
湘南をホームに、シーバスプロアングラーとして活動する久保田剛之さん。久保田さんの釣りを支える道具のひとつに山豊テグス社(FAMELL)の「ライン(釣り糸)」がある。そんな同社から今月新たなPEラインがリリースされることに!新PEラインのインプレッションを久保田さんに解説していただきました。
●文、写真:久保田剛之 ●まとめ:fimo編集部
さて本日はFAMELより今年新発売になるPEラインについてのご紹介&インプレになります。
「AR SUPER PE8」
ARは「ALL ROUND」の略で商品パッケージは上記になります。(以下ではARと書きます。)
視認性が高いのに、色落ち耐性も◎!
まず特徴的なのは、鮮やかなオレンジ色で視認性を非常に高めているところ。
ナイトゲームや磯やサーフのサラシ打ちの際にルアーのトレースコースが見やすくなりました。
以前fimoブログにも書いたことがありましたが、PEラインの色を決める染料によって色落ちし易い、し難いという差があります。(…製造現場に自分がいる訳ではないので、あるそうです。という方がいいですね)
レジンシェラー8の開発時にオレンジって比較的色落ちが早い染料と聞いていましたが、染料を溶かす溶剤を山豊テグスが工夫してかなり色落ち耐性が出たとのこと。
写真下のセルテートHDに巻いてあるのが新品のAR。
上のノーマルセルテに巻いてあるのが2月下旬に巻いたAR。
厳密に何釣行何時間何回キャスト&リトリーブ、って計測したわけではありませんが、このラインで25釣行以上はしています。
3釣行に1回くらいでリーダーを結び直し、その際に結束部分から1mくらいカットしてリーダーを結び直す、というような使い方での色落ち具合です。
誇張表現にならないように書いておきますが、他の色の製品と比べて劇的に色落ちがしにくいという訳ではなく『オレンジなのに色落ちがしにくい』という言い方を山豊テグスの社員さんはしています。
これまでもナイトゲームやサラシ打ちなどでオレンジのラインって抜群に見やすいのは分かっているんだけど、他の色の染料と比べて色落ちが激し過ぎる、それを今回はかなり改善出来たということです。
なんですが…現場で使用している僕としては他の色なみの色落ちというよりかは他の色よりも色落ちしにくいように感じています。特に目立った毛羽立ちもなくこのまま使っていても問題ないコンディションのように思います。
とはいえ雑誌含め撮影では製品本来の発色を見せるために新品を使用するように言われているので交換しちゃうのですが…苦笑
糸質というのかな? 同じ8本撚りですがレジンシェラー8との違いは、レジンシェラー8がハードコーティングされているので張りがあるのに対して、ARはハードコーティングされていないので少し柔らかいです。
柔かいと言ってもごく普通の柔らかさ、しなやかさといった具合です。
発売時期は6月下旬!もう間もなく!!
150mと200m、0.6号~4号までのラインナップとなり、強度の表記はこれまでのFAMELL製品と同じようにアベレージ表記となります。
ポンドテスト表記との違いは10回…だっけかな?
計測して最高値を表記するのがポンドテスト表記。その平均値を表記するのがアベレージ表記。
PEラインは編み込んでいく製造工程上、どうしても多少の製品ムラが出るそうです。その強度の中央値・平均値を表記しておいた方がキチンとドラグを計測して設定している方にとっては『ファイト中に思ったよりも早く切れてしまった』なんてことが起こりにくくなります。
製品の見た目としては大きい数字を書いておく方が強そう=売れそうな気はしますが、それでも敢えてアベレージ表記をしているところが僕の心をくすぐります♪
昨今の中東情勢の影響でラインを巻くプラスチックスプールの入荷が非常に不安定だそうで、発売日に一斉出荷が難しい状況と聞きました。
プラスチックスプールが入荷した分から順次出荷となるそうなのでお店に並ぶタイミングにもバラつきがあることと思いますが、見かけたら是非一度使ってみて頂けたらと思いますm(_ _)m
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