ジェネラル大澤さんが解説! TENRYUパワーマスター「PM1072S-MH & PM1022S-MH」の使い分け。[ショアジギング・ショアキャスティングゲーム]

磯や堤防、サーフなどから、青物などの回遊魚を狙うために開発された、テンリュウのパワーマスターシリーズ。2022年に追加モデルがリリースされ、ラインナップがさらに拡充。追加モデルの内2本について、同社テスターの大澤さんに解説をお願いした。

●文:ルアマガプラス編集部

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大澤 大介(おおさわ・だいすけ

ジェネラル大澤の愛称でも知られるアングラー。ショアからの大型回遊魚からシーバス、渓流まで幅広く活躍。テンリュウのフィールドスタッフとして、パワーマスターシリーズを活用する。

PM1072S-MH & PM1022S-MHの実釣解説動画はコチラ!

ショアジギングもショアプラッギングもこなすのがパワーマスターのコンセプト

今回、動画の撮影で訪れたのは、伊豆半島南端のさらに沖の磯。渡船を利用してアプローチしたのだが…。

大澤「ちょっと状況が良くないんですよね。最近、青物の釣果が出てなくて。さらに、台風でうねりが入っていて、非常にやりづらいです。まぁ、メインの目的はパワーマスターの解説なんで、あわよくば釣果も、という感じでお願いします(笑)」

台風によるうねりのため、ご覧のような状況。大澤「もう一段下でやりたいところですけどね、ちょっと無理ですね」 [写真タップで拡大]

大澤さんが最初に手にしたのは、パワーマスターのPM1072S-MHだ。

大澤「このロッドは、プラグだと最適なのは50gまで、メタルジグだとマックスで80gくらいとなりますね。パワーマスターシリーズのコンセプトが、プラグでもメタルジグでも、どっちを使っても高い操作性、キャスタビリティを発揮するということで、状況に応じて、より幅広い攻めが可能となっています」

パワーマスター PM1072S-MH(テンリュウ)

【SPEC】
●全長:10ft7in(3.23m)●継数:2 ●アクション:レギュラーファスト ●仕舞寸法:166cm ●ルアーウエイト:最大100g ●適正ルアーウエイト:プラグ50g/ジグ80g ●ライン:最大PE3号 ●リアグリップ長:425mm [写真タップで拡大]

今回持ち込んだもう1本のパワーマスターPM1022S-MHとの違いは?

大澤「表記は同じMHではあるんですが、コチラ(PM1072S-MH)は少しパワーがあって、ラインもPE3号まで使えるようになっています。ロッドのレングス自体は、10ft7inと長いんですが、グリップ長はPM1072S-MHの方が短いんです」

スペックを見ると、PM1022S-MHのグリップの長さは455mm、一方PM1072S-MHは425mmと30mmほど短くなっている。

左の短い方がPM1072S-MHで、右の長い方がPM1022S-MH。比較するとその長さの違いは明確だ。 [写真タップで拡大]

大澤「短いことのメリットとしては、ルアーの操作時にグリップエンドが干渉しにくいので、ミノーなどのプラグの操作性が高いという点が挙げられます。ジグももちろん扱えるけど、どちらかと言うとプラグを積極的に使いたいという場合は、こちらのPM1072S-MHを選択しますね」

PM1072S-MHはリアグリップ長が425mmと短めの設定となっているため、ミノーなどプラグの操作がストレスなく行える。 [写真タップで拡大]

大澤「あと、ルアーウエイトに関しても、PM1072S-MHは最大100gまで背負えます。ベストなルアーサイズは、プラグは50g、ジグが80gとなっていて、PM1022S-MHよりもパワーがあるというのがわかります。なので、大体3㎏から4㎏のワラサやハマチが掛かった場合でも、ある程度強引なファイトも許容してくれます」

PM1072S-MHは、3㎏から4㎏の青物が掛かっても、バットパワーでグイグイと寄せて来られる。 [写真タップで拡大]

大澤「具体的には、ファイト中にバットパワーでグイグイと魚を寄せてくることができるロッドだという印象ですね。これは、テンリュウのロッドに関して共通している部分でもありますが、魚を掛けると非常にスムーズに、きれいに曲がってくれるんです。つまり、魚の動きに対する追従性が高く、バレにくさも実感できると思います」

PM1072S-MHは、振り抜けが良く向かい風でもルアーをキャストしやすい。 [写真タップで拡大]

キャスタビリティについてはどうでしょうか?

