GTや青物などの大型ターゲットをキャスティングで狙う場合、トップウォーターで狙うスタイルが王道だろう。しかし、水面まで出てこない魚がいるのも事実。その海域に魚がいるとわかっているのに、トップに出ないからと言って諦めてしまうのはもったいない。考え方を柔軟にすれば、もっと魚は釣れるはずだ。そんな思いが形になったのが『オシア ヘッドディップ175HS』だ。
●文:ルアマガプラス編集部
オシア ヘッドディップ 175HS(シマノ)
【スペック】
- 全長:175mm
- 重量:185g
- タイプ:ヘビーシンキング
- カラー:全6色
- フックサイズ:付属無し (#4/0推奨)
- 本体価格:4,600円
GTや大型青物に実績があるフローティングペンシル・ヘッドディップ175Fをベースに、180gオーバーのヘビーシンキングチューンを施したが、この175HS。新たに採用された専用成型ウェイトはボディ最後端に設置されているので、キャスティング時には重心が前端に集中。空気を切り裂くように飛んで圧倒的な飛距離を叩き出し、フォールでもボトムまで素早く到達できる。
基本的な使い方はボトムから一定のスピードをキープして、ただ巻きするだけでOK。もちろん誘いを掛けるために、激しいジャークや軽めのトゥイッチを入れるのも効果的。警戒心が強くトップに出るまでは至らない、しかし活性はそれなりにあるGTをはじめとした大型魚たちに、積極的に仕掛けることができる。
カラーはベイトフィッシュをイメージしながらも、カラフルな6色を用意。ベイトフィッシュの鱗のパターンをリアルに再現したスケールブーストもアピール力が高いAタイプ、ナチュラルさを追求したNタイプの2種類を採用して、水中を無防備に泳ぐ姿を演出することができる。
フローティング仕様の175Fには反応してくれないとき、このヘビーシンキング仕様の175HSを控えとして投入すれば、GTはもっともっと釣れるはずだ!
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