魚を美味しくいただこう! 10月16日 東京・津本式講習会がスペシャリティな理由!【ルアマガ主催】

さて、10月16日の日曜日、東京都内で行われる津本光弘さんご本人や、豪華ゲストによりセッションされる『究極の血抜き・講習会』。はい。今回は有料です! 有料ですけど、何がスペシャルなの? お金払う価値はあるの?にお答えします。

●文:ルアマガプラス編集部(深谷真)

2024 ブラックフライデー

みっちり約6時間! 税込19,800円の価値はあります!

津本さんご本人の、目指すところは自身の開発した魚の仕立て技法『津本式』を普及し、魚をありがたく、あますことなく、天然も養殖も関係なく美味しく多くの人に食べてもらうこと。なので、基本的に各種イベントでも無償で技術を公開したり、YouTubeで技術を公開したりされてきました。

津本式とは、津本光弘さんが開発した血抜きを主体とした魚の仕立て方です。腐敗原因となる血を『水とホース』を使って高い精度で抜き、各種体型化された方法で処理、保存することでローコストで長期の魚の保存ができるようになりました。手法そのものは非常に合理的で簡単ですが、手順の正しい意味を理解することで、魚という食材の幅が大きく広がる技術です。

しかし、ルアマガ主催の当イベント、きっっっっっちり1万9800円! そう、お金とります!

儲けに走ったかルワマガよ! というそしりもありましょうが、いや、イベントではそんな儲かりませんて…。ただですよ、大人数人を1日拘束するわけですので、タダでよろしくお願いします!!!とは会社として、礼儀としてもいえません。

ほんと少ないですが、最低限のお礼をさせていただき、場所を抑え、交通費をお支払いし…てな流れでございますので、すいません。参加ご希望の方、確実に価値ある情報ですので、よろしくお願いします。

実はルアマガ主催のイベントは2回目。前回は4万9800円の講習料でした。プロ向けを謳い津本さんの公認検定をそれぞれが挑戦し、実技をひとりひとりが行って、それを見た津本さんがアドバイスを行い、プロが熟成に関する技術を提供するというエンスー仕様。

今回は、そういった原価がかかる部分を抑えて、座学をみっちり!という津本さんの希望もあり、この講習代金となりました。

ルアマガがこだわるのは不特定多数に基本をお伝えするのではなく、学びたいという方が正しい技術を得て、有用に活用してくださることです。なので少数を集めて、じっくり学んでいただきたいのです。

丁寧な実技のデモンストレーション。熟成の知識に長けたシェフのお話。そして、他でなかなか聞けない大学の研究成果!

津本さんによる、実技のデモンストレーションは参加者のみなさんがしっかり見ていただけるように、ていねいに、ていねいに津本さんに講習していただきます。各種販促イベント、YouTubeなどではわかりにくい大事で重要な部分をしっかり取り扱ってくださいます。

ちなみに所感ですが、『津本式できるよ!』って方の5割は、ちゃんと出来てません(笑) 津本式はある程度こなせば、それなりの効果が出ますので、それでいいって方も多いかもですが、1週間を超えるような保存、熟成を目指すには、やはり正確な技術が必要です。ので、講習でぜひマスターしてください。

そして、実際に現場で魚の熟成調理に取り組み、津本式の魚を使いこなしてらっしゃる、西新宿sushi barにぎりての保野淳さん(津本式公認技師★★★獲得者=最高位)と津本さんのセッション。

そして、東京海洋大学の髙橋希元助教による津本式に関わる研究成果の解説。特に、こちらのお話はアーカイブなどに残せないというような制約のあるお話で、参加者のみが耳にできる情報が…。開催者も津本さんも聞きたいという内容になっています。

初心者には向いていませんか? いいえ、ビギナーも歓迎です

なんか、内容が濃そうでビギナーついていけないんじゃないか。いいえ。そこはルアマガ主催。基本に忠実でわかりやすく、しかも、各種技術を見落とさないように、津本さんと準備します。津本式をイチから覚えたいって方も、ぜひいらしてください。でも、津本式の動画や、できれば本に関しては予習してきていただけると、より理解度が深まると思います。

津本式は魚という食材を扱う技術です。動画などで丁寧に解説はくださっている津本さんではありますが、やはり、正しく、正確に技術を覚え、使いこなすことでよりレベルの高い、美味しい魚という高みに届くくといえるでしょう。ぜひ、この講習会も役立てていただければ幸いです。

9:00-11:00 実技講習

11:00-12:00 東京海洋大学高橋助教授による津本式の科学的知見。データ公開。質疑応答。

12:00-13:00 休憩(津本さんは現場を一時離れます)、お弁当あり。

13:00-15:30 実技に関する質疑応答

15:30-16:30 津本さん、公認技師を交えての座学講習

<カリキュラムは変更されることがあります>


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