細かく誘ってヒラヒラ落とすのがヒットパターン
根掛かりに気を付けながら、丁寧に誘ってヒラヒラ落とすというパターンでこの日の2尾目をキャッチ。ヒットジグはバンブルズTG SLJの60g。徐々にこの釣りのコツを掴んできたようだ。
浅ければスピニング、深ければベイト
シャローエリアをテンポよく探ったり、ちょい投げで広く探ったりするならスピニングタックルを。深い場所をバーチカルに落とし込んだり、クラッチを切る動作の多いボトム付近の釣りではベイトタックルのほうがやりやすい。
スピニングはキャストもできるので、潮が速いときに逆方向に入れ込んでいくことも可能。ジグを投げるときはアンダーハンドで放るようにしよう。
釣れるとハッピーな鮮やかなオレンジ色のアヤメカサゴ
ロッドを根元から曲げて最後まで抵抗したのがこのアヤメカサゴ。綺麗な体色にぶんちゃんもニンマリ。
ぶん「ライトタックルのやりとりはしびれますね! このハラハラ感、クセになりそうです!」
SLJならこんな珍魚たちとも出会える!
とにかくいろいろな魚がヒットするSLJ。とてもライトなロッドを使っているので、小さい魚でも釣れると楽しいのだ。
早春でもこれだけ釣れるSLJはファミリーやビギナー大歓迎!
これはまだ序の口、SLJの本格シーズンはもっとヤバい!
水深60mレンジに差し掛かるとさらにバイトが増えてきた。次に登場したのはウッカリカサゴ。
ヨッシー「ようやくまともなのが釣れたよ。あれ、ぶんちゃんも釣れてる?」
ぶん「私もウッカリカサゴです! ジグで根魚ってこんなに釣れるんですね!」
その後もウッカリカサゴやアヤメカサゴのバイトがコンスタントに続き、後半戦はふたり同時ヒットも多発。蓋を開けてみれば早春でもかなりSLJが楽しめた結果になった。
ヨッシー「外房は根魚が豊富だから、海がきびしい状況でもSLJならこれだけ楽しめるというのを見せられたんじゃないかな? 調子が良ければマハタとかクエも釣れるし、これから季節が進めば青物なんかがどんどん入ってくるから、さらにおもしろくなってくるよ。動作も難しくないから、ビギナーにもオススメ!」
ぶん「こんなにたくさんの種類が釣れるのって、九州とかだけだと思ってたんで、すごく新鮮で楽しかったです。ハイシーズンに絶対にまた来ます!」
ライトなタックルでバラエティーに富んだ魚が釣れるSLJ。みんなでワイワイ楽しめる釣りなので、これからの本格シーズンにみなさんも挑戦してみてはいかが?
水深が深くなってくると、ウッカリカサゴとアヤメカサゴが積極的にバイトしてくるように。これでもまだまだシーズン前。良いポイントに差し掛かれば船中全員ヒットなんてことも珍しくないのがSLJだ。
根魚だけでも満足度100%で春の外房SLJ大成功!
最後はアヤメカサゴのダブルヒットで締めくくり。
ぶん「数もサイズも大満足です! 今日の夜は根魚パーティーに決定!」
いろんな魚を釣ってその味も楽しめるのがSLJの魅力のひとつだ。
根魚も青物も同時に狙う場合のジグアクション
ボトムのほうはネチネチ、中層では大きく誘う
底付近では1/4ピッチジャークで誘い、ジグが中層にきたらハーフピッチやワンピッチにアクションをシフト。こうすれば1度のアプローチで効率良くいろいろな魚にアピールできる。ハイシーズンになったらぜひ試したいテクニックだ。
ふたりが使用したのは「バンブルズエクストロSLJ(ジャッカル)」
しなやかに曲がって大物も獲れるフルソリッドロッド
ロッドはベイト、スピニングともにふたりともバンブルズエクストロSLJを使用。フルソリッドで、ティップはしなやかだが、大物が掛かっても獲れるバットパワーもある。操作性やボトム感知能力も高いので、根周りも果敢に攻め込んでいける。
ヨッシー’s タックル
ぶんちゃん’s タックル
お世話になった船宿 第五庄之助丸
明るく丁寧な接客で外房の海をご案内!
千葉県勝浦の興津港から出船。SLJや泳がせ釣りをメインに、要望に合わせていろいろな釣りが楽しめる。陽気で楽しく、それでいて丁寧な秋葉船長夫妻の接客でリピーターが多い。
●船長電話番号:090-4204-7605
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