【今時期もめちゃ楽しい!東京湾ボートシーバス!】大人気ガイドが春に激推しするスクアドシーバスロッドをご紹介!!

ボートシーバスで大型が釣れるのは秋だけじゃない! 冬から春にかけても狙える。そんな釣り方を教えてくれるのが人気急上昇中のシーバスガイド船「アンリミテッド」船長の黒川さん。オープンエリアでドカンと大型が釣れる真冬から、壁の穴撃ちで釣れる初春までのロッドセレクト方法を解説しよう!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

黒川寿希(くろかわ・じゅき)

東神奈川にある東京湾ボートシーバスガイド船のアンリミテッドに在籍。若手ながら釣りの技術は高く、さらに丁寧な対応で人気のフルタイムガイド。レジットデザイン・フィールドスタッフ。

ガイド船 アンリミテッド

東京湾、横浜のボートシーバス、近年人気のサワラ、それ以外にも旬の魚種に対応したガイド船集団。
●電話:090-1550-9990
●東京湾集合場所住所:〒221-0044神奈川県横浜市神奈川区東神奈川2-49-11

2~4月はアフターの大型がオープンエリアで釣れる

東京湾でのビッグシーバスゲーム人気は年々高まっている。その中でも着実に釣果をあげていっているのが黒川さん。ここ最近の傾向、そしてこれからの春時期について聞いてみると…。

黒川「東京湾では年末年始頃からシーバスの産卵が始まり、2月にはアフターシーバスが釣れだします。これを狙って2~4月のシャローエリアでビッグベイトやスイムベイトなどを使って狙っていきます」

この時期のシーバスは基本深い場所をジギングなどで狙う乗合船が多い。しかし、ガイド船ならではのキャスティングゲームで楽しむため10m前後のシャローで釣りをするという。

黒川「シャローへ差してくる魚はやる気があるので、でかいルアーにも反応が良いんです」

コノシロといった大型ベイトを喰っている個体もいるのでチャンスはあるという。

黒川「まだアフターなので細めですが、80~90cmといったランカークラスの魚も釣れています!」

ランカーサイズも多く飛び出すというが、どういったタックルで狙っているのだろうか?

黒川「それはズバリ…ベイト、スピニングともに『しっかりと曲がるロッド』がおすすめです」

その理由とは!? それぞれ具体的に解説していこう。

もっちりした曲がりで投げやすくバレにくい!オープンエリア用ベイトロッド『スクアド ボートシーバスSKC511XH-SEABASS』

【スペック】

  • 全長:1.80m
  • 標準自重:158g
  • 適合ルアー:145g(5oz)MAX
  • ライン:フロロ30lb/PE4号

ボートシーバスのベイトロッドは6~7ft台が多いなか、5ft11inという短さにはどういうメリットがあるのだろうか?

黒川「ボート上でキャストする際にとても取り回しが良いというメリットがあります。あと、水面まで距離がない場面でもトゥイッチやジャークといったアクションが付けやすいんです」

さらにSKC511XHはビッグベイトを投げられるパワーを持つがよく曲がる。これが多くの場面でメリットになっているという。

黒川「レジットデザインのロッド自体よく曲がるように作られていますが、パワーがあるのに曲がるのでルアーをしっかり乗せながらキャストしやすい。もっちりしているというか、投げられる幅が広いので初心者の方でも投げやすいんです。そして、ランカーサイズが掛かっても曲がってくれるのでバレにくさにも繋がっています」

ベイトタックル/オープンウォーター用

  • リール:カルカッタコンクエストMD301XG(シマノ)
  • PEライン:6号
  • リーダー:ナイロン80lb(※使うライン&リーダーが太いため、ガイド抜けを良くするためにFGノットやPRノットといった結び目が小さいノットがベター)
  • 使用ルアー:ビッグベイト、スイムベイト系。ダヴィンチ190(エレメンツ)、VTジャック230(フィッシュアロー)

オープン&穴撃ち両方で使いやすい絶妙レングス!オープンエリア用スピニングロッド『スクアド ボートシーバス SKS73M++-SEABASS-Middle Bait Versatile(レジットデザイン)』

【スペック】

  • 全長:2.21m
  • 標準自重:120g
  • 適合ルアー:10-45g
  • ライン:PE1~2号

ボートシーバス用のスピニングロッドは6ft台のストラクチャー周り、穴撃ち用のものもあれば、オープンエリア用では8ft台もある。そのどちらでも扱いやすいのがこの7ft3inだ。

黒川「軽いミノーからダヴィンチ190やアマゾンペンシルまで扱えるので、これ一本あればオールシーズンOKというロッドです。このロッドもよく曲がる設計になっているので、ルアーをしっかり乗せてキャストが可能。また、ストラクチャー周りを狙った場合、足元で喰ってくるパターンが多いんですが、ロッドが曲がってくれるので勝手にいなしてバレを防止してくれます」

ボート近くでバイトした場合、リールを巻いて対応することができない。不意な大物の引きをロッドが耐えてくれる。このやり取りで多くの魚をキャッチしてきたという。

スピニングタックル/オープンウォーター用

  • リール:ヴァンキッシュC5000XG(シマノ)
  • PEライン:1~1.5号
  • リーダー:ナイロン20lb
  • 使用ルアー:X-80マグナム(メガバス)、アシュラO.S.Pルドラ130S(O.S.Pinc.)、ブローウィン(ブルーブルー)

3~4月は穴撃ちハイシーズン!岸壁奥のシーバスを狙い撃つ一本はコレ!『スクアド ボートシーバスSKC65L-SEABASS(レジットデザイン)』

【スペック】

  • 全長:1.96m
  • 標準自重:113g
  • 適合ルアー:5~12g
  • ライン:PE1~1.2号

シャローへ入ってくるアフターシーバスとは別に、アンリミテッドの地元ともいえる横浜港内や京浜運河の岸壁の穴にいるシーバスを狙うパターンもある。

黒川「3~4月は岸壁の穴撃ちのハイシーズンといえる時期で、日中に穴のシェードへ入っているシーバスを誘って喰わせる釣りが有効になります」

使うルアーはミノーやジグヘッドリグ。これを穴の奥へ入れ込んでいくテクニカルな釣りだ。

黒川「オープンエリアよりも正確なキャストが必要になってきます。そこで重要になるのはロッドのキャスト性能になるんですが、SKC65Lもよく曲がるのでリリースポイントの幅が広い。だから初心者でもピシッと決まりやすいんです」

そして、穴撃ちこそ足元バイトが多いのでバレやすいが、ロッドが曲がることで耐えてくれるのだ。

黒川「ジギングでも使えるロッドなので穴撃ち以外もOK。冬から春にかけては、オープン用にベイト&スピニングの2本、穴撃ち用にこの1本を揃えておけばランカーにも余裕で対応できると思います」

ベイトタックル/穴撃ち用

  • リール:アルファスSV TW800XH(シマノ)
  • PEライン:2号
  • リーダー:ナイロン20lb
  • 使用ルアー:クミホンディープ(ブルーブルー)、ビーフリーズ78(ラッキークラフト)、エアディープ80S(バレーヒル)、ジグヘッドリグはジグヘッド10~14g、ワームはパワーシャッド5in(エコギア)or ローリングシャッドMサイズ(マーズ)

※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。