多芸を極めたism(イズム)の名作、プル70F。表層ワカサギイミテートプラグとして、ジャンルを築き上げたモデルだ。そのプルが、62mmにダウンサイジングして登場! 食わせスペックが加速し、サーフェスゲームが激アツに!!
【Profile】
冨沢真樹(とみざわ・まさき)
JBトップ50プロにして河口湖辣腕ガイド! プル70Fの生みの親。フィネスからパワーゲームまで駆使し、優れたアジャスト力でJBトップ50を転戦する。河口湖フルタイムガイド「トミーガイドサービス」は超人気の様相!
プル62F【ism】
ワカサギ激効き…だけじゃない! 守備範囲は広大だ
表層ワカサギパターンを、その特徴的な「く」の字シルエットで制したプラグ、プル70。今回62サイズのプロデュースをした冨沢真樹さんは、そのルアーパワーを確信している。
冨沢「まずプルには、オリジナルとなるルアーが持つ『凄み』がありますね。元祖と呼ばれるレジェンドルアーが何年、何十年も最前線で活躍しているように」
ワーム禁止の激戦トーナメントレイク、河口湖で結果を出し続けるガイドの言葉は重い。
冨沢「でも、使い方と考え方はシンプルでいい。まずは表層でワカサギがザワつくシチュエーションで使ってみてください」
ワカサギ産卵の春、酸欠パターンの夏、荒食いの秋…通年でも活躍する状況は少なくない。
冨沢「ワカサギのいない、例えば野池なんかでもプルはめっちゃ効く。場所やベイト問わず、ボイル撃ちでも高確率で反応したり。そこでさらに食わせに特化したプル62Fを試してみて欲しいですね!」
プルのテール
冨沢「フェザーがあることで、フックやラインにバスの視線がいかず、結果食わせの要素となっている。めちゃくちゃ活性の良いときは、フェザーを外して2フックにするチューンもアリ」
プルのフック
ピアストレブルダガー#10(リューギ)が標準装備。
冨沢「2フックのプラグって、やっぱりフックで見切られる。実はプルも、フックなしの状態だともっと食ってくる(笑)。でも1フックのほうがフッキング良好で、動きもいいです」
プルのヘッド
アタマ下がりとなるヘッドで水を受け、カラダをロールさせたりダイブしたり……とリップの役割を果たす。余計なパーツもなくバスに警戒されにくく、微細なロッドワークにも反応する。
カラーラインナップ
どれを選んでも間違いなし! 厳選8カラー
ワカサギ系カラーは4種! ナチュラル系も多いが視認性の高い色もしっかりラインナップ。
冨沢「僕のオススメは3つ。表層の寄せパワーが強い白ベースの、ゴーストパールホワイト。高視認系では、ナチュラルサイトピンク。ワカサギ系ではシークレットワカサギ。濁ったらギラつく系がいいですね」
プル70との違い
冨沢「70は大きい分、どっしりとして水押しも強いし、飛距離も少しだけ飛ぶ。62は微細な動きやシルエットの食わせ性能が高い。また丸呑みバイトが多発して、ランディング率も高くなっています」
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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