけでした。その後別の機会に主催のTさんと話す機会があって、それで今回呼んでいただきました。今日は釣りをするよりも、面白い発想を持っている人たちにたくさん会えるというのを楽しみにお邪魔させてもらいました」
――実際に大会の様子を見てみていかがでしょうか?
川島「なんかいいですよね。殺気がないというか、居心地がいい(笑)。今仕事が立て込んでいてすぐ帰らなくちゃいけないので、皆さんとじっくりお話をできないのが本当に惜しい…」
――ルアーにも興味がある?
川島「見たいですね。突拍子のないものだったり、カラーも独特な人とかがいるみたいだし。樹脂製ルアーでは出せないハンドメイドルアーならではの完成度があると思うんです。自分なんかはハンドメイドルアーといっても、作っている途中でとにかく使いたくなっちゃう(笑)。だから表面処理が甘かったり塗装が途中だったりてのも多くて、あそこまできれいなものを作れないんです。販売されている方もいるんですよね」
――作っている個数や頻度の違いはあると思いますが、3~4割の方はやっているかと。
川島「俺は今、たまたまルアーを製造して販売する仕事が本業なわけだけど、きっとここにいる人たちの中にも、本気でルアーメーカーをやったり、その機会があればとんでもないものを作ってくる人たちがいると思うんですよ。そういう意味では、ライバルだらけだなとも思います(笑)」
――そういった資質を皆が持っていると
川島「全員のルアーを見られていないけど、みんな自分の色がちゃんとあるんですよね。それがいい。でもそもそも自分で作ったルアーで魚を釣って、それで大会にも出る。こんなに楽しいことはないですよね。自分もそうだったから分けるけど最高の喜びじゃないかな。それで同じ志を持つみんなが揃ってる。すごくいいよね」
――ライバルだけど敵じゃない、みたいな雰囲気がいいですよね。川島さんありがとうございました!ちなみに今日の釣果は?
川島「ダメだった(笑)。」
エントリーフィールアー紹介
最後に今回の自作杯参加者が提出した「エントリーフィールアー」をご紹介!
・ほぼエントリー順。
・紹介文のDMをいただいた方のルアーを掲載
・ルアーができるだけ左右方向を向くように調整しています。折角の台紙が読みにくくなってしまい申し訳ないです
・DM送り損ねたというかた、いつでも対応します!
・修正点等ありましたらDMください!
参加された方なら自分の手元に来たルアーを探すもよし。参加されていないのならここのルアーたちを見ればきっと「自作杯」の雰囲気も伝わる…⁉
●作者:みかん@ナナブンノニ
●ルアー名:バッドジョー
●素材:バルサ
「大きめのサーフェスクランクのテールにコロラドブレードとアルミリベットを装備したルアーです。ビッグバド系ルアーと普通のサーフェスクランクの間を埋めるルアーで、バド系だとテンポが遅いあるいは水面を割るバイトまでには至らない、一方サーフェスクランクだとアピールが弱すぎる…そんなときに手返しよくバッドジョーを水面直下で引くと有効です。水面引きや着水後のトゥイッチ・ポーズでも釣れますが、1番のオススメは水面直下引きでのサーチです」
●作者:木枯らし【LURE HOLIC】
●ルアー名:FlaPUNK
●素材:バルサ材+セルロース
「新利根チャプターで活躍してる岡部満(aqua)さんとの共同開発ルアー、水押強めで表層直下のチョンチョンシェイク用に特別設計してます。岸際、葦際、オーバーハング等···なるべく同じ場所でネチネチとアピールしたい時に使用、当然シェイク系なのでカバークランキングも得意です」
●作者:Sazanami works
●ルアー名:ペチカ
●素材:バルサ
「いわゆる普通のクランクを作ってみたくて作成しました。おそらく4〜50cmくらいは潜ると思います。アクションはハイピッチ過ぎないウォブンロールのフローティングです。ある程度ボリュームが欲しい時に使用して貰えると嬉しいです」
●作者:白鳥ルアーズ スワン松本
●ルアー名:バルサ製重心移動式ミノー
●素材:バルサ
「白鳥ルアーズ独自工法で作られた、開発中の重心移動内臓ミノーです。よく飛び、よく泳ぎます!ただ巻き、ジャーク、トゥイッチ、水面直下引きなどでお使いください!」
●作者:としぞう【Raise Custom Baits】
●ルアー名:midt SR
●素材:バルサ
フィールドプレッシャーも考えて、ボディの大きさを45ミリ良く行くフィールドで、カバークランク用として作りました。カバー抜けも良く使いやすいと思います。中層ただ巻きでも使いやすいアクション、巻き感です。
●作者:GAMBLER96-07
●素材:バルサ
●「霞ヶ浦に良くあるゴロタの先端あたりを攻めたいと思い、1.5mダイブを目指して作りました。スイムテストできなかったのですがウォブリング 強めになっている(はず)です。」
●作者:FISTORIC
●ルアー名:FUGA(フーガ)プロト
●素材:バルサ(上半分)、桧(下半分)
「上半分にバルサ、下半分に桧を使用したハイブリッド構造です。下半分を桧にすることで低重心化し、泳ぎの安定感を向上。上半分のバルサで十分な浮力を確保することで、キレのあるアクションを目指しました。また、テール部分をシャッドテールのような造形にすることで水をしっかり掴み、攪拌しながらアピールする設計としています。FISTORICのラインナップの中では、サイズ・アクションともに中間的な位置付けのルアーです。対応できるリトリーブスピードの幅も広いため、初場所や状況が分からない場面で、まず最初に結んで色々試していただきたいルアーです」
●作者:stumpmaster6001h
●ルアー名:ネバーマインド
●素材:バルサ+アガチス(サンドウィッチ構造?)
「アクションはややタイトな設定。しかし決して「弱い」わけではなく、ナチュラルな動きの中にしっかりとしたアピール力を持たせた程よい塩梅のチューニングとなっています。活性が低い状況でも、バスに違和感を与えずに口を使わせる設計で、「今日はちょっと厳しいな」という場面でも投げきれる、そんな信頼性の高いルアーです」
●作者:m.m_spring.tide
●ルアー名:7013ミノー/7013クランク
●素材:主にバルサ
「【7013ミノー】はアルミ貼りのボディにクリアイエローを塗りフラッシング強めのゴールドカラー風に仕上げ、尚且つアクションはロール寄りのアクションにし明滅フラッシングを強調したミノーにしました。ゆっくり巻きヨタヨタと明滅させて巻いてくるイメージで使います。個人的にリアクション要素も含めています。【7013クランク】はどこでも投げれるサイズ感とハイピッチアクションに仕上げました。ゆっくりから早巻きまでちゃんと泳ぐクランクなので迷ったら取り敢えずコレを投げまくって欲しいです」
●作者:shouji_ushio(時雨工房)
●ルアー名:チャリオット55FSR2
●素材:バルサ
「タダマキ&シェイキング対応のフラットサイドクランクです。カバー・ストラクチャー周りでのタダマキとシェイキングが主な使い方。ライトカバークランキングもボートなら出来なくはないです」
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