バスプロ20人の激推しスピニング「リグ&ルアー」を一挙紹介!



永野総一朗

「たまらんばいルアー」の能力を120%引き出す方法!

【Profile】

永野総一朗(ながの・そういちろう)

リピーター続出で新規ゲストの募集ができないほど人気な琵琶湖のプロガイド。吉田秀雄さんに師事し、バスフィッシングに人生を捧げる。

HUミノー77SP【ハイドアップ】

クラストップレベルの強い水推しで誘い出す

「ウィードやリップラップのような身を隠せるスポットの上を強めの2ジャークに2、3秒のポーズを入れながらトレース。同サイズのミノーに比べて水押しが強く、ピタッと止まります。小さいベイトにサイズ感を合わせつつ、強いアピールでコールアップするのが狙いですね。シーバスやメバルが良く釣れるという釣果報告も多く、フィッシュイーターに共通する、捕食本能へ訴えかける何かを秘めているルアーと言えますね」

HUミノー77SP【ハイドアップ】

【タックル】

【ロッド】マッカレッドシグネイチャー HUMRS-63MLST / RS(ハイドアップ)
【リール】ヴァンキッシュ 2500SHG(シマノ)
【ライン】ノガレス デッドオアアライブ ウルトラパワーフィネスPE×8 PE 0.8号(モーリス)
【リーダー】バリバス ガノアアブソルート(フロロカーボン)8lb(モーリス)

スタッガースティック 3.3in(ジグヘッドリグ)【ハイドアップ】

琵琶湖ワカサギパターンのベストセッティング

「今年の琵琶湖もワカサギパターンが熱いです。ただ、ロールアクションでないと口を使わないことが多く、意外にセレクティブです。スタッガースティックは本来、スイーパースティックの現代版という位置付け。扁平な面を上にしてジグヘッドをセットしダート主体で攻めたりI字系として使うワームですが、実は縦にセットしてシェイク&リトリーブすることで理想的なローリングを生み出せるんです。縦捌きの細かいシェイクによるハイピッチロールは、ボイル撃ちで効くテクニック。フックはノガレス フッキングマスタージグヘッド ゲンテン1.8g#2(モーリス)がマッチします」

スタッガースティック 3.3in(ジグヘッドリグ)【ハイドアップ】

【タックル】

【ロッド】マッカレッド HUMRS-61ULST(ハイドアップ)
【リール】ステラ 2500SHG(シマノ)
【ライン】バリバス ガノアアブソルート(フロロカーボン)4lb(モーリス)

那須大士朗

紀伊半島流! ロコテクをアシストする必釣ソフトベイト

【Profile】

那須大士朗(なす・だいしろう)

紀伊半島のリザーバーや野池に精通する和歌山のロコアングラー。ルアーメーカー「グレイズ」のチーフデザイナーを務める。

パルスシャッド 2.6in(ダウンショット)【Berkeley】

深場攻めに効く! メタルジグ的「超ショートリーダーダウンショット」

「冬のリザーバー。本来はメタルジグで攻めるようなディープフラットを超ショートリーダーのダウンショットリグで狙うのがロコ仲間のシークレット。リーダーは2cm程度。細かいボトムバンプを繰り返し、リアクションバイトを誘うのが基本です。パルスシャッドは小さいけどボリューム感がり、ヤル気のない個体でも無理やりスイッチを入れられますよ。シンカーは5g前後。フックはデコイ SSフックワーム19#3(カツイチ)」

パルスシャッド 2.6in(ダウンショット)【Berkeley】

【タックル】

【ロッド】ホーネットスティンガープラス HSPS-601ULS(AbuGarcia)
【リール】ゼノン 2000SH(AbuGarcia)
【ライン】バニッシュ ウルトラ 3lb(Berkeley)

