アジングやメバリングに代表されるように、ライトゲームカテゴリーの中にも特定魚種のみを想定した専用モデルが存在する。それらはある意味“尖った存在”であり、クラスによってはストイックに追求するからこそ使いこなせるというモデルもあるだろう。しかし、ここで紹介する『ソアレBB』はライトゲームターゲットに広く対応し、ビギナーからベテランまで気軽に使えるスペックに仕上がっている。
●文:ルアマガプラス編集部
ソアレBB(シマノ)
【スペック】
品番 | 全長(ft.) | 継ぎ方式 | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | ルアーウェイト(g) | 適合ラインナイロン・フロロ(lb) | 適合ラインPE(号) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S76UL-S | 7’6″ | 並継 | 2 | 117.2 | 67 | 0.5-5 | 1-4 | 0.1-0.4 |
S76UL-T | 7’6″ | 並継 | 2 | 117.2 | 69 | 0.6-6 | 1.5-5 | 0.1-0.6 |
S76L-S | 7’6″ | 並継 | 2 | 117.2 | 75 | 0.6-12 | 1.5-4 | 0.1-0.6 |
S80L-S | 8’0″ | 並継 | 2 | 117.2 | 82 | 1.5-14 | 2-6 | 0.2-0.8 |
進化したスペックのひとつ目は、これまでは上位機種のみであったブリッジライクシートを、BBクラスにも新採用したこと。専用モデルのように尖り過ぎないブランクスのセッティングながらも、このブリッジライクシートを得たことで感度がよりアップすることになった。
そして、その尖り過ぎないブランクスもハイパワーXを新たに搭載することで、ネジレ抑制が大幅に向上。アングラーが意図する方向への正確なキャストが決まりやすく、不意の大物がヒットしても伸されることなく主導権を保ちながら、ファイトを楽しむことができる。
ティップにはソリッド並みのしなやかさを持つソフチューブトップ、タフテックαとハイレスポンスソリッドという2種類のソリッドティップをモデルごとに適材適所で採用。
全4本のラインナップを使い分ければ、ショアから狙える数多くのライトゲームターゲットを楽しむことができるので、ぜひソアレBBでチャレンジしてほしい。
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