近くのため池で釣りを楽しむのもアリだが、たまにはちょっと遠くに足を運びたくなるのが釣り人の性。かたやトーナメントの世界や各メディアで活躍するプロアングラーは全国津々浦々のフィールドへ遠征を行う毎日を過ごしている。釣行行脚を繰り返しているプロアングラー5名が、釣り遠征に欠かすことのできないお供をご紹介! 長距離遠征へ行く機会がある方は是非参考にしていただきたい。今回は江尻悠真さんに伺った。
●文:ルアーマガジン編集部
江尻悠真さんのプロフィール
江尻悠真(えじり・ゆうま)
国内最高峰のバスフィッシングトーナメントであるJBトップ50に今年から出場中の若手アングラ―。先日北浦で行われた第3戦では見事初優勝を飾った新進気鋭の注目株だ。イズムプロスタッフ。
釣り場のお供に!「薬セット」
湖上でもすぐに応急処置!
オロナインなどの虫刺され用軟膏や虫よけ、頭痛薬などの薬類一式は釣り場で必ず常備しています。僕はボートで釣りをするスタイルが多いので、試合前などに体調がすぐれない場合にはすぐに対処できるようにしています。同じラインナップを車とボートの両方に積んでいないと安心できません(笑)。
長距離運転のお供に!「カーオーディオ」
いい釣りにはいい音楽が必要です
今僕はランクルに乗っているんですけど、内蔵スピーカーを一式取り換えて、いいオーディオに変更しました。長距離運転をする上で、音楽が絶対必須になってくるんですけど、よりよいサウンドで音楽を楽しみたいと思いまして。マーティン・ギャリックスやニーナ・クラヴィッツとかテクノとかを聞いたりしますね。試合が近づくと逆に無音になります(笑)。
ホテルのお供に!「エアーポッズ プロ【Apple】」
2つの役割をこなしてくれる優れもの!
音楽を聴くためにも必須なんですけど、耳栓の変わりにも使用できるので重宝しています。ホテルに宿泊するときに、壁が薄いと隣の部屋の音が聞こえてきたり、車中泊だと自分の車のエンジンを切って寝ていると、外の車のエンジン音や走行音が聞こえてきて耳障りなので。
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
よく読まれている記事
九州は福岡の遠賀川のフィールドレポートを寄稿してくれている山口諒也さん。今回は、福岡県にある二級河川「長峡川」での釣りをレポート。台風の影響で水が激減してしまった様子だが… いつもの遠賀川ではなく、「[…]
バスフィッシングの達人「折金一樹」さんが各地での釣りとホームの千葉リザーバーの状況をお伝えする「オリキンもばいる」。今回は、千葉県は亀山湖での釣りをレポート。様々な悪条件が重なってしまったが、どう打開[…]
関東屈指のバス釣りフィールド、房総半島にある亀山湖。このフィールドのリアルな状況を詳しく解説してくれるのが、城ノ上巧さんだ。今回は、9月下旬、ようやく秋めいてきた亀山湖での釣りをレポート。 涼しくなっ[…]
本場アメリカで磨き込まれたDAIWAベイトリールのワールドスタンダードモデル『タトゥーラ』が、ついに第3世代へと突入。過酷なトーナメントシーンにも耐え得る高い耐久性はそのままに、タトゥーラシリーズとし[…]
バスフィッシングにおいてもっとも身近な外道、否、ゲストのブルーギル。好奇心旺盛な性格でどこか憎めないこの魚を、水中から観察するとどのようなことがわかってくるのか。水中写真家の佐々木浩之さんに話を聞いて[…]