釣り糸や釣り場のゴミ入れに最適な小物入れ『クイックダストポーチ』を作ってしまいました【みんなでやろうぜラインポリス!】



いつまでも釣りを楽しむためには是非とも一考してほしい釣り場のゴミ問題。SNSをざわつかせつつも、そんな問題に切り込んだルアマガ発の『ラインポリス』活動も話題になりましたよね。なんとこの『ラインポリス』活動にも最適なアイテムを、ルアマガからリリースすることが決定しました! どんなアイテムなのか、詳しく紹介いたします!

環境配慮×釣りに役立つ=『クイックダストポーチ』

クイックダストポーチ(ルアマガ)

カラー:ブラック&ホワイト
背面に「LUREMAGA」ロゴ
表面撥水加工
内張り&ラインポリスロゴ:オレンジ(ブラック)&ライムグリーン(ホワイト)
ラインポリスって何? という方はまずは↑の記事をお読みください!

釣り場のゴミ問題は気になるけど、近くで活動している団体が無くて参加できない。

かといって、個人でもやりたいけどまずどこから始めたらいいかわからない…。

そんな全てのアングラーのためにルアマガが開発したのがこの『クイックダストポーチ』です。

しかし、古今東西あらゆる釣具に触れられることでたくさんのの知見を持つルアマガスタッフはまた、根っからの釣り人でもあります。

そんな我々が「釣り場で発生した、あるいは拾ったゴミを捨てられる小物入れ」であるダストポーチを作るとなったとき、まっさきにこだわったのが、ウェアブルギアとしての性能でした。

釣り場環境のことを配慮する。

その気持ちは釣り人だからこそ生まれるものであるのなら、『釣り場で役立つ』アイテムであるという前提は必要不可欠であると思ったからです。

そうして生まれたのは、唯一無二のダストポーチでした。

捨てやすさ:「捨てる」という行為にストレスを与えない

私達が『クイックダストポーチ』を作ることを決めたときにまず考えたのが、ゴミの捨てやすさです。

釣り場で遭遇するゴミ。

それを拾っても、ポーチに入れる動作が手間だとしたらどうでしょうか?

捨てることそのものが億劫になってしまっては元も子もありませんよね。

そこで私達はポーチのゴミの入れ口に注目しました。

ゴミが一番捨てやすい形状として、真っ先に思い浮かんだのがいわゆるゴミ箱と同じようなオープン形状です。

しかしそのままでは口が開きっぱなしになってしまい、中のゴミがいつ飛び出るかハラハラしてしまいます。

口を閉じる方式として、チョークバッグ状やフラップバッグ式も考えましたが、どちらも実際は開け閉めの作業がストレスになります。

軟質素材による切れ込みも考えましたがデザイン性が悪く、またゴミ入れ以外の用途に不具合を生じるということで却下となりました。

そうした紆余曲折を経て、最終的にたどり着いたのが現在のマグネット式オープン形状です。

絶妙な強さに設定されたマグネットにより、片手で容易にオープン形状に開くことができ片手で瞬時に閉めることができます。

よほどポーチの中身がパンパンになっていない限りは口が勝手に開くことはありませんし、ゴミ入れとして以外の用途にもしっかりと対応してくれるわけです。

なお、内側には独自のカエシ形状加工を施しており、ラインゴミをなすりつけることで素早く手から離れ、ポーチ内に収めることが可能です。

そして捨てることへのこだわりはもう一つあります。

拾った、あるいは発生したゴミをダストポーチに捨てたあと。

つまり、ダストポーチから中身を取り出すための工夫です。

『クイックダストポーチ』には、たっぷりと詰まったゴミでも簡単に取り出せるための機構として、背面側に大きく開くシッパーを採用。ここを開くことで背面のおよそ80%が開放されるため、瞬時に中身を取り出すことができるのです。

