バスデイジャパンがリリースしたシャローレンジミノー、ハーデス127Fが人気だ。改めて、その特徴やスペックなどをチェック。次回の生産予定情報もキャッチしたので、お伝えしよう。
●文:ルアーマガジンソルト編集部 ●素材提供:バスデイジャパン
造形と性能を両立する必携シャローミノー
浅場攻略の主軸となる出来ミノー、ハーデス127Fがバスデイジャパンからリリースされた。シャローにいる、高活性なターゲットを魅了しバイトに持ち込むためのスペシャリスト。
シーバスやサーフゲームなど、幅広いシチュエーションでのシャローレンジ攻略を可能とするこのミノーの特徴は、安定した飛距離とナチュラルなアクションだ。MAX70mを誇る飛距離は、何より振り抜けの良さ、飛行姿勢の良さにより実現する。投げ続けることが気持ちよく楽しめる、シャロー用ミノーと言えるだろう。
得意とするシチュエーション
ハーデス127Fはの攻略レンジは、スローリトリーブにより20〜50cm。ナチュラルなアクションが持ち味だ。バタバタしたアピール系のアクションではなく、あくまでナチュラル。使用するシチュエーションとしては、サーフの浅場やログズ(バスデイジャパンのミノー)では攻略しにくい表層を得意としている。極浅の干潟や磯場でシモリの上のトレース、河川での使用も考慮されている。
スイムアクション
流れから一瞬外れ、ちどるようなアクションも、ハーデス127Fのこだわりの1つだ。この動きが、ターゲットに対して喰わせの間を与えることになる。流れの速い川でも暴れずナチュラルに攻められるようにウエイトは、球状タングステン4個による重心移動をTSL(トーションスプリングロックシステム)で固定。
これにより、リップを持たないハーデス127Fでも、ルアー操作を開始すると同時に素早くウエイトが所定の位置に戻るため、狙ったスポットを確実に攻略可能となっている。腹部の固定ウエイトも相まって着水直後から、驚くほどナチュラルに動きだす。
内部構造
重心移動ウエイトの戻りを早くするため球状タングステンを使用し、波や流れでもアクションを安定させることが可能なTSL(トーションスプリングロックシステム)を採用。
リアルプリントアイ
バスデイ初のプリントリアルアイを採用。生きた魚のようなリアル感を再現する。
ハーデス127F(バスデイ)のスペック
ポテンシャルが高く、使用するシチュエーションも幅広い、シャローレンジ攻略の主軸となる、バスデイジャパンのハーデス127Fだが、4月リリースにもかかわらず、現時点では品薄状態。次回の生産は、2024年の秋とアナウンスされている。なんとか、秋のハイシーズンに間に合うことを祈りつつ、入荷の情報を期待したい。
- カラー:全10色
- サイズ:127㎜
- ウエイト:25.3g
- フック:#4
- スプリットリング:#3
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