あの山田ヒロヒトがベタボレ! 唯一無二のエギングロッドは秋イカにも最適![ストイストRT IL 89LML]

この秋のエメラルダスシリーズの製品ラインナップ拡充が話題だ。遠投性と究極の軽さとしなやかさを手に入れたストイストRT IL89LML。そして、重心移動システムを搭載して復活したエメラルダスフォールLC。さらに、エメラルダスピークにも待望の3.0号、2.5号が追加された。もはや向かうところ敵なし状態の秋イカ戦線対応タックルについて、監修をつとめた山田さんに話しを伺った。

●文:ルアーマガジンソルト編集部

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山田 ヒロヒト(やまだ・ひろひと)

サラリーマンのかたわら、休日を利用して各地のアオリイカを釣りまくるスタイルに多くのサンデーアングラーから支持を受け、数年までに独立。現在は、専業プロとして活躍中。DAIWAフィールドテスターとして、エメラルダスの製品開発にも深く関わる。

「インターラインロッドとしては異例なほど繊細なティップを持つ、今、一番のお気に入り」

エメラルダス ストイストRT IL 89LML(DAIWA)

●全長:2.67m ●継数:2本 ●仕舞寸法:138cm ●自重:89g ●先径:1.3/1.9mm ●元径:9.4mm ●エギサイズ:1.8〜3.5号 ●適合ライン:0.4〜1.0号 ●カーボン含有率:97% ●本体価格:8万1000円 [写真タップで拡大]

スペック的には、エギのサイズは1.8号からを守備範囲としており、秋イカ釣りのラン&ガンに最適なモデルとなっている。上は3.5号まで使用可能なので、通年、主軸となり得るポテンシャルを持つ。

インターラインの常識を覆す、しなやかなティップを持つロッド

山田「今、一番のお気に入りですよ、89LMLは」

インタビューの冒頭、嬉しそうにそう語った山田さん。しかし、その領域にたどり着くまでには、簡単な道のりではなかったようだ。

一切の妥協がないもの作り。ストイストシリーズが貫くコンセプト
今夏、新たに追加されたストイストRTシリーズのインターラインモデル、89LML。アウトガイドモデルと同レベルの、ティップのしなやかさを持つのが特徴。秋エギングの主軸となるロッド。 [写真タップで拡大]

山田「一発目に上がってきたサンプルは、正直、自分の理想とはかけ離れたものでした」

ご存知の通り、ストイストRTは、極限まで軽量化と強度を追求した、まさにレーシングスペックシリーズ。今回、そのインターラインモデルに、新たに89LMLが追加された。

ストイストは、山田さんが監修し、一切の妥協なく完成度の高いエギングロッドをラインナップする。

山田「89LMLは、ラインナップの中でも思い入れの強いモデルなんです。インターラインって、アウトガイドモデルに比べると、どうしても張りが出てしまう。それは、79MMHのように攻撃的なモデルには最高のメリットとして働くけど、89LMSのコンセプトはそうじゃない」

実は、既存のストイストAGSにも同じ番手の89LMLが存在しており、こちらも山田さんはお気に入りのモデルだと公言してはばからない。

小型のエギをさらに遠くへと運ぶことができる
山田「例えば、日本海側の秋イカって、シャローをラン&ガンして広く探っていくような釣りをします。3.0号のエギを、向かい風の中でもしっかり飛ばせるのは、このロッドの強みです」 [写真タップで拡大]

山田「エギングロッドは、ティップからベリーはしなやかに仕事をしてくれる一方で、バットは大型のイカのジェット噴射もしっかりと受け止めるパワーを持つのが理想。ストイストAGSの89LMLはほぼ、その理想を実現したモデル。これを超えていかないと、ストイストRTで同じ番手のロッドを出す意味がないですよね」

大メーカーに対しても、忖度なく厳しい態度を貫く。これにより恩恵を受けるのは、相当の対価と引き換えに製品を手にするユーザーだ。

山田「どうして、しなやかなティップが必要なのか? それは、小型のエギでも操作しやすく、潮流の変化も敏感に察知でき、アオリイカの触るようなアタリにも反応できる、そういう繊細さを89LMLには持たせたかったからです」