ユニコーンテール 2.8in(ライトキャロ)【グレイズ】

無個性だが死角のないシンプルなストレートワーム

「ハンドポワードのストレートタイプ。やや張りのある仕上がりで、キャロやネコリグ、ダウンショットにマッチします。このワームはトーナメントで“外さない”ことを目標に開発しました。何かに特化した性能があるわけではなく、すべての面で平均点レベル。でも、だからこそ様々な状況で頼りになるし、迷いもなくなります。ライトキャロのズル引きでは浮き上がりを抑えて使えるため、低活性時にボトムをきっちりと攻め抜けますよ。シンカーは3.5g前後。フックはデコイ SSフックワーム19#3(カツイチ)」

ユニコーンテール 2.8in(ライトキャロ)【グレイズ】

【タックル】

【ロッド】ホーネットスティンガープラス HSPS-671LS(AbuGarcia)
【リール】レボMGXシータ 2500SH(AbuGarcia)
【ライン】バニッシュ レボリューション 3.5lb(Berkeley)

ユニコーンテール 2.8in【グレイズ(GRAYZ)】
created by Rinker
グレイズ(GRAYZ)
¥9142021/4/8 09:49:00

西平守良

静と動。ワームのポテンシャルを最大限に引き出す最適解

【Profile】

西平守良(にしひら・もりよし)

生野銀山湖や琵琶湖のトーナメントで培ったフィネスやパワーフィッシングの経験が武器。2017年より琵琶湖でガイドサービスを開始。

トルキーストレート 4.8in(ネコリグ)【ディスタイル】

あえて存在を隠し、パワフルな波動で寄せて食わせる

「漁礁やロックエリアなど、ストラクチャーをタイトに狙う場合に、ワームの存在をあえて隠しながら誘うような展開で使います。点の釣りも探る展開にも対応できるバーサタイルなセッティング。パワフルな波動で離れたバスを惹きつけることができるため、積極的に動かし続けて見切られないようにアプローチしたい状況で重宝します。フックはパワーワッキー(ハヤブサ)の#2。シンカーはバザーズワームシンカーTG(DAIWA)の1.3gが基準で、少しだけワームから出したほうがキャスト時に外れにくいです」

トルキーストレート 4.8in(ネコリグ)【ディスタイル】

【タックル】

【ロッド】ブルートレック DBTS-61L(ディスタイル)
【リール】コンプレックス 2500S F6 HG(シマノ)
【ライン】バウオ エクスレッド 6lb(東レ・モノフィラメント)など

ヴィローラ 4in(ジグヘッドリグ)【ディスタイル】

琵琶湖のベイトパターンに欠かせない微振動系リアルワーム

「今年の琵琶湖はワカサギやモロコといったベイトフィッシュのパターンが強く、ヴィローラのミドストやボトストは欠かせません。テールの細かい微振動やエアホールによる姿勢の安定性、リアルなデザインは、ほかの同系統のワームにはない特徴ですね。4inがメインですが、ベイトのサイズによっては2.8inも投入します。ジグヘッドはFPJタイプラウンド(ハヤブサ)の#1/0。ウェイトは1.8gがメインです」

ヴィローラ 4in(ジグヘッドリグ)【ディスタイル】

【タックル】

【ロッド】ブルートレック DBTS-61L(ディスタイル)
【リール】コンプレックス 2500S F6 HG(シマノ)
【ライン】バウオ エクスレッド 6lb(東レ・モノフィラメント)など

ヴィローラ 4in【ディスタイル(DSTYLE)】
created by Rinker
ディスタイル(DSTYLE)
¥1,0232021/4/8 9:59:14

羽生和人

手強い関東リザーバーで結果を出し続ける究極フィネス

【Profile】

羽生和人(はぶ・かずひと)

