《超大量》デプスルアー50種類を片っ端から生存確認、定番・廃盤にはどんな理由があったのか。

《廃番》2009年 発売「ナパーム」

ポッパーを沈むワームにしてピンテールを付けたような…謎めいたワーム。秘密の力があるらしく、某有名プロが関東中の在庫を買い漁ったとか。
「これは天才的なワーム」(奥村)

2024 新製品情報

《生存》2010年 発売「BMホッグ」

なぜか人気があったわけでもない5in1クローをモチーフに作られた変種ワーム。ボディをデスアダー仕様にすることで致命的な弱点を克服している。

《生存》2010年 発売「パルスコッド」

奥村さんがオーストラリア奥地で釣ったマーレイコッドがモチーフになったというパルスコッド。平らなカップ面と内蔵されたスプリングウェイトが特徴。オリジナルから9年後にJr.が発売されたというのも珍しい。

《生存》2010年 発売「デスアダースティック」

バルキーで高比重なスティックベイト。ライトテキサスでもよく飛んでよく釣れる。
「スティックは廃番にはなってない。でも今はリバウンドと用途が被っているかもね。リバウンドを出した頃は『いやー、スティックじゃないと…』って言う人が多かったけど」(奥村)

《生存》2011年 発売「バイオレータージグ」

琵琶湖のでかバスピーク期に開発された、超太軸ワイドゲイプフックの大柄なカバージグ。
「回避性能はフラットバックには負けるけど、ラウンドの襟巻きラバーはスイミングでもフォーリングでもええ仕事しよる」(奥村)

《生存》2011年 発売「スリザーク」

木村建太さんが監修した、水面を強く叩くようなアクションで首を振らせて水面下にアピールする、画期的なフロッグ。「本気食い」という言葉を定着させた感がある。

《生存》2011年 発売「ブルシューターシリーズ」

ギル系ビッグベイトの走り。奥村さんが特大バスを狙うために長らくシークレットにしていたことでも知られる。ウェブメンバー限定で2011年にオリジナルが販売、2013年にはJr.がウェブメンバー10周年記念のスペシャル入会特典としてプレゼントされた。その後2015年にようやく160が一般流通した。

《生存》2012年 発売「スパイニークロー」

扁平なファットボディ、細かく生えた足、イボイボだらけのツメなど…複雑な要素が盛り込まれたクローワーム。関東では松本幸雄さんがジグトレーラーとして愛用し、でかバスを量産していたことでも知られる。

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