また、内側に面ファスナーを使用していないため、ポーチ内部にゴミが絡みつくこともなくもスムーズに捨てることができます。

いかなる段階であっても、ゴミを然るべき場所に捨てる行為にストレスを感じないための工夫を施しているのです。

素材:『Up DRIFT(アップドリフト)』という唯一無二である最大の理由

環境のことを配慮するための製品「ダストポーチ」を作るとなったときに、より地球のために役立つ方法は何なのかを深く追求しました。

もちろん、多くの人に長く使用してもらい、ラインポリス活動を活性化させることは地球や釣り場環境のためになるでしょう。

しかしながらもっと根底的に、ダストポーチを手にするだけで環境活動の一旦を担えるような何か。

そこでたどり着いたのが、『Up DRIFT(アップドリフト)』でした。

海辺のゴミ拾い(ビーチクリーン活動)などで回収されたマイクロプラスチックの原因となるペットボトルなどを元に繊維『Up DRIFTTM ファイバー』を作り出し、それを利用した製品のみが『Up DRIFT(アップドリフト)』のタグを付けることが許されます。

つまり『クイックダストポーチ』は、地球環境を汚染するはずだった海洋ゴミが、形を変えて素材となった、真の意味で環境のことを配慮したアイテムなんです。

手にした瞬間から環境を守る一員になれる。

『クイックダストポーチ』が唯一無二な理由は、ここにあるのです。

『Up DRIFT(アップドリフト)』の詳細はコチラから!

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サイズ感:「ゴミ入れ」に留まらないユーティリティ

『クイックダストポーチ』は、500mlのペットボトルが収まるサイズ感となります。

また、釣り人にお馴染みのスケールで言えば、明邦化学のVS-904やマルチケースMがすっぽりと収まります。

市販されている多くのダストポーチと比較すると少しだけ大きいかもしれません。

ですが『クイックダストポーチ』を身につけている時間が長いという用途を想定すると、ゴミを捨てるだけの用途に絞ってしまうのはもったいなく感じたのです。

ルアーケースやプライヤーなどを気軽に放り込めばちょっとしたタックルバッグの代わりとなります。

サイズが合うのなら、ペットボトルやマイボトルを入れるホルダーとしても機能するでしょう。

内側には針を貫通しにくい素材を採用しているため、直接ルアーを入れておくこともできるかもしれません。

『クイックダストポーチ』の名前に縛られず、自由に使ってほしいとルアマガチームは考えているのです。

もちろん、拾ったゴミや自分自身が発生させたゴミをタップリと入れられるのは言うまでも有りません。

ラインくずや使い古したワーム、ルアーのパッケージや釣りをしながら食べた軽食の袋など、ガンガン入れることができますよ。



拡張性:組み合わせでその使いやすさはもっと広がる

もちろん『クイックダストポーチ』は単体で使っても十分な活躍が期待できますが、優れた拡張性を持ち合わせているため、工夫次第で使いやすさ、活躍の場はもっともっと広がります。

例えばポーチ前面のポケット。

内側に針が通りにくい素材を採用しているため、ちょっとしたゴミや古い針を入れておくのもいいですし、車の鍵のような小物をしまっておくのにも便利です。

ですが、別売りのエコバッグやゴミをまとめる用の大きな袋を収納しておけば、必要に応じてメイン部分以上の収容力を得ることができるのです。

さらに両側面にはD管もありますので、ピンオンリールやリーシュコードをつければ、プライヤーやラインクリッパーなど、釣り場で役立つ道具をひとまとめにすることも可能です。

一方で、『クイックダストポーチ』そのものを組み合わせる側にすることもできます。

上部に標準装備となっているカラビナや背面のベルトループを使用してライフジャケットや釣り用バッグに取り付ければ、それらのギアの性能をアップさせることもできるのです。

もちろん、車のキャリア周りに掛けて使用したり、レンタルボートなどであれば設置型の簡易ゴミ箱としても使えてしまいます。

せっかく携帯するのですから、様々なアイテムと組み合わせて、個性的に、なおかつ機能的に、自分だけの使い方を見つけてくださいね。

地球のこと、釣り場のことを気負わず気遣う第一歩に!

『クイックダストポーチ』、いかがでしたでしょうか?

ルアマガチームが込めた思いが少しでも伝わったのなら幸いです。

多くのことを学び、癒やしを得られ、そして何よりも楽しさにあふれる「釣り」という趣味。

胸を張ってこれからも続けていくための第一歩として、ぜひご活用いただければと思います。

販売開始は10月28日。

もうしばらくお待ち下さい!

クイックダストポーチ

  • :18cm
  • :13cm
  • 奥行き:5cm
  • カラー:ブラック/ホワイト
  • 付属:専用カラビナ
  • 価格:2,980円(税込)
  • 発売日:2021年10月28日
  • 発売:ルアマガ オンラインストア

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