関東屈指のハイプレッシャーレイク、亀山湖などで活躍を続けるスーパーロコアングラー。表層中心のフィネスな攻めを得意とする。

S.T.ピック 2.5in(ネコリグ)【エンジン】

ハイプレッシャーレイク上流域の見えバスを獲るために

「これはもう、サイトフィッシングに絶対欠かせないワームです。特に、リザーバーのクリアで浅い上流域。小さい物体がストンと落ちてピュッと動くという一連の流れは、スニュートラルな見えバスに効きますね。ヘッドとテールの後端は少し太めで、ただ巻きでもプルプルと動いてくれるのが特徴。仮に早い動きを嫌うような状況であれば、シンカーのウエイトを軽くしてナチュラルに誘います。シンカーは0.3~0.8g。フックはMⅡフック(スーペリオ)の#10がジャストマッチ」

S.T.ピック 2.5in(ネコリグ)【エンジン】

【タックル】

【ロッド】スペルバウンドコア SCS-601 / 2SUL-ST(エンジン)
【リール】2500番クラス
【ライン】ザルツ ザ・ブラック 3lb(ラインシステム)

リヴィングストレート 4.8in(N3羽生 ネコリグ)【エンジン】

いかなる状況でも欠かせないストレートワームの完成形

「ほぼ通年使っているセッティング。バンクや岩盤から立ち木、中層、ボトムまでどんなところでも使えるオールマイティーさが気に入っています。ピンテールがアクション時に細かく震え、ボディ下部のリブがしっかりと水を噛む。柔らかめの素材なので、ロッドワークに対するレスポンス性も高いです。フォール時は、微振動で自発的に誘ってくれる点も強み。シンカーはタングステンネイルシンカー(スタジオ100)の0.8または1.3g。フックはMⅡフック(スーペリオ)の#8」

リヴィングストレート 4.8in(N3羽生 ネコリグ)【エンジン】

【タックル】

【ロッド】スペルバウンドコアSCS-601 / 2UL-ST(エンジン)
【リール】2500番クラス
【ライン】ザルツ ザ・ブラック3lb(ラインシステム)

藤木淳

アバカスシリーズの王道と裏技をデザイナー自身が明かす!

【Profile】

藤木淳(ふじき・じゅん)

2019年のJBトップ50第5戦で悲願の初優勝を達成。衰えを知らないベテランアングラーであり、稀代のルアークリエイターとしても知られる。

アバカスシャッド 2.8in(ノーシンカーリグ)【フラッシュユニオン】

マッディーシャローに強い、通称「アリジゴク」

「霞ヶ浦水系で実績が高いセッティングで、仲間内ではその容姿からアリジゴクと呼んでいます。静と動のメリハリを出しやすく、水平気味で滞空時間の長いスライドフォールは、エビが沈下する様子そのもの。フォール中に各パーツが微振動する点もエビっぽいリアルさがありますね。バックスライドに特化したリグではなく、あくまでもエビをイミテートすることに主眼を置いています。スライド幅を大きくしたい場合は、ボディの一番太い部分の下側に0.3g程度の軽いシンカーをセットします。フックはノガレス フッキングマスターヘビークラス(モーリス)の#1」

アバカスシャッド 2.8in(ノーシンカーリグ)【フラッシュユニオン】

【タックル】

【ロッド】7ftMHプロト(フラッシュユニオン)
【リール】2500番クラス
【ライン】バリバス ガノア アブソルート 6lb(モーリス)

アバカスシャッド 2.2in(ダウンショットリグ)【フラッシュユニオン】

優勝の原動力は生命感の強いエスケープアクション

「昨年のJBトップ50桧原湖戦は厳しいコンディションでしたが、これを使って船団の中で釣り勝てました。小さいワームですが、波動の強さやハイピッチさはオリジナルサイズに匹敵。襲われる弱者が全力で逃げるとき出す必至な動きを再現できるから、ヤル気のないバスに思わず口を使わせてしまうんだと思います。オフセットフットでもアクションに干渉しない設計だから、障害物周辺を積極的に攻められます。フックはノガレス フッキングマスターの#4(モーリス)。シンカーはノガレスTGグレネードダウンショットシンカー1.2~2.5g」

アバカスシャッド 2.2in(ダウンショットリグ)【フラッシュユニオン】

【タックル】

【ワーム】改造メバルロッド 6ftクラス
【リール】2000番クラス
【ライン】バリバス ガノア アブソルート 2~3lb(モーリス)



松井大

定番リグを状況にアジャスト。ダイメタル流アレンジに注目!

