激レアアイテムも投入!? 伊藤巧の勝てる!! 「ビッグベイト」5選



日本を飛び出し、今や世界で活躍するバスプロアングラー・伊藤巧さん。その強さの秘密ともいえる要素の一つが柔軟な思考。そう。伊藤巧さんはメーカーの枠に縛られることなく選んだ「本当に釣れるルアー」で、数多の勝利を掴んできているのだ! この企画では、そんな信頼するルアーたちを伊藤巧さんが紹介してくれるぞ!

【Profile】
伊藤巧 (いとう・たくみ)
もはや説明不要のスーパーヤングアングラー。TBCでの活躍を皮切りに、H-1グランプリや陸王・艇王を制覇! その勢いでとうとう世界に飛び出し、今なおその活躍は止まらない!! ベイビーフェイス&優しい口調、時折飛び出すドS&過激発言のギャップがたまらないというファンが後を絶たないとか!? ちなみにタイトルは某DVDの雑パロです。



TAK CHOICES 5 ビッグベイト編

線引きは使用者によって異なってくるものの、概ね、1oz以上のジョイントルアーであることの多いビッグベイト。その他のルアーに比べると敷居は高いものの、サンデーアングラーからトーナメンターまで愛用者は多い。

ヒラクランクH130[ノリーズ]

【スペック】
●全長:130mm ●重さ:40gクラス

すでに廃版で再販予定も無いルアーですが、スローフロートの浮上アクションでいい思いをさせてもらったルアーです。

カバーの際とかに投げてチョンチョンっとトゥイッチして潜らせたあとのゆっくりとした浮上で誘って食わせるイメージで使います。

コレクターの方が探し回るくらいの状況なので僕も全然持っていないのですが、この画像の個体は特にスローフロートなので大切に使っています。

タイニークラッシュ[DRT]

【スペック】
●全長:6.6in ●重さ:2oz ●タイプ:ハイフロート、ローフロート

山田祐五さんに使い方を教わって感動して、ここ最近でいっきになくてはならないルアーになりました。

テールやリップを交換すればクランクベイトにもなるしトップウォーターにもなるんだけど、それのどれもが神懸ったアクションなんです。

僕が山田祐五さんにおススメされてやっている使い方は、ハイフロートモデルを縦リップ+Vテールにして、サブサーフェスを巻いてくる使い方です。ゆっくり~超高速まで巻けちゃうのがすごいですね。

いまではここぞというところでは場所問わず投入するルアーです。



ヒラクランクギルSビル140F(ジョーチューン)[ノリーズ]

【スペック】
●全長:140mm ●重さ:40gクラス ●タイプ:フローティング ●カラー:8色

ノリーズ(Nories) クランクベイト ヒラクランクギル Sビル F 140mm 40g アユギル HR-08
主な対応魚種:ブラックバス
タイプ:フローティング サイレント
サイズ:140mm / 重量:40g
カラー:アユギル HR-08
¥5,720
2020-04-29 17:42

ヒラクランクギルのデジ巻きの使い手・城ノ上巧さんにチューンしてもらったヒラクランクギルがジョーチューンです。相模湖で初55アップとなる57cmを釣ったのがこれでした。

カバーや岩盤に向かって投げてデジ巻きで使います。左右へ首を振りながらいいレンジに入っていく感じです。

春の早い段階から5~6月くらいまでの比較的長い期間で使っています。

ジョインテッドクロー178(女医CLONE)[ガンクラフト]

【スペック】
●全長:178mm ●重さ:2ozクラス

ジョインテッドクロー178を桑形教生さんにカスタムしてもらったもの、通称「女医CLONE」です。

陸王の五三川戦でも釣っていますが、僕が一番バスをキャッチしているジョイクロがこれです。

見た目もずいぶん違うのですが、アクションが特に違ってていいんです。何がいいかと聞かれてもハッキリは答えられない(笑)のですが、とにかく釣れます。

トゥイッチした時には180度ターンを容易にするし、巻きで使えばノーマルのジョイクロよりも大きいS字で泳いてくれますよ!!



カワシマイキー[ジャッカル]

【スペック】
●全長:140mm ●重さ:31.5g ●タイプ:フローティング ●カラー:17色

女医CLONEと迷いますが、昨年のスミスレイク戦での釣果があるため、順位をつけるならこちらが1位ですね。

高速巻きでカバーを回避しつつ魚を引っ張り上げられるこのルアーの破壊力には驚かされました。

スミスレイク戦のプラクティスから、雨が降って流れができるとバスにツイッチが入り、ボルケーノグリッパー+レディバランスの組み合わせでボコボコに釣れていたんです。

でも流れが緩んでしまうとバスのレンジが下がってしまい、水面には出来らなくなってしまう。そんな時に有効だと感じたのが、ちょっと潜り、魚を引っ張り上げられるだけのパワーがあり、カバーを回避できるビッグベイトでした。

反応を得られるレンジに入ることや早く巻けることというのは他のルアーでもできるのですが、これらに加えてカバーを回避することに関してはその時の僕の知識ではカワシマイキーしか思い浮かびませんでした。

そこでカバーの奥や岩盤、浮桟橋など色々な部分に撃ちまくったところ、圧倒的な釣果が出たんです。

亀山でみんな釣っていたのですごいなとは思っていたのですが、国が違ってもあんなに魚に反応させられることに感動しました。

ちなみにフックはピアストレブルの#3に変えてよりレンジが入るようにチューニングしています。

TAK CHOISES 5 ほかのルアーも要チェック!!