《恐怖》地獄の日焼けシーズン到来。誰でもできる紫外線対策を釣り人に教わる。

今シーズンも夏日が到来。空は高く太陽が刺す季節は「日焼け」にご注意! ちょっと釣りするだけだから…と気を抜くと「うっかり日焼け」をしてしまう。偏光サングラスの形に日焼けしちゃって逆パンダになるのはご勘弁。そこでしっかりとした紫外線対策をご紹介しよう。

→誰でもできる簡単《日焼け止め》対策はこちら

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

恐怖の紫外線は日焼けつながる

屋外で直射日光を浴びると、もれなく紫外線というものに当たります。この紫外線(UV)が日焼けの原因なのは知っている方も多いと思いますが、さらに細分化すると紫外線にはUBA、UVB、UVCと3種の波長が存在します。

UVCは波長の短さから、我々の生活する地表には届かないため、日焼け影響するのは『UVA』と『UVB』ということになります。

UVBが皮膚表面に当たると、肌がヒリヒリとして真っ赤に炎症します。これは主にUVBが起こす即効性の高い日焼けです。ちなみにこのように真っ赤な炎症をおこすことを「サンバーン」といいます。これが日焼け直後に真っ赤にヒリヒリする状態。

肌がそこまで赤くならず日差しにあたった翌日くらいから数週間ほど肌が褐色に色素沈着するのが、UVAに当たったことによる日焼けです! こんがり日焼け肌を作る日焼けですね。

こんがり日焼けボーイ。

紫外線対策の基本のキ、日焼け止めを塗る。

日焼けをする仕組みは前項で説明した通り。とはいえ日焼け止めの選び方がわかないという方に少しだけ解説。

SPFやPAなど良くわからない

SPFもPAも数値の大きいものを選べば良いだな? と思いがちですがそういうわけではありません。女性や子供に限らず肌が弱いひとは効果の強いものを日常的に使うと肌ダメージが大きくなるので適材適所で使い分けるのが吉。

たとえば日常生活では『SPF10』ほどで『PA+』くらいの商品が良いと思います。とはいえ釣り人は過酷な環境で釣りをするわけで、肌トラブルを度外視すると消去法で『SPF50以上』かつ『PA++++』の最強の日焼け止め商品に行き着くでしょう。

オススメの日焼け止めはこちら

アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク N(資生堂)

  • 対UVA:PA++++
  • 対UVB:SPF 50+
  • 内容量:60mL

超過酷な釣り人にはモッテコイ!な『SPF50+』に加えて『PA++++』の理想的スペック。さらに60mLという内容量は少ないと思う方がいるかもしれません。ですが! このサイズ感はとても持ち運びに適しているんです。部活動などで日常的に野外スポーツをして日焼けする人以外は大容量タイプって余らせてしまうんですよね。

そして資生堂アネッサのサイトでも「最強*UV」と歌われている通り、釣り人にとって最強の日焼け止めです。ちなみにこの最強の意味を指すのは『SPF50+』、『PA++++』、およびアネッサ内ウォータープルーフ効果を意味するとのこと。

ウォータープルーフとは耐水性のことなので、釣り人にとってうってつけ! 最強の日焼け止めです。

日焼け止めを塗るのが面倒なら、紫外線を遮断してしまえば良い

日焼け止め塗るのは面倒、釣行後に洗い流すのはもっと面倒。それならば皮膚が露出しないように服装から気をつけるべし!

素肌を守るならば長袖が基本、そして忘れがちなのが首周りだ。特にキャップタイプの帽子をかぶっていると襟足部分がガッツリ日焼けして帰宅後のシャワーで苦しむことに。完全対策するならフェイスマスクと一体型のシャツがオススメだ。

オールバリアシャツ

意外と忘れがちなのが手の日焼け止め対策。

長袖シャツを着用して安心していると忘れがちなのが手の甲だ。フリーノットから発売されている「HYOON EX 手甲グローブ」は薄手で軽い着用感。カラーラインナップは白と黒で展開されているが、日差しを反射させる白がオススメ!

最後に紫外線から目を守れば完全防備完了!

普段から釣りをする方なら偏光サングラスを持っている方が多いと思います。特に海釣りをする方は強い日差しが空からだけでなく、水面からの反射で目にダメージを受ける機会が多くなります。そこで偏光サングラスは日焼け対策として必須装備。ここまできたら日焼け対策完全防備完了です。