「自分に合ったベイトリール」が分かる!選べる!アブガルシアの第5世代『レボ5』のマトリクスを徹底解説!!

アブガルシアのベイトリール「レボシリーズ」がモデルチェンジを果たし、その積み重ねはついに5代目へと突入! しかも今回のモデルは、これまでと色々と毛色が違うようで、各地で話題になっているとか。全20モデルにも及ぶラインナップには、果たしてどんなモデルがあって、どれを使えばいいのか?ルアマガ編集部イチの近代アブマニアが徹底ナビゲートします!

●文:ルアマガプラス編集部

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左右巻き合わせると20機種!「新生レボ」ってどうなの!?

皆さんこんにちは。初代レボSXを使って以来の「近代レボマニア」の福ピンクです。

ルアマガ編集部・フクシゲa.k.a.福ピンク
編集部イチの巨漢。学生時代に使用した初代レボSX以来の近代アブガルシアフリーク。レボの箱がハンバーガーの箱に見えてなんだか嬉しい35歳児。「初代のレボってどことなくガンダムエクシアに似ててかっこいいんです!」

2006年に登場した「Revo(レボ)」シリーズもついに4度目のモデルチェンジを果たし、5代目レボ「レボ5」となりました。

画像左上段「REVO5 XSHLP」、画像左下段「REVO5 SXHSLP」、画像右上「REVO5 STXSHSLP」、画像右中段「REVO5 WINCHLP」画像右下段「REVO5 ROCKETLP」

個人的に今回注目したいのが、レボそのものの立ち位置です。実は2022年、アブガルシアから「レボ」シリーズの上位グレードとして、「ゼノン」が登場しているんです。これまたいいリールなのですが、そのおかげで今回レボ5はいわばミドルグレード帯として登場したわけです。

ゼノンとの違いは?

各所にゼノンと同等の機構が搭載されているレボ5だが、最も大きな違いとしてわかるのがその重量感。ゼノンが130~195gなのに対し、レボ5では204~223gとなっている。これはサイズ感の違いや、ボディに採用されている素材の違いによるところが大きい。よりレーシーなゼノンに対し、レボ5はハードな使用を想定した高タフネス素材が採用されているのだ。

他のメーカーのリールでもそうであったように、上位グレードで生まれた技術や機構はいずれ下位グレードにおいても実装されていきますからね。つまり「レボ5」は、つい昨年登場したばかりのハイエンドリールからのフィードックが活かされたミドルグレード。その性能はすでに約束されているようなものなわけです! しかも左右ハンドルを合わせると20モデルに及ぶ気合の入った製品展開!

レボ5のココがすごい!

長く使える高タフネス設計!
豊富な選択肢で最適な1台が見つかる!
唯一無二のデザイン性が光る!
手に取りやすい価格!

ゼノンで採用されたレベルワインドレイアウトを採用するなど、ハイエンドモデルの特性も数多く導入! その価格からは想像できないほど快適な使用感が待っている。

欲しいレボがすぐ分かる!全10モデルマトリクス

選択肢の多さが魅力的なレボ5だが、裏を返せば選ぶのが難しいとも言えるかもしれない。だが実は今回のレボ、価格帯とギア比による区分がなされており、その意味さえ理解すれば非常にわかりやすいラインナップとなっている。ベースとなるボディは6タイプが異なる価格帯に存在。その中で、ギア比の異なるモデルがラインナップされており、そこで10機種を数えることとなる。レボ5の全10モデルの価格とギア比での区分はこの図のとおりだ。

レボモデル名の読み解き方

REVO5
ベイトリールレボシリーズの第5世代

STX
グレード。X、SX、STXを基準に、特化モデルとしてWINCHとROCKETが存在

SHS
ギア比。Winch、無表記、HS、SHS、Rocketの順でハイギアになっていく。

L
ハンドルの向き。無表記は右巻きでLなら左巻きだ。

LP
ロープロファイルモデルの意。



次回は福ピンク的に気になった5機種を実際に使ってきましたので、その使用感を紹介していきましょう。


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