【厳しいときこそ使いたい!】2m潜行なのに飛距離も抜群!カラーも豊富な「稀有」なジャークベイトが登場!

最深で2mレンジまで潜らせることができるジャークベイト『バンタム MDザンバーノ115SP/115SPフラッシュブースト』がデビュー。現存するジャークベイトとしては、このレンジまで潜らせることができるモデルは決して多くはないという。しかし、主たる目的は2mレンジまで潜らせることではないという。どういうことなのだろうか…。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

バンタム MD ザンバーノ 115SP/115SPフラッシュブースト

【スペック】

  • 全長(mm):115
  • 重量(g):15
  • タイプ:サスペンド
  • フック:#6 x 3
  • カラー:10

ルアーというのは着水後にリトリーブを始めてから5~10mの距離がプロダクティブゾーンになりやすく、その距離においてターゲットが生息するレンジまでルアーが届いているということが重要になる。しかし、リトリーブから5mで最深レンジまで到達するジャークベイトはほぼ皆無で、実際はおよそ半分程度しか潜らない。

しかし、これを逆に利用したのがMDザンバーノ115SPで、着水から5mのプロダクティブゾーンで1m、もしくは1m+αのレンジまで到達させることが可能。実は着水5mで1mレンジまで潜るジャークベイトすら決して多くはなく、そういう意味ではMDザンバーノ115SPは希有なルアーと言えるだろう。

また、リップの長いジャークベイトはキャスト時に空気抵抗が大きく、飛距離が出しづらいので余計に潜行深度を稼げないと不安に思うアングラーもいるだろう。ところが、このMDザンバーノ115SPには重心移動機構のジェットブーストが搭載されているので、キャスト時の初速が落ちにくいと同時に飛行姿勢も安定するので、十分に飛距離を稼ぐことができる。着水後はウェイトが瞬時に前へと戻るので、泳ぎ出しも非常に素早い。

そして「クリアアユFB」と「クリアワカサギFB」の2カラーには、フラッシング機構のフラッシュブーストを搭載。アクション時はもちろん、水中にポーズしている時でさえ内部の反射板が揺らめいて周囲にフラッシングを拡散。広範囲のバスにアピールすることができる。

115mmというボディサイズに3本のトレブルフックを装備。ジャレ付くようなアタリでもフックを効率的にボディへと掛けやすく、ヒットに持ち込みやすい。 [写真タップで拡大]

ボディ内部で反射板が揺らめいてフラッシングアピールを展開するフラッシュブーストなら、よりリアルなベイトフィッシュの輝きを演出することができる。 [写真タップで拡大]

春先のまだまだバスの動きが鈍い今こそ、サスペンドミノーが活躍する時期。MDザンバーノ115SPで、1mレンジのバスに勝負を仕掛けてみよう!


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