2018年、メインシリーズ「レボ」とは異なる新たなモデルとして登場した『ロキサーニ』が、2024年ついにモデルチェンジを果たす。ゼノン、レボ5と、大きな進歩を遂げたアブガルシアリールの血統をしっかりと受け継いだNEW『ロキサーニ』の実力とは…!?
●文:ルアマガプラス編集部
質実剛健!幅広い層に人気の『ロキサーニ』
アブガルシアの人気リールシリーズ「レボ」は、トップクラスのトーナメンターが使うに足る優れたスペクを持つ。
主要なシリーズとして、幅広くバリエーションモデルを展開してきたが、2018年に突如現れたのが、『ロキサーニ』という新シリーズだった。
『レボ』よりも抑えられた価格帯で、ハイレベルな日本の釣りに対応する本気のスペックを持ち、高い剛性も有する。それに加えて、レボとはまた違った設計思想も取り入れられ、『ロキサーニ』はビギナーからリールマニアまで、幅広い層に人気となったリールであった。
ゼノンにレボ5…先輩リールの意志を受け継ぐ
そんなロキサーニが、6年の歳月を経て。ついに2024年にモデルチェンジを果たしたのだ。
近年のアブガルシアといえば、『ゼノン』というトップグレードのリールシリーズを展開。
かつてベイトリールしか存在しなかった時代、圧倒的に軽いルアーが投げられるスピニングリールの登場は衝撃的だったに違い有りません。その誕生から数10年。現代に至るに当たり、スピニングリールは進化を遂げてい[…]
ついに登場するアブガルシア『ゼノン』のベイトキャスティングリール。スピニングリールでは大きな話題を呼んでいたが、ベイトの実力はいかに……!? 気になるその特徴を開発者に独占インタビュー! ゼノンが3機[…]
またその『ゼノン』で培った技術をレボシリーズに導入し、『レボ』がフルモデルチェンジを果たしたことも記憶に新しい。
アブガルシアのベイトリール「レボシリーズ」がモデルチェンジを果たし、その積み重ねはついに5代目へと突入! しかも今回のモデルは、これまでと色々と毛色が違うようで、各地で話題になっているとか。全20モデ[…]
フルモデルチェンジを果たす『ロキサーニ』はまさにそんな先輩リールの意志をしっかり継承しているのだ!
優れたデザインを踏襲したドリームペックに!
ボディはベイトスピニングともに『ゼノン』から踏襲された優れたデザインを踏襲。
コンパクトかつ手にしっくりと馴染み、それでいて軽くて剛性も高い、まるで夢のようなデザインとなっている。
例えばスピニングモデルでは、軽量化と剛性化を両立させた画期的な左右非対称ボディを採用。また、軽量化に貢献するとともに低慣性モーメントにつながるローター『V-Rotor』を搭載。
一方のベイトモデルでは、ファイト時に力強くグリップでき、パーミング時にクラッチバーに接触してして発生する誤操作を防ぐための人に優しいエルゴノミクスデザインを採用している。
カラーはベイトモデルがマットブラック主体、スピニングリールでは差し色としてシルバーを随所に使用。双方ともに初代ロキサーニの血脈を感じさせてくれるデザインに仕上がっている。
驚きの-14g!
優れたスペックを持って生まれ変わったロキサーニだが、なんと重量はベイト・スピニングともに-14gに到達。ボディデザインの最適化による部分が大きいほか、カーボンハンドルを標準搭載するなど細かな部分も抜かりはない!
日々進歩し、軽量化の道を進む最新ロッドたちとのバランスがとりやすいのは有り難い!!
ソルト対応!あらゆるシーンで活躍!
スピニングにはソルトシールドベアリングやHPCRベアリングを使用しており、ベイトリールと共に海水域での釣行にも対応。
ベイトが4機種、スピニングが5機種の全9アイテムで、あらゆるシーンで活躍してくれるはずだ!
※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。