【Profile】

松井大(まつい・だい)

ニックネームは「ダイメタル」。エバーグリーンに勤務しプロスタッフをサポートする一方で、自身も精力的にトーナメントへ参戦し腕を磨く。

ボウワーム 4.2in(フリーリグ)【エバーグリーン】

ウルトラライトなフリーリグで回遊バスに魅せて食わせる

「回遊しているバスを狙う状況で、気付かれやすく違和感を与えないセッティング。ダウンヒルでズル引きとフォールを繰り返すイメージですね。マスバリをセットしますがフリーリグは根掛りしにくいので丁寧にボトムを攻められます。ボウワームは張りがあるためメリハリのあるアクションを演出しやすいです。シンカーはDSリングドデルタTG(リューギ)の0.9g、フックはフォグショット(リューギ)の#8が基準」

ボウワーム 4.2in(フリーリグ)【エバーグリーン】

【タックル】

【ロッド】コンバットスティック ヘラクレス ファクト HFAS-61ULST(エバーグリーン)
【リール】AbuGarcia 2000番クラス
【ライン】バスザイル マジックハードR 3lb(エバーグリーン)

バスエネミースティック 4in(ジグヘッドリグ)【エバーグリーン】

ボトム付近の障害物周辺を絶妙なローリングでトレース

「ボトムのスタンプ周辺を上手くかわしつつ、舐めるようにトレースする使い方が多いです。バスエネミースティックは、ベイトフィッシュライクなシルエットと極細ピンテールの波動でナチュラルに誘えます。ウィードガードはカットしたほうがロール性能が向上。ジグヘッドはヴェスパ(リューギ)の0.6g#4をセンターより少し上にセットし、シャンクの上側と平行にネイルシンカー0.3gをインサートしています」

バスエネミースティック 4in(ジグヘッドリグ)【エバーグリーン】

【タックル】

【ロッド】コンバットスティック ヘラクレス フェイズ PCSS-64UL ドリフトマスター(エバーグリーン)
【リール】AbuGarcia 2000番クラス
【ライン】バスザイル マジックハードR 3lb(エバーグリーン)

水野浩聡

豊富な持ち駒からベストセラーとギル型ワームをピックアップ

【Profile】

水野浩聡(みずの・ひろあき)

長良川水系をホームとするプロアングラー。ジャッカルのデラシリーズをプロデュースし、ビギナーでも楽しめる釣りの世界を提案。

フリックシェイク 4.8in(ノーシンカーワッキー)【ジャッカル】

15年以上一軍をキープし続ける「曲がったワーム」

「岸際の障害物や流れ込みといったハイプレッシャーな一級スポットから確実に魚を獲りたい場合は、断然フリックシェイクのノーシンカーワッキー。定番中の定番ですが、複雑な動きで艶めかしい動きはバスに違和感を与えない。間違いなく、これからもずっと釣れ続けてくれるでしょう(笑)。フォールスピードが遅く中層やや上をじっくり誘えるし、抵抗が大きめで初心者の方でも扱いやすいを思います。フックはDSR132エアロダウンショット(ハヤブサ)の#4」

フリックシェイク 4.8in(ノーシンカーワッキー)【ジャッカル】

【タックル】

【ロッド】ポイズン アドレナ 264UL-2(シマノ)
【リール】ヴァンキッシュ 2500S(シマノ)
【ライン】レッドスプール 5lb(ジャッカル)

デッドフィンダーター 2.8in【ジャッカル】

ホバリングとドリフトで流れの変化に送り込め!

