全国的にブームになっているチニングゲーム。そんなチニングのテクニックのひとつであるフリーリグにぴったりのワームがクリーパーバグだ。このワームの特徴と使い方を紹介していく。
●文:ルアマガプラス編集部
クリーパーバグ
【スペック】
- 全長：2.2in
- 入数：6本入り
- カラー：8種類
小さいながらもアピール力はしっかり装備
関西では淀川、中部では浜名湖、関東では東京湾、そのほかにも全国の河川などで流行しているチニング。特に近年はフリーリグでの釣りが増えてきている。フリーリグでは甲殻類系のワームを使うことが多いが、クロダイ・キビレの小さな口によるショートバイトが多く、フッキングが悪かったり、アームパーツが食い千切られたりすることも多い。
そこで、クリーパーバグは全長2.2inのコンパクトサイズに設計。口が小さいクロダイ・キビレでもひと口で吸い込めるようなサイジングに設計。扁平ボディになっているのでバイトしたときに折れ曲がりやすく、フッキング率をさらにアップしている。また、フラットなボディはフォール中に水を押し、小さなボディながらもアピール力を上げている。ボディには3対の足、大小2対のカーリーテールを装備。巻きはもちろん、フォールでもしっかり動いてターゲットにアピールする。
厳しいタイミングこそこのコンパクトさが生きる
実際に使ってみると、そのコンパクトさが生きてキャストではシンカーの重さを邪魔せずに飛距離が伸びている印象を受ける。ボトムでリフト＆フォールしたり、ただ巻きしてきたりという動作では、小さいものが素早く動いているというメリハリのある動きでリアクション的な効果を生んでいるような感じもある。フリーリグの5〜7gで使ったり、ジグヘッドや各メーカーからリリースされているブリーム系のリグで使用しても、そのポテンシャルを発揮してくれるはず。
アングラーが多いメジャースポットや、水温低下などの低活性時などに特に効果を発揮するクリーパーバグ。オカッパリ、ウェーディング、そしてボートと、いろいろなシチュエーションで活躍すること間違いなしだ。
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