巻き物上達ワンポイントアドバイス 川島 勉(かわしま・つとむ)
「HOOはカバーにガンガン当てて巻いてください!」
HOO155Fで一番釣れるのは、やや速めに巻きながらカバーに当てていく釣り方です。
何もない中層を巻くのではなく、竹のレイダウンや立ち木、岩盤、橋脚など、いろいろなカバーに積極的に当てて巻くんです。
ルアーがカバーに当たって一瞬バランスを崩した瞬間や、カバーを超えたときなどにバイトが多い。
この釣りは、秋はもちろんオールシーズン通用します。冬でもデカいのが釣れますよ。
釣れたらすごく満足感の高い釣りなので、皆さんぜひ試してみてください。
巻き物上達ワンポイントアドバイス 三原直之(みはら・なおゆき)
「各ルアーの役割をよく理解して巻くべし!」
よく使われる巻き物はクランク、スピナベ、バイブレーション、チャターとありますが、それぞれの特徴と役割をしっかりと理解することが大事です。
クランクはレンジを刻みやすく、水押しが強いので濁りに強い。
スピナベはフラッシングアピールがあり、風や雨など荒天時に強い。
バイブレーションは遠投できて素早く広範囲を探れる。
チャターは50cmほどのシャローを効率よく探ることができる。
まずはこれらを理解して、状況に合わせてルアーをチョイスできるようになるのが上達の第一歩です。
巻き物上達ワンポイントアドバイス 青木大介(あおき・だいすけ)
「意識的に巻くことで釣りの再現性を上げる」
クランクにしろスピナベにしろ、何も考えずに巻いているだけではあまり釣れません。
巻きスピードや引いているレンジ(引きたいレンジ)、トレースコースをちゃんと意識しながらリトリーブすることが大事ですね。そうするとショートバイトがあったときに、次のキャストでも再現性を高く巻くことができます。
集中力を上げて意識的に巻いていくことで、他のルアーのほうがいいとか、ワームにしたほうがいいというアイデアも浮かんできますよ。あとは心が折れないで巻き続けることですね。
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