
エギングフリークや、キムチフリークに結構話題になっている『イカニモキムチ』。局所的とはいえ、紹介せざるを得ないじゃないですか。ということで、さっと釣ってきたイカだの魚だのをウマウマなキムチに変えてくれるこれ。推し活です。
●文:ルアマガプラス編集部(深谷真)
類似品ラッシュの中で、記者が「結局これ」と言い切る理由
最近、釣具店やSNSのタイムラインで「イカ 混ぜるだけ キムチの素」みたいな商品を、ちらほら見かけるようになりました。その火付け役というのが「イカニモキムチ」という今回、話題にしたい商品。
ただ、かなり話題になったこともあってか類似商品も増えてきたように思います。あ、イカニモキムチ知りません?? 釣ったイカをぶった斬って混ぜるだけで超ウマウマなイカキムチができるっていうアレです。試したことない方はぜひ、試してみてください。
まぁ、類似商品が増えたってことは、それだけ「イカニモキムチ」が刺さったってことです。 便乗商品が出るのは、ヒットの証拠。悔しいけど、そういうもんです。
ただ、記者としてはっきり言っておきたいのが一点。後発の「混ぜるだけ系」が増えたからこそ、元祖の完成度がわかる、ということ。
実は記者、ちょっと浮気したことがあります(懺悔します)。とあるエギングの帰り、某所で見かけた似たような「混ぜるだけキムチ風」を試しに買ってみたんです。パッケージは似てる。値段も大差ない。でも、家でイカを捌いて混ぜた瞬間、「あれ、辛さの角が立ってるな」と気づきました。にんにくの香りも一本調子で、ごまのコクみたいな奥行きがない。冷蔵庫で寝かせても、翌日になっても、その角は取れませんでした。旨辛のはずが、ただの辛口で終わってしまったわけです。
その数週間後、あらためてイカニモキムチで同じ工程をやったら、これがもう別物。同じ「切って混ぜるだけ」なのに、寝かせた後の丸みが全然違う。 辛さは控えめなのにコクがしっかり残っていて、ごはんが本当に止まらない。ここでようやく合点がいきました。「混ぜるだけ」は工程の話であって、配合の設計まで簡単なわけじゃないんだな、と。当たり前なんですけど、実際に食べ比べるまで気づけませんでした。
イカニモキムチが売り切れ続出だったのも伊達じゃありません。SNSのX上でも「売り切れて買えない」と悲鳴が上がり、次の入荷を待つ人がいる始末。これは一過性のバズではなく、実際に食べたリピーターがついている証拠です。混ぜるだけの調味料は、正直どれも似たようなパッケージに見えます。でも味の輪郭が全然違う。辛さは控えめなのに、旨みの深さで押してくるあの配合バランスは、後から真似しようとして一朝一夕に出せるものじゃありません。
しかも保存料・着色料不使用という誠実な作りも継続中。「売れたから内容量を減らす」「原材料をコストダウンする」みたいな、よくあるヒット商品の劣化ムーブもなし。ここ、地味に信頼できるポイントです。
もちろん、後発の商品を試すこと自体は否定しません。比較してみるのも面白いでしょう。ただ、迷ったら記者は元祖を勧めます。理由は単純で、「効いた実績」に加えて、記者自身が浮気して出戻ってきた実体験があるから。SNSの評判も、リピーターの数も、後追い商品にはまだない時間の重みがある。
イカを釣ったら、まず本家を試す。浮気は……まあ、一回で懲りました。
ということで、本家イカニモキムチの回し者みたいな記事を書きましたが、ルアーでもそうなんですが、火付け役だったりオリジナルってのはリスペクトしたほうがいいと思うのでありますよ。
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