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「スズキが山にも生息」海から遠く離れた清流にも、潮汐は関係するのか?清流シーバスの不思議を考える

  • fimo
「スズキが山にも生息」海から遠く離れた清流にも、潮汐は関係するのか?清流シーバスの不思議を考える

海のルアー釣り専門ブログ&SNS「fimo」にて、宮崎県の清流をはじめとする淡水域でのシーバスゲームの楽しさを発信するZAKIMIYAさん。今回は、通称「山鱸(やますずき)」と呼ばれる河川上流部のシーバスゲームに注目。海から遠く離れたエリアでも、潮汐と釣果に関係性はあるのか? 魚の移動や回遊、タイドに左右されない上流域ならではの釣りの奥深さについて、筆者独自の視点から考察します。

●文、写真:ZAKIMIYA ●まとめ:fimo編集部

潮汐の影響を大きく受ける河川エリア

どれも同じと言えば同じですが、脳内には明確な区別があります。

今回は最もタイドに支配されない山鱸が題材です。

太平洋側、日本海側、地域によって、干満差は様々。海面からの高低差も関係してきます。

ざっくりと表現すると、「汽水域は干満の完全支配下」これは皆さんもご承知の通り。

では、もうひと段階上のエリア、概ね「中流域」と呼ばれる場所。
満潮時には海水が上がるけど干潮時には淡水になるような。

これがタイドグラフ通りに、目に見えて水面の上げ下げが認識できる場合と水量変化が認識できない場合と2パターンあります。

海水は淡水よりも重いため、表層は真水でもボトムは海水であるケース。
(※釣り人が感じやすい状況として、足先は温かいけど、太ももは冷たいという現象があります)

あまり立たないタイドエリア。でも面白さはある。


俗に「クサビ」と呼ばれる現象ですが、今回はこれをも越えた話になります。
(※クサビについてはまた書こうと思います)

潮の上げ下げに乗り、移動する魚がいます。我々に関係してくる魚種では主に、鱸、チヌ、ボラ、コノシロ、死滅回遊魚あたりでしょうか。

特に鱸、チヌ、ボラは淡水適応能力が高いので更に上流を目指せます。

この記事を書きながら以前、干満は「呼吸」と同じだと書いたことを思い出しました。

【満潮=吸う、干潮=吐く】その考えは今も変わりません。

河川距離が伸び、海面からの高低差が大きくなるにつれ、タイドそのものが効かなくなる淡水エリアが現れます。

鱸が潮汐を超えたエリアに現れる理由とは

魚の意思が色濃く反映される上流域。

先程、「更に上流を目指せます」と書きました。

この「目指せます」とは、魚がその境界線に達した時タイドを脱するか留まるか、魚次第である訳です。

「呼吸」から外れた個体が上流を目指す理由は魚のみぞ知るところ。

しかし私の仲間内では、山鱸であってもタイドの話が度々出てきます。

これが面白いところ。

山鱸であっても、タイドは頭に入れておきたい。

タイドからは切り離された山間部であっても、特に大潮周りでは魚の入れ替わりがあるのだという。

先週は良かったけど、今週は駄目。とかシーズン毎に不思議と話題になるんです。

ただ、鱸は回遊もすれば、居着きもする魚。我々が竿を振る界隈から一切消えたとも考えにくい。

自身、タグ着き個体に数回出会ったことで、その説には尚更、疑念を深めていたりします。

だから「木を見ず森を見よ 」というのは山鱸であっても必要な視野なのかもしれません。

ロマンを追うなら上流一択ですが、どこで魚を拾えるか?となると これはもう水物。

伸るか反るか に全振りのワタシは圧倒的にバチ被りが多いのですけど(笑)。

ひたすら歩く。自分の足で確かめたい。

日々の探求。これに他ならないんだなとつくづく思い知らされます。

何やら釈然としませんでしたよね?はい、ワタシもまた修行の身なのです(笑)。