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過酷な猛暑を乗り切る“着る超小型エアコン”=冷媒服「クールバッグ」で酷暑の釣行をクールに!

近年、異常なまでの最高気温を記録するなど、夏の酷暑対策はあらゆる現場での最重要課題。そんな中、従来のファン付き作業服の限界を超え、確実に身体を冷やしてくれる画期的なアイテムが登場した。日本初の“着る冷媒”である「クールバッグ」だ。

●文:ルアマガプラス編集部

ファン付き作業着との違い:圧倒的な冷却メカニズム

気温が40度以上に達するような過酷な環境や密閉空間では、送風機能だけでは熱中症対策として不十分な現状。「クールバッグ」は、家庭用エアコンと同じ機能を持つ小型のコンプレッサーを背中に搭載した“背負うエアコン”である。圧縮された冷媒ガスが、ベストの内側に張り巡らされたチューブを通って循環。上半身全体を直接かつ均等に冷却するという圧倒的なメカニズムだ。

某ロボットのランドセルを彷彿させるボックス内には、家庭用エアコンのソレと同じ機能を持つ小型のコンプレッサーが搭載されている。冷やした冷媒ガスをベストの前後、そして新型は首回りまで循環させる役割を持つ。

実用性と快適さを追求した設計

重さと装着感

総重量は約3kgあまり(冷凍機本体2kg/ベスト600g/バッテリー700g)。小学生のランドセルとほぼ同じ重さだ。両サイドにある計4か所のゴムベルト式バックルで、身体のサイズに合わせて密着度を向上。体にフィットさせるほど冷却機能が高まる仕組みである。動作の邪魔になりにくく、移動や作業も快適そのものだ。

クールバッグ本体を頭からかぶり、両サイドのゴムベルトを締め、ボディに固定する。バッテリー/アタッチメント装着後は電源ボタンを長押しするだけ。あとは数分待てばシステムが安定し、冷量が均等に分配される。

2026年新型モデルの進化

最新モデルでは、冷却チューブが首回り(頸部付近)まで延長。頸動脈周辺を直接冷やすことで効率的に体温を下げることに成功し、さらなる快適性を実現した。

2026年新モデルは、ユーザーからのリクエストが多数あったことからチューブを頸部付近まで延長。

優れた静音性

ボックス中心部の大きな扇風部分が排気ファンで、ココから暖かい空気が排出される。エアコンの室外機と同じ仕組みだ。

コンプレッサーの排気ファンによる駆動音は35〜45db。郊外の深夜レベルに抑えられた非常に静かな設計だ。

イヨケン(伊豫部健)が釣行で試してみた

【伊豫部 健】いよべ・けん/ 1979年生まれ。愛知県常滑市出身。少年時代に地元・知多半島の野池でバス釣りと出会い、その魅力に没頭。現在は国内外のフィールドを舞台に活躍するプロアングラー。

「僕は暑さに割と強い方なんだけど、それでも昨今の猛暑はヤバいっすよね~。そんな時はこの工事現場で活躍中の日本初の“着る冷媒”、『クールバッグ』の出番。コレ、何がスゴいって、背中にコンプレッサーが入っていて、ソレが冷房と同じ機能を果たしてるんです。業界的にはファン付き作業着ならぬ『冷媒服』って呼ばれていて、ほら、ベストの内側にチューブが張り巡らされてるでしょ。簡単に言うと、コンプレッサーによって圧縮された冷媒ガスがこのチューブを通ることで、身体全体が冷えていくという仕組みなんですよ。テレビは超薄型液晶化、電話はスマホに取って代わり小型化…って考えると、超小型エアコンという立ち位置はアリでしょ(笑)。建築現場などではすでに酷暑対策に大貢献してるし、その恩恵に預かる形で釣りでも…というね。この快適さ、一度体感したらもう止めれんすワ!!」

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使用方法と注意点

電源と操作

駆動にはマキタの18V(6.0Ah)リチウムイオンバッテリー(別売り)を使用し、バッテリー1台につき約2時間程度の連続駆動が可能だ。操作は本体右下のダイヤル式ボタンに集約。長押しで電源のオン/オフ(オンは2秒、オフは4秒)、ダイヤルを回すことで無段階に冷却の強弱を調整できる。

バッテリー・アタッチメントの接続ジャックはボックス右下の電源ボタンの上にある。バッテリー自体はフロント右下のポケットにしまうことができる。 [写真タップで拡大]

電源のオン・オフはボックス右下のダイヤル式電源ボタンの長押しで稼働。ダイヤルによる強弱は無段階調整、時計回りで“強”、反時計回りで“弱”だ。 [写真タップで拡大]

注意するポイント

防水仕様ではないため、雨天時での使用は割けたいところ。また、エアーを確保する吸気口が両サイドにあるため、塞がないよう注意が必要だ。

製品仕様

  • 価格:11万8000円
  • サイズ展開:S/M
  • カラー:ブラック
  • 定格電力/定格冷却量:60W/200W
  • 販売/問い合わせ: 剛建築(レンタル貸し出しにも対応)

建築現場などの酷暑対策として、すでに大きな貢献を果たしているクールバッグ。一度体感したら手放せなくなるこの“超小型エアコン”は、熱中症から身を守るエポックメイキングな逸品と言えるだろう。

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