国内ではDAIWAの質実剛健ベイトリールの代表格として知られる『TATULA/タトゥーラ』。世界基準にしてグローバルブランドのタトゥーラには、実はロッドシリーズも存在する。そのハイエンドに君臨するのが『タトゥーラ エリート』。シグネイチャーモデル一挙5アイテムがいよいよ日本に上陸!
●文:ルアマガプラス編集部
タトゥーラ エリート(DAIWA)
【スペック】
アイテム | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | ルアー重量(g) | ルアー重量(oz) | 適合ライン ナイロン (lb.) | 適合ライン PE(号) | メーカー希望本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タトゥーラ エリート 691MLRB | 2.06 | 1 | 206 | 110 | 7~18 | 1/4~5/8 | 8~14 | 未定 | 37,000 |
タトゥーラ エリート 721MHRB | 2.18 | 2 | 181 | 131 | 7~39 | 1/4~1・3/8 | 12~25 | 未定 | 38,000 |
タトゥーラ エリート 731XHFB | 2.21 | 2 | 184 | 144 | 5~42 | 3/16~1・1/2 | 14~30 | 未定 | 39,000 |
タトゥーラ エリート 701MHRB-G | 2.13 | 2 | 179 | 146 | 14~56 | 1/2~2 | 10~20 | 未定 | 38,000 |
タトゥーラ エリート 701MLFS | 2.13 | 2 | 184 | 105 | 1.8~11 | 1/16~3/8 | 4~10 | 0.4~1.2 | 37,500 |
「世界の最前線」で鍛え上げたタトゥーラ最高峰ロッド
かつては一部モデルが国内で発売され、今なおコアなファンに絶大な支持を受け続けているのが『タトゥーラ エリート』というロッドシリーズ。タトゥーラブランド最高峰に当たるシリーズで、2023年に本国米国でのリニューアルを機に、今度は国内でも一挙5モデルがリリースされることになった。
各モデルを監修したのは、全米最高峰に相当する2大トーナメント、MLFバスプロツアーとB.A.S.S.マスターエリートシリーズで活躍するスーパースターたち。現場の最前線で築き上げられたロッドの威力をいよいよ国内でも存分に体感することができるのだ。
いずれのモデルも根幹を担うのは、DAIWA独自のカーボンテクノロジーたち。軽さとタフさを両立するSVFナノプラスを始め、粘りはもちろん異次元の軽さをもたらすグラス構造のグラテック、巻きのみならず軽快な操作性を実現すローモデュラスなどを採用して、それぞれの持ち味を存分に活かすモデルへと昇華。外層には適材適所をカーボンバイアスクロスを配置することで、ねじれによる操作性の低下やパワーロスを防ぐX45が各モデルの機能をサポートする。
ガンメタルのロッドブランクに、グレーのEVAグリップはタトゥーラエリートの証し。外観も他とは一線を画すデザインで、手にしたアングラーはその優れたスペックと共に、何者にも代えがたい高揚感を得ることは必至だろう。
あの大森貴洋プロ監修モデルは2アイテムをラインナップ!
全5モデルの中でも最注目は、大森貴洋さんプロデュースによる2モデルだろう。
まず701MHRB-Gは四半世紀に渡り各ロッドシリーズで代々引き継ぐレジェンドネーム。シャロークランキングからワイヤーベイト、スイムベイトに至るまで全ての巻きに対応すべく開発されたモデルで、グラスコンポジットとして稀有の7:3調子が優れたキャスタビリティとフッキングパワー性能を両立。
もう一方の731XHFBは、ジグ&テキサスを始め、ノーシンカーからキャロまでを網羅するワーミング万能モデル。微かなバイトを確実に捕らえる高感度と、掛ければ瞬時に立ち上がるリフティングパワーにも要注目だ。
その他、セス・フェイダーによる操作系テクニカルモデルの691MLRB、ランディ・ハウエルによるファストムービングモデルの721MHRB、そしてシリーズ唯一のスピニングとなるのはコディ・メイヤーによるドロップショットスペシャリティ701MLFS。
いずれのモデルも本場の最前線で鍛え上げられ、トッププロたちのこだわりを注ぎつつも懐の広い使用感を反映。国内でも活躍する場面が期待できるモデルたちがここに揃っている。
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