シマノのエギングエキスパートも激推しな「セフィアSS」のおすすめ番手をご紹介!!

シマノの人気エギングブランド、セフィアのロッドとリール『セフィアSS』が今秋、フルモデルチェンジ! SSとはSuperior Spec(スーペリア スペック)の略で、ベーシックモデルより高品質な素材、高度なテクノロジーを搭載した優れた性能を表している。今回はシマノが誇るエギングエキスパートの二人にセフィアSSロッドの中からおすすめの1本をチョイスして頂いた!エギングロッドに悩めるアングラーは是非ともチェックすべし。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

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秋の南紀はS79MLでシャローをランガン by 湯川マサタカ

【湯川マサタカ(ゆかわ・まさたか)】

和歌山県在住。紀伊半島をホームに活躍するエギングエキスパート。釣果だけでなく釣るまでの過程にもこだわり、状況に応じて攻撃的なシャローのラン&ガンから緻密なボトム攻略まで多彩な釣りを魅せる。

サイスアップはS86MLで捕食回遊イカ狙い!

――湯川さんのホームフィールドは紀伊半島で、ベースとなるのが南紀エリア。今秋、NEWセフィアSSで攻めるとしたら?

湯川「秋はシャローを足を使って探ります。ランガンで釣果を伸ばしますが、そのときにちょうど良いのがS79MLです。取り回しの良いショートレングスで、秋イカの引きも楽しめますからね」

秋の南紀はワンドの奥やゴロタ浜などシャローエリアのラン&ガンが有望。サイズアップ狙いはマズメやナイトで捕食回遊イカ狙い。釣果を手堅く狙うならナイトゲームもありだ。

――ではサイズアップを狙うなら?

湯川「朝夕マズメや、水深があって潮が効くところが良いでしょうね。使うロッドはS86ML。飛距離を稼いで、捕食回遊する活性の高いイカを広く探ります。S86MLはエギングロッドの基準といえるモデルでオールマイティに使える。一本持っていて損のないロッドです」

――最後にビギナーの切なる願い、釣果ゼロ防止対策はあります?

湯川「ナイトをやるのも一つの手です。フラッシュブースト2.5号と3号にオレンジブルーGなどグロー系の新色が追加されました。あえて釣り人が少ない新月周りに、グロー系でシルエットをしっかり見せるというのも面白いと思いますわ」

秋のシャロー撃ちはロングアピールも有効。ナイトはグローで高活性イカにアピール!

湯川さんが秋のシャロー撃ちで使うエギは3号がベース。

湯川「ノーマルタイプより長めに見せたいときや届かないスポットを狙うときは、沈下速度が遅くて飛距離の出るロングアピール3号が活躍します。ナイトゲームを楽しむ方にはフラッシュブーストのグロー系カラーがおすすめ。活性の高い秋イカにシルエットでアピールします」

6月にはNEWセフィアSSで3.5kg超のレッドモンスターをキャッチ!

湯川さんはNEWセフィアSSを使った実釣で冒頭の2kgクラスを遥かに超えるでかイカを仕留めていた。6月、デイゲームでは稀な3550gのレッドモンスターだ。

湯川「水深15mのところでやんわり潮が効いていた。ロングアピール3号をラインテンションを張らずに潮に馴染ませながら送り込んだら喰いましたね。S79MLはバットパワーがあるので大きいイカがきても安心感がある。ファイトもたっぷり楽しめました」

秋の伊豆で大型狙いならS86Lでナイトゲーム by 芝賢

【芝賢(しば・けん)】

神奈川県在住。西湘エリアや伊豆半島をホームに活動する気鋭のエギンガー。でかイカにこだわった磯エギングを好み、一昨年春には4840gを仕留めている。ロックショアやヒラスズキ釣りも愛好。

秋のエギングはハイギアリールが活躍!

芝さんのホームの伊豆半島。NEWセフィアSSによる秋イカの攻略を教えていただきましょう!

「シーズンは例年10月上旬からスタートして2パターンあります。サイズを問わなければ、ワンド内など秋イカがたまりそうなスポットをランガン。ロッドはS80ML。活性の高いイカを拾います」

――前述の芝さん推奨モデルだ。もう一つのパターンは?

「大きい個体を狙います。基本的にはナイトゲームで、常夜灯周りや潮の流れが強いエリアで捕食回遊待ち。使うロッドはS86L。リールはハイギアがおすすめです、秋は」

秋の伊豆は南紀同様、捕食のために回遊するイカを狙うのも有望。全国的に通用する戦略だ。
「秋でも2kgクラスが出ることがあります。磯の張り出しなど潮通しの良い場所や常夜灯周りを狙い、イカの活性は高いので、回ってくれば高確率で喰います」

――ハイギアが良い理由は?

「日中のランガンでテンポ良く探るときはハイギアのほうが効率が良いです。ナイトも捕食回遊のイカなので活性が高い。回遊待ちでも速い動きでテンポ良く探ります。なおかつ秋が深まるほど北風が吹きやすい。風の吹く日はラインスラックの回収などの面でハイギアが有利です」

春はノーマル。秋はハイギアで回遊待ち

5月中旬の実釣では1.5kg超の良型を仕留める。

「実釣前2日間が大雨で濁りが入り、本来撃ちたかった藻場が全滅。少しでも潮が澄むエリアで産卵場へ向かうイカの回遊待ちをしましたが、春はエギの移動距離を抑えてスローに誘いたいのでリールはノーマルギア。秋の捕食回遊イカは、高活性の個体が多いので速い動きでアピール。ハイギアが向いています」

デイもナイトも! 秋の高活性イカにフラッシュブーストが効く!!

「秋のイカはデイもナイトも活性の高いイカが多い。フォール中もキラキラとフラッシングするフラッシュブーストは秋イカに有効です。ナイトでも常夜灯や月明かりでフィラッシュブーストの効果はあります。2.5号、3号に追加された新色も秋の即戦力として期待が持てます」


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