デカバスを揃えなければ決勝に進むことができないハイレベルな戦いが毎年繰り広げられる陸王オープン&ダービー。昨年の各ブロック優勝者7名がここに集結。夏にデカバスを釣るためのマル秘テクニックを特別に公開。ちょっと季節は外れるが、オープン&ダービー上位選手の思考法は要チェック!
【Profile】
保坂勇太(ほさか・ゆうた)
「人生を賭けてます! 」。今季ダービー第1回目は有給消化で西湖に挑むも撃沈…。9月のオープンに全精力を注ぐ! 1986年7月28日生まれ(35歳)、山梨県出身。
陸王オープン:2019 Bブロック優勝
陸王ダービー:2020 Bブロック優勝
スピナベサイトにスレてきたなら!
オープン初年度、ダービー初年度にそれぞれ決勝進出を果たした河口湖&西湖の手練〝ビーブル保坂〟さん。
そのニックネームは、かの川村光大郎さんのスピナベサイトを十八番とすることに由来。
保坂「最近は皆がやるようになって若干スレ気味…。なので、先周りしてウィードに引っ掛けておいて、魚が現れたら…」
回遊を待っての高度なテク! …だが、今回はもうひとつの夏テクをご伝授いただいた。
保坂「夏のクリアレイクは基本的にはディープへ移行しがちで、ボートが有利になります。そんな中でも、特にデカい個体は岸寄りでエサを獲っています。何よりのキーはベイト。ギルが多い場所を探します」
バスの本能を理解すべし!
具体的な作戦
エリアチョイス:ブルーギルが溜まっている岬やウィード周り
保坂「夏は水通しの良い場所にブルーギルが溜まる傾向があります。でかバスはそれを狙って…」
小さな生態系がそこに。
保坂「基本的には、涼しい朝もしくは夕の時間帯が高確率です」
釣り方・アプローチ:ギルがアタックしても、むしろ好条件!
保坂「バスを釣る前に、ギルに興味を持たせることも必要です」
2タイプのトップを使い分け、まずは反応を探る。
保坂「水面がザワつけば、でかバスも気付いて…」
まずはギル狙いだ!
マストルアー:トップウォータープラグ5選「時間帯で強弱の使い分けが基本です」
保坂「朝は移動距離の少ないトップでアピール」
チュッパをベースに、強めはラウダー。
保坂「7~8時に太陽が昇ったら、シェード側をシグレ」
オリジナルは強め、タイニーは弱め。
それぞれ2段階攻撃だ。
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ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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