一発目のサンプルは、山田さんの理想よりもオーバーパワーで、十分な繊細さを感じなかったため再設計を求めたのである。

ただ、インターラインで山田さんが求めるしなやかさを実現するのは、かなりの無理難題だということは自身も十分承知していた。

山田「アウトガイドのブランクス並みのティップのしなやかさが欲しかった。無茶を言っているのはわかってるんですが、だからといって諦めるわけにはいかないですからね。また、DAIWAにはその無理難題を解決するだけの技術力がありますから」

結果、ティップに求めるしなやかさを十分以上に実現したものに、ストイストRT IL 89LMLは仕上がったのである。さらに、ロングレングスながら90gを切るという驚異的な軽量化も果たしながら。

「89LMLは、秋はもちろんだが通年メインとなるロッド。広範囲ラン&ガン用として最強の選択肢」

春の藻場をマッタリ攻略する釣りにも89LMLは有効
山田「秋イカ攻略に有効なのは間違いないですが、3.5号エギを使って、沖の藻場をスローに探るような釣りにも、このロッドは有効です」 [写真タップで拡大]

ティップはL、バットはMLアクション。繊細にエギを操作しつつ、大型のイカにも対応!

今は、秋イカシーズン真っ只中。各地で、盛んにエギングが行われている時期だ。

山田「89MLMに関しては、例えば、日本海側の秋のエギングですね、2.5号とか3号のエギを使って、シャローを探っていくような釣りに完全にハマるロッドです」

飛距離を出して、広く探っていくようなイメージですか?

山田「そうですね、シチュエーション的にはゴロタ場とか磯場のシャローエリアに溜まっているイカを狙うイメージです。だから、根掛りのリスクもあるんですけど、8ft9inあれば高い位置でエギを操作できるんで、トラブル回避性能も期待できます。また、ティップからベリーがしなやかなんで2・5号、3号のエギも操作しやすいし、長さをいかした遠投で沖や広範囲を探ることもできます。この竿を渡して投げてもらったりするんですけど、その圧倒的な遠投性にビックリしますね」

秋イカを狙いのメインロッドとなる89LML
秋イカシーズンは、日本海側でゴロタ場や磯場のシャローエリアをラン&ガンするスタイルが多い山田さん。小型のエギをさらに遠くへとキャスト可能な89LMLは欠かせない存在。 [写真タップで拡大]

ただ、秋イカシーズンのみに対応するロッドというわけではなく、実際には通年、使えるポテンシャルを持つという。

山田「3.5号もしっかりと投げて、操作できますからね。例えば、春の藻場攻略として、エギをゆっくりと見せて誘い出すような釣り方に使っても面白い。沖の藻場とかも狙える飛距離もだせますからね。ティップからベリーがライトアクション、バットがMLなんで、大型のアオリイカがヒットしてもしっかりと対応可能ですし、3.5号のエギも気持ちよくフルキャストできますよ」

組み合わせるのは、新しいエメラルダスフォールLCラトルですか?

エメラルダス ピーク2.5号(DAIWA)

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●自重:10.5g ●色数:15色
エメラルダスピークは、オールシーズン展開の中心
左右へのキレのいいダートアクションを得意とする、スタンダードにして主軸エギ。新たに2.5号サイズが追加され、サイズバリエーションが拡充。秋イカシーズン攻略の幅が広がった。 [写真タップで拡大]

山田「もちろん、エメラルダスフォールも使いますけど、主軸はあくまでもエメラルダスピークです。8月、新たに2.5号が追加されたんで、3号と合わせて、サイズバリエーションを活用した展開が可能です。1年中使えるけど、秋は特に得意としているというイメージですね」

ライトアクションのティップは小型エギも扱いやすい
2.5号、3号サイズのエギの活用が多い秋イカシーズン。オーバーパワーのロッドでは、エギの操作もままならない。その点、ライトアクションのティップを持つ89LMLは、小型のエギの操作も得意とする。 [写真タップで拡大]

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