【淀川59cm】佐野亘彬「俺の最大魚2020」バス釣りセッティング大公開



川、ビッグレイク、ため池など釣り場のタイプは千差万別。プロガイドや陸王ダービー優勝者、そして各地のすご腕アングラーたちが昨年どんなルアーで、どういう釣り方でビッグフィッシュをキャッチしたか。使用タックルもまじえて解説していくシリーズ「俺の最大魚2020」。2020年佐野亘彬さんの最大魚とタックルがこちら。

【Profile】

佐野亘彬(さの・のぶあき)

2020年陸王ダービーの優勝者で、岸釣りは紀の川と淀川がメイン。トラウトの管釣りもかなりの腕前で、トラウトキングでは勝者の証である「トップマイスター」を2回獲得。大阪府在住。

陸王ダービー優勝のカギとなった淀川モンスター

佐野亘彬2020最大魚は淀川「59cm」

ヒットルアーはKVD8.0。水が濁っていたので背中が黒でお腹が白という、ハッキリしたカラーを2色使った存在感の強いものをセレクトした。

マグナムクランクで濁流を完全攻略

昨年7月に開催された陸王ダービーにエントリーすべく、佐野さんは淀川の芥川合流付近へ。大雨が続いていて本流が増水濁流になっていたため、カバーへのジグ撃ちと反転流へのマグナムクランキングの2択でテンポよく探っていった。

バスが退避できるスポットであるワンドと本流の境目にできる反転流にKVD8.0を通した時、強烈なバイト! この1尾を含む3尾の合計全長で170cmという驚異的なスコアをマークして決勝戦に進出。

そして長良川で開催された決勝戦でトップウエイトをマークし、今季陸王モバイルの参戦権を手にした。


根がかり対策で、フックは前後ともピアスツインブルータル(リューギ)の#1/0に変更。「トラウトは普段からシングルのバーブレス。なのでフッキングに関してまったく気になりません(笑)」。


ヒットルアーとタックル設定

KVD8.0(Strike King)

水が濁っていたので背中が黒でお腹が白という、ハッキリしたカラーを2色使った存在感の強いものをセレクトした。

カラー名:ナチュラルシャッド
●フック:ピアスツインブルータル(リューギ)#1/0に交換

使用タックル

●ロッド:ホワイトウルフ17lbクラス(ロデオクラフト)
●リール:スティーズATW1016HL(DAIWA)
●ライン:ガノアアブソルート16lb(バリバス)

他の最大魚2020

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