遂に発売となったDAIWA秋の新製品の「目玉」ルアーである『ショアラインシャイナーZ セットアッパー レーザーインパクト』。既に各地では釣果も上がる始めている中で、同ルアーの監修者でもあるDAIWAフィールドテスター・小沼正弥氏に使用するうえでのアドバイスを頂いたのでご紹介しよう。
●文:ルアマガプラス編集部
セットアッパーの生みの親、大人気な職業釣り師・オヌマン
小沼正弥(おぬま・まさや)
職業、プロフェッショナルシーバスアングラー。とことん現場に通い込み、魚の動向を追い、釣れるルアーの研究に勤しむ姿はまさに仕事人。ルアーのプロデュース力にも長け、人気ルアーをいくつもリリースしてきた。DAIWAフィールドテスター。ルアーメーカー「PickUp(ピックアップ)」代表。
ショアラインシャイナーZ セットアッパー レーザーインパクト(DAIWA)
【スペック】
- 全長:125mm
- タイプ:シンキング
- カラー:全8色
青物では効果てきめん!有効な場面での使い分けも大事!
――遂に発売となった「セットアッパーレーザーインパクト」。既に小沼さんのテストの模様が動画などでもアップされていますが、実際使用してみた感じはいかがでしたか?
小沼「正直青物がめちゃくちゃ釣れる!もちろん既存のセットアッパーシリーズも釣れるんだけど、レーザーインパクトの明滅が加わったことでさらにパワーアップした感じだよ。公開されてる動画の撮影のときも青物のチェイスが凄くて(苦笑)」
小沼「別のテストでは、関西の超メジャー堤防でやったんだけど、呑ませ釣りの常連さんが全く釣れてないなか、セットアッパーレーザーインパクトでは50cmクラスのカンパチが4本も釣れたよ」
――スゴイですね!! なにか使い方のコツってあるんですか?
小沼「もちろん、セットアッパーレーザーインパクトはただ巻きでも十分に釣れる。でも状況によってはあのフラッシングが効きすぎることもあるから、そういったときはジャークなんかも有効。今公開されている動画も、撮影当時水がかなり澄んでて、青物は反応するけど本命のシーバスはただ巻きだと反応が薄かったんだよね。だからジャークして、瞬間的に強くフラッシングさせるようにしたらすぐにシーバスがヒットしたんだよ」
――フラッシングの強弱を使い分けることも重要なんですね…。
小沼「特にシーバスにおいては暗い時間帯やマズメ時、雨が降った後とか濁っているフィールドではレーザーインパクトは効果的だね!あとは先述したように、ただ巻きで反応なければジャークを入れて反応を確かめてみるのも良い。シチュエーションで既存のモデルと使い分けてもらえればと」
――青物も同じような感じですか?
小沼「いやいや、青物はそこまで難しく考えなくても大丈夫。いままでセットアッパーを使ってたシーンでそのまま使ってもらえればOK。特に回遊する青物はいかに早くルアーを見つけてもらう、水中で目立つことが大事だから!間違いなく関西の堤防の青物には効果てきめんだから是非使ってみてもらいたいね!」
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