大澤「適度な張りがあるのと、あとはグリップのレングスが短めの設定ということもあって、例えば風のある中でヒラスズキを狙うような状況に置いて、ルアーをピンスポットで入れ込んでいく場合でも、振り抜きが良く投げやすい。思うところにルアーを送り込みやすくなっていますね。プラグの操作性の説明が多くなっていますが、ジグももちろん使いやすい。プラグの操作性が高い、バーサタイルロッドと捉えて頂ければいいかと思います」

「スタンダード・ショアジギング&プラッギングロッド」パワーマスターPM1022S-MH

パワーマスター PM1022S-MH(テンリュウ)

【SPEC】
●全長:10ft2in(3.10m)●継数:2 ●アクション:レギュラーファスト ●仕舞寸法:159cm ●ルアーウエイト:最大80g ●適正ルアーウエイト:プラグ50g/ジグ60g ●ライン:最大PE3号 ●リアグリップ長:455mm [写真タップで拡大]

次に、パワーマスター PM1022S-MHですが、こちらはどんな特徴でしょうか?

大澤「メタルジグもプラグもどちらも使えるロッドで、ミディアムヘビーという表記で、ルアーウエイトは最大80gまで使うことができます。ベストウエイトで言うと、プラグだと50g、ジグだと60gとなっていますね」

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大澤「このモデルに関しても、やはり曲がりが非常にスムーズです。ブランクス全体でしっかりと負荷を受け止めて曲がってくれます。これは、使っていてとても印象的な部分です。魚を掛けたときによくわかりますが、バットまで綺麗に曲がってくれるのが特徴ですね」

曲がるという部分がフィーチャーされることが多いテンリュウのロッドだが、パワーマスターシリーズはそれだけに留まらない特性を持つ。

大澤「よく曲がるのに、キャスト時はシャキっとしていて、ブレの収束も早い。キャストフィールもとてもいい印象ですね。投げやすいです。ロッド重量も軽いので、近海での数を投げる釣りなどでも、疲れにくくて1日中使えると思います」

ルアーの操作性は?

大澤「ジグに関しても、本当にキビキビと動かせて、キレのある動きを演出することも可能ですね。あと、大きい魚を掛けたときに、バットがしっかりと曲がってくれて、強烈なパワーをしっかりと受け止めてくれますから、多少強引にやり取りしても、魚の首振りとか暴れる青物の動きなんかにも追従してくれます。つまり、バレることがとても少ないロッドだと言えますね」

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大澤PM1022S-MHは、今日のような沖磯というよりは、どちらかと言えば、堤防などでのライトめなショアジギングやプラッギングゲームに最適だと思います。パワーマスターは、今秋、追加モデルとして新たに4機種(ヘビーモデル)が発売となります。是非、皆さんのスタイルに合わせたモデルをチョイスして、ショアジギング、ショアプラッギングゲームを楽しんでみて下さい」

2022年秋追加! パワーマスター ヘビーモデル4機種を紹介!

パワーマスター PM1002S-HP

●全長:10ft(3.05m)●継数:2 ●アクション:レギュラーファスト ●仕舞寸法:156cm ●ルアーウエイト:最大100g ●適正ルアーウエイト:プラグ70g/ジグ80g ●ライン:最大PE5号 ●リアグリップ長:495mm [写真タップで拡大]

パワーマスター PM1002S-HH

●全長:10ft(3.05m)●継数:2 ●アクション:レギュラーファスト ●仕舞寸法:156cm ●ルアーウエイト:最大120g ●適正ルアーウエイト:プラグ90g/ジグ100g ●ライン:最大PE6号 ●リアグリップ長:495mm [写真タップで拡大]

パワーマスター PM1002S-X

●全長:10ft(3.05m)●継数:2 ●アクション:レギュラーファスト ●仕舞寸法:156cm ●ルアーウエイト:最大150g ●適正ルアーウエイト:プラグ120g/ジグ130g ●ライン:最大PE6号 ●リアグリップ長:495mm [写真タップで拡大]

パワーマスター PM9102S-XX

●全長:9ft10in(3.00m)●継数:2 ●アクション:レギュラーファスト ●仕舞寸法:154cm ●ルアーウエイト:最大180g ●適正ルアーウエイト:プラグ140g/ジグ150g ●ライン:最大PE8号 ●リアグリップ長:495mm [写真タップで拡大]

ジェネラル大澤さんによるパワーマスター解説ムービーはコチラ!


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