魚の締め方・仕立て方。『津本式』どの動画見ればいいの! 教えて! 併せて小社の津本式解説本読めば完璧デス!



魚食クラスタで、話題沸騰中の魚の締め方「津本式・究極の血抜き」。小社で1月20日に発刊したマニュアル本も、予想以上の勢いで売れ、発売前から重版出来したかと思えば、その重版分も一気に在庫切れ。ということで3刷決定!! いや、「血抜き」の本どすえ? ワリにマニアックどすえ? と担当者困惑しつつも、さらに重版決定。そこで、今回は、最新式の津本式を効率よく学ぶために、津本さんの動画のどれと、どれを見ればいいか、お伝えしたいと思います。

Amazon欠品していましたが、再入荷しました!!↓

お話を始める前に、津本式ってなんぞやを知っていただくために

さも、津本式をご存知の読者ばかりみたいな書き方をしてしまったので初見の方は、過去のこちらの記事を御覧くださいませ。

津本式とは何かについてはこちら↓

津本式開発者の津本さんについてはこちら↓

津本式をお安く楽しめるお店記事はこちら↓

器具をさほど必要としない血抜きのテクはこちら

魚の構造はほぼ同じ。なので、基本を徹底的に理解しよう!

発売した書籍ですが、がっつり基本にページを割いています。ある意味、それだけでも良いくらいなのですが、多少は魚種ごとに血抜きポイントが異なるので、基本1種以外にも、13種の魚の処理手順を掲載しています。

生徒は、本書籍のライティングを担当したひとりW氏。

「は! 基本なんて習得済でぇい!」という猛者ツモラー(津本式愛好家の呼称)も、書籍の基本とコレから紹介する津本さんの動画は見ておいたほうが良いです。あと、断言します。「動画で理解できるから書籍は意味ないよね」の方。津本さんの動画は相当にていねいに解説されていますが、書籍のわかり易さも半端ないです。で、写真大きいだけでそれはわかりやすけど、文章は読み応えがないとか、ちらっと意見で見ましたが、それに猛抗議。どれだけ整理して細かな情報を散りばめたとおもってんだい! 津本式ペーパーテスト出したら、そういう人は赤点だよ!(笑)くらい情報量にも自信がある内容です。新しい内容が入ってますからネ!

公式本の内容についてはコチラ↓

さてさて話を戻します。実は、津本さん数年の勉強の末、かなり進化していらっしゃるので、初期動画の手順からさらに精度があがってらっしゃるんですね。現在の型が確立されたのも2019年の中期から後期ですので、確立前のは古い型なんです。

例えば、エラ膜切りの手順。以前の津本さんは、包丁の刃をエラの下側に向けて割いてらっしゃいましたが、今はエラの上側、なおかつ刃を上に向けて脊柱(背骨)の下を通る動脈を撫でるように切断して処理されています。



「下側を切っても、血抜きはできなくはないけど、圧倒的に脊柱(背骨)下の動脈を切って処理したあげたほうが、血が出るし何より処理が速くなる」

このあたりの進化も、津本さんが日々、魚と向き合って勉強されて出てきた答え。こういった些細ではありますが、小さな変化を書籍ではきっちり。ええ、きっっっっっちり抑えています。なんで、あ、見たことあるわ〜。とスルーせず写真解説の下の文字も、しっかり読んでくださいね。



書籍P12〜28に完全対応した「津本式・基礎・基本」を学べる動画はこちら

小社の書籍の基礎編にはブリを使って、津本式の手順を紹介しています。vol.183ではまさに、そのブリを使った手順の解説がされております。この動画と書籍を見ながら学べば、津本式の基礎学力はメキメキ上達! 合格間違いなし!(?)最後には捌き方も動画では解説していますので、役立つこと間違い無しでございます。

釣り人向けの講座はこちら

書籍P36-39に対応した動画はこちら。ただ、書籍の方はややマニアックな水の温度や、処理のマストについて解説しています。マストなので、皆様の釣りに最適化させてどのような処理が重要かは、動画を見るのが絶対良いと思います。

こちら、販促用記事ではあるけれど…

ホント、魚の価値が格段にあがる知識が詰まっているのが「津本式」です。これ、釣り人としても掛け値なしで広がってほしいと思っています。魚の扱い方がわかれば、無駄に持ち帰ったり、美味しくも無い状態の上辺だけの「旬」に惑わされて、魚をありがたがるような無知から開放されます。

ぐるっとまわって、資源保護につながっていくと思うのです。魚という資源を有効活用出来るようになるんですよね。だから、もっともっと知ってほしいと思うのです。本が売れるのはビジネス的に確かに嬉しいですが、魚の真実がより多くの人に広がっていくことのほうが個人的には嬉しいです。

なので小生、津本式の理念に、全力でのっかりました。

そして、、、誰でも少し学んでひと手間かければ、ちょっとじゃなくて

劇的に魚が旨くなる。これにつきます。一度知ってしまうと、手間を惜しむことが惜しいと感じてしまうくらいの変化なんですよね。こういった技術の開発をきっかけに、もしかして更に進化した何かが出てくるかもしれません。どちらにせよ、そのきっかけを作った「津本式」は、魚好きの必須科目だと思うのであります!