
6月に入り、気温や水温も上がりはじめ、シーバスフィッシングもデイ(日中)ゲームが楽しめるような季節となってきた。そんなデイシーバスゲームに最適なルアーがジャッカルのバイブレーション「ツクモ」である。通常のバイブレーションとは一線を画した「シャロー特化」モデルの特徴、またこの時期ならではの「ハマる理由」をフィールドスタッフ・久田さんに解説していただいた。
●文、写真:ジャッカル ●まとめ:fimo編集部
こんにちは。
ジャッカルフィールドスタッフの久田です。
気温・水温ともに一気に初夏らしさが出始め、河川内の状況もかなり進行してきました。今年はシーズン全体がやや早めの印象。
イナッコ、コノシロ、サッパ、稚鮎など複数のベイトが混在し、日によってシーバスのポジションやレンジも大きく変化しています。
今回は、多摩川のシャローエリアで好反応だった「ツクモ66」を使ったデイゲーム攻略についてまとめてみます。
雨後の多摩川シャローで重要だった「レンジコントロール」
先日訪れたのは、多摩川のシャローエリア。
タイミングは雨後。水温低下と濁りが入り、ベイトが広範囲へ散りやすい状況でした。
潮回りは大潮4日目。
朝〜昼にかけて下げが効くタイミングです。
この日はイナッコ、サッパ、コノシロ、さらに稚鮎まで確認でき、シーバスも特定のベイトだけに依存している感じではありませんでした。
ただ、攻略する上で大きな問題になったのが“水深”。
狙っていたのはかなり浅いシャロー帯で、一般的な鉄板バイブや比重の高いバイブレーションでは、少しレンジを入れただけですぐにボトムへ接触してしまう状況でした。
流れのヨレや地形変化を通したいのに、ボトムを叩いてスタックする。シャロー攻略では非常によくある難しさです。
ツクモ66がハマった理由「浮かせながら使える」バイブレーション
今回使用したのは、ツクモ66 ボラメッキUV。
このルアーの最大の特徴は、“浮かせながら使えるバイブレーション”であることだと思っています。
一般的な鉄板系は、レンジが入りやすく、ボトムへ触れる確率が高いものです。
対してツクモはリトリーブ時にしっかりと浮き上がる設計。
そのため、スロー〜ミディアムリトリーブでも必要以上に潜りすぎず、浅いレンジを長く引くことができます。
さらにアクションも強すぎない。
ハイピッチで暴れるというより、“水を自然に噛みながら泳ぐ”タイプのアクションなので、シャローへ差してきた魚にもプレッシャーを与えすぎず、自然に口を使わせやすい印象があります。
シャロー攻略で重要だった「浮きすぎず沈みすぎない」高さ
この日最も重要だったのは「ボトムを擦らないこと」でした。
雨後で流れが効いていたこともあり、シーバスは完全なボトムべったりではなく、流れてくるベイトを意識して少し浮いたレンジへ定位している状態。
ただ、このレンジがかなりシビア。
レンジを上げすぎると見切られる。逆に下を通しすぎるとボトムへ接触してしまう。
つまり重要だったのは「浅いレンジを、一定速度で、長く見せ続けること」
この日は流れが強く、普通に巻くとルアーが浮き上がりやすい状況。そのため、ロッドをやや下げ気味に構え、ルアーが“浮きすぎず沈みすぎない絶妙な高さ”をキープするイメージで調整していました。
ツクモ66は適度なリフト感があるため、この微妙なレンジコントロールが非常にやりやすい。
流れへ馴染ませながら通していくと、地形変化へ差しかかったタイミングで明確なバイト。
上がってきたのは72cmの良型でした。
初夏のシーバス攻略は「魚の位置」が鍵
ここ最近の印象としては、魚のポジションがかなり流動的です。
同じエリアでも短時間で魚の位置が変わることが増えており、特に今年はベイト量が多いため、魚が一点に固まり続けない印象があります。
だからこそ「浮かせられる」「レンジキープしやすい」「流れへ馴染ませやすい」こういった要素を持ったルアーが今時期はかなり強い武器になると感じています。
例年よりやや前倒し気味ではありますが、確実に初夏のシーズンは進行中。
あと1〜2潮変われば、さらに面白い展開になってきそうです。
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