【琵琶湖バスボート下物60cm】西平守良「俺の最大魚2020バス釣りセッティング大公開



川、ビッグレイク、ため池など釣り場のタイプは千差万別。プロガイドや陸王ダービー優勝者、そして各地のすご腕アングラーたちが昨年どんなルアーで、どういう釣り方でビッグフィッシュをキャッチしたか。使用タックルもまじえて解説していくシリーズ「俺の最大魚2020」。2020年、西平守良さんの最大魚とタックルがこちら。

【Profile】

西平守良(にしひら・もりよし)

にっしぃの愛称で知られる琵琶湖の腕利きガイド。長きに渡るトーナメント経験をベースとした冴え渡る読みと技で、20琵琶湖艇王では見事に準優勝!

春のメスを狙い撃つのはダウンヒルorアップヒル?

重量は4,600g、ほぼほぼテンポンド、圧巻の巨体! 極端にせり上がったベリーを見せるグッドプロポーションだ!

大切なのはボトムをしっかり感じること」

昨季の緊急事態宣言前の4月2日に事件は起きた。

「下物の浚渫で、この日はコンスタントに50cm前半が釣れていた中で、パターンを変えた1投目で食ってきました」

浚渫の水深6~7m、ショルダーの途中にある岩にコンタクトさせた瞬間にバイト!

「春に向かって上がってくるメス狙い。ダウンヒルで壁にタイトに落としていくのがキモですね」

アップヒルは?

「両方が狙えるようにボート位置は深い側。アップヒルならフットボールでしっかりボトム感知」

状況次第で二刀流。

なぜトラスターなのか? 「岩にコンタクトさせたときにブルブル&ビリビリ。平べったい小魚のようなシルエットと動き」。西平さんが年間を通して愛用する強力な武器のひとつだ。

ヒットルアーとタックル認定

トラスター4in(ディスタイル)フリーリグ

●カラー名:グリーンパンプキン・ブルーフレーク&ペッパー
●フック:フィナTNSオフセット ヘビーデューティー#3/0
●シンカー:スルスタシンカー7g(カンジインターナショナル)

使用タックル

●ロッド:ブルートレックDBTC-610MH
●リール:バンタムMGL HG RIGHT(シマノ)
●ライン:エクスレッド20lb(東レ・モノフィラメント)



同日ゲストさんも62cmをキャッチ!

その日、ゲストさんが仕留めたのは実に62cm! 「フナのしっぽが喉奥から出てきましたね」。トラスターが有効な理由がここに。

他の最大魚2020

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