川、ビッグレイク、ため池など釣り場のタイプは千差万別。プロガイドや陸王ダービー優勝者、そして各地のすご腕アングラーたちが昨年どんなルアーで、どういう釣り方でビッグフィッシュをキャッチしたか。使用タックルもまじえて解説していくシリーズ「俺の最大魚2020」。2020年佐竹陸さんの最大魚とタックルがこちら。
【Profile】
佐竹陸（さたけ・りく）
岡山県在住の若手岸釣りアングラー。倉敷川で腕を磨き、2020年陸王オープン参戦のため八田原ダムに通った。得意な釣りはサイトフィッシング。
灼熱の八田原を征したサイトフィッシング
ボウワーム2連結は佐竹さんの必殺技。「バスが見たことないような細長い物体が、水中で弱々しく動く感じが効いてるのかなと思います」。
陸王オープンのビッグフィッシュ賞も獲得
8月上旬、佐竹さんは八田原ダムのバックウォーターでビッグフィッシュを発見。
「7時半頃だったと思います。これは粘ったほうがいいと思ってルアーをローテーションさせました。ボウワーム4.2inの頭同士をくっつけて、ノーシンカーワッキーで使いました。バスがいる下流側から投げて引いてきたら、ラインが先に見えてしまうので反応しなかったけど、他のルアーみたいな嫌がる感じはなかった。なので上流側に移動して、流れに乗せてドリフトさせました。バスの目の前で逃げるようなアクションをつけたら反応したので、さらにスピードアップさせて見切らせないようにしたら食ってきました」
この魚で佐竹さんは見事、陸王オープンCブロックのビッグフィッシュ賞をゲットした。
ヒットルアーとタックル設定
ボウワーム4.2in（エバーグリーン）2連結
●カラー名：グリーンパンプキン
●フック：ショットリグ（カツイチ）#6
使用タックル
●ロッド：ヘラクレスファクト・HFAS-61ULST（エバーグリーン）
●リール：ヴァンキッシュC2000HGS（シマノ）
●ライン：バスザイルマジックハード４lb（エバーグリーン）
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り（？）という気持ちもありますよね？ 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします！ そして！ 夏といえばカバー！ カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ！
