
バス釣り専門誌『ルアーマガジン』が主催する『陸王2025チャンピオンカーニバル』。オカッパリバスフィッシングの頂点を決める戦いを左右するのは、状況に応じた的確なルアーセレクトだ。 本記事では『ルアーマガジン26年7月号』から、過酷なフィールドで選手たちが信頼を寄せた勝負ルアーを紹介する。 彼らがどのような意図でルアーを選び、バスを魅了したのか。 選手自身のコメントとともに、その戦略を紐解いていこう。
●文:ルアマガプラス編集部 ●写真:ルアーマガジン編集部
川村光大郎の勝負ルアー:独自のセッティングと信頼の黄金コンビ
川村が2日目に4本中3本をキャッチしたのが「ブレーバーII(ボトムアップ)」の1.8グラムスナッグレスネコリグだ。 フッキングパワーをダイレクトに伝えるため、オリジナルタイプのフックを使用。 極限バトルの場でスナッグレスネコリグのフッキングの悪さを少しでも補う、歴戦の覇者ならではの配慮である。
また、エリア、ベイト関係なく食わせる必殺技として「ギャップジグ5グラム+ギミー3.5インチ(ともにボトムアップ)」も活躍。 ブルーギルの有無に関わらず、その生命感でバスに口を使わせる強力なコンビだ。
青木大介の勝負ルアー:全釣果を叩き出したワカサギレイクの最適解と緻密なルアーローテーション
青木が今戦で全釣果を叩き出したのが、全幅の信頼を置く「ヴィローラ4インチ(ディスタイル)」。
ワカサギ特化の青野ダムにベストマッチしたベイトフィッシュ形状モデルだ。 初日のミスバイトからボトストへと狙いを定め、状況に応じてガードの本数やウェイトを0.9グラムから細かく調整。 食いの浅いバイトに随時応戦し、確実に釣果を積み重ねた。
さらに、見えバスへのアプローチでは「フィーラカンス4.3インチ(ディスタイル・プロト)」も投入している。 「そんな時にフィーラ。ギルなど体高のあるベイトが多い時はギーラ、ワカサギなど細身ならフィーラ」と、ベイトフィッシュの形状に合わせた緻密な使い分けを披露した。
植盛幹太の勝負ルアー:ピンポイント攻略とボトムの砂食いパターン
植盛幹太がカバーからの引き出し役として選んだのは「ビッグ2WAY エラストマー(レイドジャパン)」だ。
「魚がいる場所が分かってから投げてます。エラストマーのルアーパワーで食わせる感じですね」と語る。 ピンで魚が差すストラクチャーに吊るして魅せる展開を想定し、実際に1680グラムのキッカーを引き出した。
さらに、初日のバスをもたらしたのが「サカマタシャッド5インチ(デプス)」である。
「ワカサギを意識している魚だと、中層のミドストよりボトムの砂食いイメージがあるんですよね。底探りときって底をつけてキラキラさせながら遡上するので、ボトムに当てながら見せるのが効果的かなと」と、その緻密なボトム戦略を明かしてくれた。
芝田昂平の勝負ルアー:やる気のないバスを狂わせる中層とボトムの罠
芝田昂平がエリアを問わず中層のミドストで投入したのが「コイケ13ミリ(ハイドアップ)」の2.7グラムジグヘッドリグ。
「大局的にいうと、やる気のない魚にはフィッシュシェイプのワームのミドストよりもコイケのほうが効くイメージです。食い気がなく、ふらふら回遊しているバスに気づかせて食わせることができるリグですね」と、独自のアプローチを解説。
また、沖の地形変化を狙って最も多用したのが「ゾワゾワ4.5インチ(エバーグリーンインターナショナル)」だ。 ズル引きやストなど、状況に合わせてリグやウェイトを使い分ける高い汎用性で攻略の要となった。
まとめ
結果を出したヒットルアーや、状況を打破するローテーションには、フィールドを的確に読み解くトッププロの深い洞察と確かな技術が込められている。 選手たちの戦略をヒントに、次なる釣行での爆釣を目指してほしい!
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