【ハクパターンの秘密兵器!】悶絶シーバスを攻略する「新発想ブレードルアー」をリライト調査隊がお教えします!

5月~7月頃に河川や運河のシャローで頻繁に見かけるハクの群れにシーバスが突っ込んでボイルする「ハクパターン」。ハクというベイトが目の前に沢山いて、シーバスもボイルしているのにバイトすらない、シーバスマンであれば誰しもが味わっているであろう難攻不落の悶絶パターンだ。いくつか攻略方法はあるにせよ、それを実践しても反応すらしない事も多々ある。どうしたら反応を得られるのだろうか?と悩んでいるアングラーも多いのではないかと思う。そんな悩めるシーバスアングラーに朗報!リライト調査隊BOSS吉田が「とあるルアー」でこの悶絶パターンを攻略してきたのでみっちりと語っていただこう。

●文:BOSS吉田

2024 イカメタル特集

実釣&解説は「リライト調査隊」!今回もBOSS吉田が単独釣行!

reLight調査隊(りらいとちょうさたい)

オールマイティに釣りを楽しむBOSS吉田と酔っ払い釣り初心者担当カツのコンビで活動中。釣りの楽しさを伝えるべく淡水、海水問わずルアーフィッシングを中心に活動。ハゼ~GT・サメまでやろうとしている生粋の釣りバカYouTuber。

BOSS吉田

元釣具店スタッフであり、釣りのジャンルを問わずあらゆる釣りに打ち込むフィッシングジャンキー。最も得意な釣りはソルトのライトゲームやシーバスだが、並行してハゼクラにも力を入れており、一過言あり。2019年から続く「Hz-1GP(ハゼワングランプリ)」に連続参戦中で、毎年優勝するほどの実力者でもある。それ以外にもエサ、ルアー問わず幅広い釣りに精通!

ボラの初期形態であり、シーバスの春~初夏のメインディッシュ「ハク」

まずは「ハク」について説明させていただく。

「ハク」とはボラの幼魚の呼び方で3cmくらいまでサイズのものを呼ぶ。釣り人であればご存知の方も多いかと思うが、ボラは「出世魚」でサイズにより呼び方が変わる。

ボラの呼び名の変化

ハク(~3cm)→オボコ(3~10cm)→イナッコ・スバシリ(10cm~15cm)→イナ(15cm~30cm)→ボラ(30cm~50cm)→トド(50cm 以上)

そんなハクは河川の波打ち際や運河の障害物周りに大群で固まっている事が多く、それを狙ってシーバスが寄ってくる事が多いのだ。

言葉の語源になっている「ボラ」は超庶民的な魚!

時代劇や歌舞伎などで「いなせだねぇ」「とどのつまり」といったフレーズを聞いたことがないだろうか?

「いなせ」の「いな」は、若い衆の月代(さかやき)の青々とした剃り跡、つまり髷(まげ)を作る為に頭を剃った跡を、ボラの若魚であるイナの青い背中に見立てた事から「いなせ」の語源という説がある。若い衆の粋さを表現した言葉。

「とどのつまり」は、出世魚ボラの成魚の呼び方「とど」。これ以上大きくならないという事から、いきつく所、詰まる、というのが語源。「結局のところ」として使う意味の言葉。言葉の語源になってしまうくらい、ボラは昔の人達に近い存在の魚だったのではないかと推測されるのだ。

「ハクパターン」の狙うタイミングは?

話を釣りに戻して今回は東京湾などをはじめ、全国の河川でも今時期のメインベイトひとつである「ハク」パターンでのシーバス攻略法を解説していこう。春のバチ抜けと同じタイミング、はたまた入れ替わりでのベイトパターンとなる「ハク」。このハクパターンを攻略するにあたり、私は2つのタイミングを重視している。

それは朝マズメや夕マズメの薄明るい時間帯に潮位が高くなるタイミング。そしてデイ、ナイト共に潮がよく動くタイミングだ。

水面をよく観察すると、この2つのタイミングで波打ち際などの浅瀬から、沖の深い方へ向かってハクの群れが動き出したり、大きな群れが散り始めて、はぐれた小さな群れも出来だすようになる。

「それは何故なのか?」というと、捕食者であるシーバスが同じく動き出すタイミングであり、シーバスから逃げる為にハクの群れも動き出すのである。さらに小さなハクの群れは、障害物周りを伝って動いている事が多く、シーバスがさらに壁際に追い込んで捕食したりする。

そして大きな群れは、流心や潮目に向かってなるべく遠くへ逃げようとするが、待ち構えているシーバスに捕食される。潮の流れがないとルアーを見切られたり、ハクがい過ぎて見向きもされない場合が多いので狙うタイミングに注意が必要である。

「ブレードルアー」が攻略の鍵!?

