
私たちのフィールドには、ルアーを送り込むのがためらわれるような難攻不落のヘビーカバーが存在する。水面に分厚く堆積したフローティングカバー。キャストさえ許されないほど高く伸びた草木やアシ。そんな手強いヘビーカバーを味方にするテクニックを我らが釣りウマ兄貴・エグシュンこと江口俊介さんにレクチャーしてもらった。今回は「ウェッピング」の狙い方をご紹介。
●文:ルアーマガジン編集部
江口俊介さんのプロフィール
COVER TECHNIC FILE02「ウェッピング」
誰も撃たないから釣れる! 試してみる価値あり!
江口「そこまでのヘビーカバーに対してちゃんとカバー撃ちをしようという意識の人はそう多くはないので、釣れるアプローチですよね。注意点は、着水音を極力小さくすること。ルアーをキャストしたままの勢いでボチャンと着水させたら、せっかくカバーにいたバスが逃げてしまいます。ラインを手前のアシや草にもたれかけさせて、サミングしながらルアーを水面に静かに落とすのがキモです。カバーが覆いかぶさった岸沿いはバスがつきやすいので、陸っぱりでもボートでもウエッピングは武器になりますね」
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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