「小規模な河川の流れを攻める際にオススメのリグですね。流れ込みの上流側から下流へアプローチし、流れに乗せてホバスト。水を大きく掴むため、上手くテンションを調整すると、水中の一点で誘い続けられるんです。ベストスポットは流れの合流部などにできるヨレ。慣れてくると、テンションを調整し流れの変化に送り込むこともできますよ。フックはヴェスパ(リューギ)の#3のウェイトを外し、極力背中のセンターに浅くセット。フックとワームの接点を瞬間接着剤で固定しズレを防止。水平姿勢が理想なので、頭部の先端に0.3~0.45gのネイルシンカーを刺します」

デッドフィンダーター 2.8in【ジャッカル】

【タックル】

【ロッド】ポイズン アドレナ 264UL-2(シマノ)
【リール】ヴァンキッシュ 2500S(シマノ)
【ライン】レッドスプール 5lb(ジャッカル)

山田祐吾

スピニングタックルでもオリジナリティーは不変

【Profile】

山田祐吾(やまだ・ゆうご)

琵琶湖の湖北を中心に活躍するプロガイド。常人には発想できない独自のストロングスタイルを武器に日でカバスと対峙し続ける。

自作フェザージグ

未知の可能性を秘めた天然マテリアル

「4月頃にクリアアップして何をやってもダメなときに投げてみると、いきなりドカンと釣れることがあるんですよね。過去にガイドのお客さんが掛けた一番デカい魚もフェザージグ。結局切られたけど、70cm近くありました。基本は投げてただ巻きするだけ。フェザージグってアメリカで結構使われてるし、アマゾンの釣りの定番ですよね。ハマる条件は狭そうだけど、意外に水を押すルアーで、魚を騙しきれる何か凄い力を持ってるんじゃないかと期待してます。フェザーのマテリアルはハックルとバックテイル。ベースのジグヘッドはスイミングジグヘッド(デプス)の3/8oz」

自作フェザージグ

【タックル】

【ロッド】サイドワインダー HGCS-72MHRF ルードバイパー(デプス)
【リール】ステラ 4000HG(シマノ)
【ライン】PE 1.5号
【リーダー】R18フロロリミテッド 25lb

サカマタシャッド 6in【デプス】

低水温期はデッドスローと微振動が効くケースも

「昔から、低水温期に縦のストラクチャーで軽いワームをじっくりカーブフォールさせる釣りをやっていて、ああコレって流行っているホバストと方向性が似てるなと。それで、最新の釣り方でやってみたところ、やっぱり結構釣れましたね。サカマタは背中に水を受けるのでホバリングさせやすく、テールの微振動でバイトさせるイメージ。フックは適当なジグヘッドのオモリを取ったやつ(笑)。太軸フックを使う場合は顎に1/32ozのネイルシンカーを刺しておけば、横倒れを防げます」

サカマタシャッド 6in【デプス】

【タックル】

【ロッド】サイドワインダー・ウルトラフィネス HGCS-65LR スラックシェイカー(デプス)
【リール】ステラ 2500SHG(シマノ)
【ライン】シーガーR18 フロロリミテッド 6lb(クレハ)

吉田撃

クモとザリガニをスピニングタックルで投げ倒す!