ハクパターンというと、表層引き波で群れを演出したり、ルアーをアクションさせてはぐれたハクを演出するなどいくつか狙い方はあるものの、それでも反応しない場合はやはりブレードルアーが効果的!
ブレードの波動と細かなフラッシングでハクの群れを演出する事でシーバスが反応するのだ。

現在各社からもハク攻略に対応したブレードルアーがある中、ビバ&アクアウェーブから「新発想」のブレードルアーがリリースされている。それが「ブレビアン60」そして「ブレードマジック75」である。

ブレビアン60(ビバ)

【スペック】

  • 全長:60mm
  • 重量:8g
  • カラー:8色

ブレードマジック75(アクアウェーブ)

【スペック】

  • 全長:75mm
  • 重量:16g
  • カラー:8色

ではどのような点において「新発想」のブレードルアーなのか特徴を解説していきたい。一般的なブレードルアーというと小さな鉛ボディにブレードが装着されているモノが多い。しかし「ブレビアン60」&「ブレードマジック75」は、一般的なブレードルアーと違って鉛ボディではなくプラボディを採用している。

さらにブレードは特殊専用ブレードを採用しており。一般的ブレードルアーと向きが違う。プラボディにより浮力があるのでゆっくり巻く事が可能。そして特殊専用ブレードは波動と水の撹拌力とフラッシングが強くアピール力も高くなっている。

ブレードの波動と共にボディ自体もローリングが強めのウォブンロールで動いている為「ただ巻き」と「リフト&フォール」の2種類のテクニックで攻める事ができる。

特に、流れのある場所はU字ターンでダウンに入った時にブレードの抵抗がすぐ感じられるので流れの変化を見つけやすい。

アピール力は強めながら、ボディとブレード全体を合わせた動きは割と細かい動きなのでハク以外にも様々なパターンに対応可能だ。

キニナル!「ブレビアン60」&「ブレードマジック75」の攻めやすい水深は!?

シーバスルアーを使用するうえでアングラーとして気になるのが「有効レンジ」。特にハクパターンの主戦場は表層レンジにあり、そのレンジ間においても些細な違いで釣果も大きく変わってくる。

私が今回インプレで使用した感覚では「ブレビアン60」は水深1m~1.5m程のシャローの近距離戦でスローに見せたい場合に効果的。

「ブレードマジック75」は水深1m以上の中距離戦で攻めるのに効果的。ロッド角度を立てて、リールを1秒に2回転程のレギュラースピードで巻けば1m以内のシャローも攻める事ができる。

特殊専用ブレードは効く!「難攻不落」なハクパターンを攻略できました!

今回インプレ実釣で訪れたのは春(5月)の東京湾奥河川のナイトゲーム。流れが効いていない時間帯はシャローの淀みに大きなハクの群れが溜まっており、潮が動き出して強い流れが淀みに入った途端、足元の護岸されている壁際を通ってハクが動き出す。

それを分かっていたかのように潮が動き出すと壁際で「バチャン!」とシーバスボイルが発生。頻度は多くないものの時折単発のボイルが出る状況。そんなボイルをよく観察すると、狙い方が見えてくる。

シーバスは、ハクを追い込んでそのまま捕食する場合と、追い込んだ後に反転しながら尾鰭でハクを叩いて弱ったハクを数秒後に食べる場合があるのだ。そして2つの捕食パターンにおけるアプローチ方法も観察しながら導きだした。

【そのまま捕食している場合に効果的な攻め方】
スローからレギュラースピードのただ巻きでハクの群れの外側ギリギリを通す。リフト&フォールも効果的。リフトした頂点が水面直下にくるように調節すると、フォール直後にヒットする場合が多い。

【尾鰭で叩いている場合】
スローなただ巻きで水面直下~ハクの群れの下側や壁際ギリギリを通す。弱ってふらついているハクをイメージすると良い。この時は後者、尾鰭で叩いていた。この場合、よりゆっくり攻めた方が良く、壁際にブレビアン60をキャストしてスローなただ巻き。

シーバスは護岸の壁と水面という壁を利用してハクを追い込んでいるので、護岸際30cm以内にキャストする事を意識する事と水面直下を意識してブレビアン60をスローで巻いていると…「ゴンッ!」とヒット。フッコサイズではあったが、難攻不落のハクパターンでキャッチできた事が嬉しかった!

同じ護岸された壁際でも水深が変わる場所があり、水深1.5m程の壁際にブレードマジック75をキャスト。
16gと重い分、キャストコントロールがしやすく、軽く投げても飛距離が出るので壁際に入れやすい。着水後、すぐにロッドを立ててレギュラーリトリーブで巻いてくると…「ゴンッ!」とヒットするもすぐにバレてしまった…。悔しい。

バラしてしまった後、ハクの群れが届かない流心へ移動してしまったので短時間で終了してしまったが「ブレビアン60」、「ブレードマジック75」共に水深1m~1.5mのシャロー帯の東京湾奥河川ハクパターンで効果的だった。

マイクロベイトパターンにおける新たな「引き出し」になる「ブレビアン60」&「ブレードマジック75」

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今回プレッシャーが高い東京湾奥河川において、しかも「悶絶パターン」とも言われる難しいハクパターンにも関わらず、短時間という実釣時間ですぐに反応が得られた結果から「ブレビアン60」、「ブレードマジック75」は新たな引き出しの誕生といっても過言ではないだろう。

難攻不落の悶絶ハクパターン!あらゆる攻め方をしても反応すら得られない場合に新発想ブレードルアーという新たな引き出しを増やせば悶絶しなくて良くなるかもしれない。

実釣模様及び解説もリライト調査隊YouTubeチャンネルにて公開中!是非チェックを!


※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。