アーバンチニングエキスパートもりぞーさんによるチニング連載。第8回目は、遠征釣行で各地でチニングを行う中で得られた体験、そしてチニングの新たな武器となる、シルバーウルフ関連の新製品の情報について解説。
●写真/文:もりぞー(DAIWA)
アーバンチニングの第一人者であり、フリーリグゲーム提唱者
【森 浩平(もり・こうへい)】
大阪府在住。アーバンチニングの第一人者で、クロダイ・キビレの年間キャッチ数は年間2000枚を越すことも。ベイトタックルスタイルとフリーリグの有効性にいち早く着目し、この釣りを普及させてきた。愛称はもりぞー。
遠征釣行で、各地のフィールドを堪能
ルアマガ+をご覧になっている皆さま。ダイワフィールドテスターとして大阪の淀川をホームに活動中のチニング伝道師”もりぞー”こと森浩平です。早いものでもう7月。トップよし、ボトムよしのチニングハイシーズン真っ只中。
自分もロケに遠征、来シーズンモデルの各種テストなどガンガン釣り込んでいてフル回転状態です。去年の7月はTheフィッシングで東京湾ボートチニング撮影でした。
天草エリアへ遠征釣行!
遠征地の1つは初訪問となる熊本県天草エリア! 流入河川絡みをフリーリグ、海側地磯エリアをトップで、山本釣具センターの皆様と一緒に楽しませて貰いました。
ボトムではアーバンクローラーとアーバンシュリンプ2.4/2.8を使って連発。7月発売予定の新色『ライトオリーブ』『淀川スペシャル』で好反応を得られました。
トップは遠浅の地磯エリアでシモリ際や、流れの変化についているクロダイを狙い撃ち。遠投性能が物を言うオープンエリア、流れを予測しつつシモリ際を通す為のアキュラシーが求められる状況でラフトリック90Fが大活躍。
沖でイルカの群れが跳ねる豊かな海域で最高のDETA!を味わうことが出来ました。最大4〜5mとも言われる干満差をたくましく生きる魚たち。再訪したい土地がまた一つ増えました!
チニング仲間とともに、浜名湖釣行!
もう1つは浜名湖。2月放送のTheフィッシングでもお世話になったチニング仲間の二人とボートチニング。ラフトリックでのDETA!とボトムでの連発を楽しむことが出来ました。
砂地エリアでは『ライトオリーブ』とアーバンクローラーに追加された『サンドシュリンプ』が大活躍! 根掛かりにくい砂地エリアではシルバーウルフフックストレート#1/0、根掛かりやすい牡蠣瀬エリアではシルバーウルフフックワイドオフセット#2と組み合わせて使用しました。
アーバンクローラー/アーバンシュリンプに新色追加!
発売以来、各地で好釣果を上げているアーバンクローラー/アーバンシュリンプに新色が追加されます。どれも釣れ筋のカラーなので、発売されましたら是非ローテーションに加えていただければと思います!
アーバンクローラー新色
■ライトオリーブ
サンドシュリンプと双璧をなす、タフコンにめっぽう強いお助けカラー。クリアウォーターや低水温期に高い喰わせ能力を発揮する。また微細なゴールドラメが、クリアウォーターでナチュラルにアピールする。
■サンドシュリンプ
砂地エリアにめっぽう強いアピール力弱めのナチュラルカラー。また、低水温期など、強いカラーを嫌う状況に効果的。メインカラーのバイトが落ちた時の抑えのカラーとしても使用したい。
■淀川スペシャル
グリーンパンプキンにローライトコンディションでも艶めかしくアピールするグリーンラメをプラス。濁った状況でも存在感を発揮する高実績カラー。
アーバンシュリンプ2.4in/2.8in 新色✨
■ライトオリーブ
サンドシュリンプと双璧をなす、タフコンにめっぽう強いお助けカラー。クリアウォーターや低水温期に高い喰わせ能力を発揮する。また微細なゴールドラメが、クリアウォーターでナチュラルにアピールする。
■スカッパノンブルー
ナイトゲームの2番手。月明かりが強い状況などでナチュラルに誘いたいときに効果的。赤濁りなどデイゲームでも威力を発揮する高実績カラー。
ラフトリック90Fも、お陰様で大好評!
チヌトップハイシーズンを前に発売されたラフトリック。90mmという従来のチニング専用トップウォータープラグに比べ規格外のサイズなので、各地のフィールドで受け入れていただけるか心配でしたが、連日SNSに上がってくる釣果報告に一安心。
中でも注目は東京湾での釣果。
ともすれば「食性の違いからトップで釣るのは難しい」とも言われていたようですが、クロダイにキビレ、ボコボコにヒットしているようで、ラフトリックでお客様全員安打!なんて日もあるとのこと。自分も今すぐにでも東京湾へ飛びたいです(笑)
ラフトリックにオススメのスナップは強軸(つよじく)スナップ ワイド SSサイズ。ルアー本来のアクションを引き出すワイド形状で、高強度・高耐久素材 強軸ステンレス採用の日本製で信頼性も抜群ですよ!
そんなわけで、トップにボトム、各地で好釣果が出ているチニングハイシーズン。もう少し季節が進んで高水温状態になると、涼しい時間帯や、溶存酸素量が豊富な水通しの良いエリアや流入河川絡みが良くなってきますが、それでも冬の低水温期に比べて釣れるエリアも、釣れるアプローチも色々試せる季節です。時間の許す限りフィールドに出て試行錯誤を楽しんでみてはいかがでしょう。
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