【Profile】

吉田撃(よしだ・げき)

プロアングラーとしての「魅せる釣り」を極めたスペシャリスト。近年はルアーデザイナーとしての才能も開花。名作ボムスライドを生み出した。

ビッグスパイダーマイクロ(ダウンショットリグ)【ガンクラフト】

水を切るデザインがサイトフィシングにジャストマッチ

「このワームの良さは、まずこの複雑なシルエットですよね。見慣れないモノを見たバスは、警戒心よりも好奇心が優るのか、意外にあっさりと口を使うことが多いです。それと、薄いボディが比較的シャープに水を切るため、移動距離の短い瞬発的な動きで反射食いを誘えるところも強み。サイトフィッシングの頼もしい味方です。シンカーは2.6g程度が基準。フックはマスバリの#3です」

ビッグスパイダーマイクロ(ダウンショットリグ)【ガンクラフト】

【タックル】

【ロッド】キラーズ00メルト KGS-00 1-600L(ガンクラフト)
【リール】ヴァンキッシュ 2500SHG(シマノ)
【ライン】シーガーR18フロロリミテッド 4lb(クレハ)

ボムスライ・ドジュニア(※仮称・プロト)【ガンクラフト】

小ザリやエビをイメージした新サイズを鋭意テスト中

「スピニングタックルで扱える、一回り小さいボムスライドを開発中です。オリジナルはザリガニに近いイメージで、やや強気なサイズとボリューム感。でも、全国各地のフィールドを見てみると、小さいザリとかエビもたくさんいて、バスがそれをメインで食ってることも多いんですよね。ボムスライドはバックスライドの幅の広さがウリで、ジュニアもスライドの性能に徹底してこだわりますが、色々なリグへの応用も考慮して開発を進めています。フックはオフセットの#1/0。具体的なサイズや重量、発売時期は未定です」

ボムスライ・ドジュニア(※仮称・プロト)【ガンクラフト】

【タックル】

【ロッド】キラーズ00メルト KGS-00 1-600L(ガンクラフト)
【リール】ヴァンキッシュ 2500SHG(シマノ)
【ライン】シーガーR18フロロリミテッド 4lb(クレハ)

渡邊和哉

パワーフィネスの「精度」をハイレベルに追求

【Profile】

渡邊和哉(わたなべ・かずや)

大学生ながらノリーズプロスタッフを務め、昨年はB.A.S.S.セントラルオープン第4戦に出場しコアングラーで5位入賞。ホームは遠賀川。

カメラバ 4g+スイッチオントレーラー【ノリーズ】

カバー最奥で繊細に魅せる食わせのファイナルアンサー

「サンカクティーサンは濁りが強い状況や広くアピールしたい場合にメインで使いますが、カメラバのパワーフィネスはコンパクトさや細かい波動が持ち味なので、臆病になっていたりスレ気味な状態のバスを狙う際にセレクトします。カメラバは横アイを90度でセットしているため吊るしたときに水平姿勢キープしやすく、太めのラバーで水押しが強め。スイッチオントレーラーは状況に応じてアームやヒゲをすべてカット。カバーに入れやすくなり、シルエットが球体に近くなるため姿勢の違いを見切られにくくなります」

カメラバ 4g+スイッチオントレーラー【ノリーズ】

【タックル】

【ロッド】ロードランナーヴォイスジャングル 680JMHS(ノリーズ)
【リール】ヴァンフォード C2500SHG(シマノ)
【ライン】シーガー完全シーバス 1.5号(クレハ)

サンカクティーサン(ネコリグ)【ノリーズ】

ヘビーウェイトネコなら専用ワームがベスト!

「ベイトタックルでは撃ちきれないような込み入ったカバーでのパワーフィネスがメイン。ティーサンはオフセットフックを使えるのが最大の強みで、ストレスなく攻め抜けます。あとは、重めのシンカーをセットできるし、カバーに吊るしたときにアクションが極めてスムーズ。バスの近くへダイレクトにアプローチする前提なので、ワームの動きは艶めかしいほうが有利です。ネイルシンカーは3.5g前後。フックはインフィニ(リューギ)の#1を使います」

サンカクティーサン(ネコリグ)【ノリーズ】

【タックル】

【ロッド】ロードランナーヴォイスジャングル 700JHS(ノリーズ)
【リール】ヴァンフォード C2500SHG(シマノ)
【ライン】シーガー 完全シーバス 1.5号(クレハ)