川、ビッグレイク、ため池など釣り場のタイプは千差万別。プロガイドや陸王ダービー優勝者、そして各地のすご腕アングラーたちが昨年どんなルアーで、どういう釣り方でビッグフィッシュをキャッチしたか。使用タックルもまじえて解説していくシリーズ「俺の最大魚2020」。2020年、伊藤雄大さんの最大魚とタックルがこちら。
【Profile】
伊藤雄大(いとう・ゆうだい)
エリアトラウト界の最前線で活躍した後、2019年よりフルタイムプロとしてバス界へ殴り込み。海水淡水問わず鍛え上げた類稀なる技、そして明快な解説で定評。
【59cm】アフター期を制した“スロー&精密”アプローチ
獲るべくして獲った推定3kg中盤!
6月上旬のアフタースポーン期の某所。レンタルボートで挑んだ伊藤さんの手に落ちたのが2020年の自己最大魚だった。
「午前中、魚はスローな雰囲気。流れの当たるアウト側で小バスはポロポロ」。数は釣れるも決め手に欠けた。「流れと風が(同方向に)噛み合った時に食いが立つことを頭に置き、風の当たるブレイクやアシ際狙い。午後に狙い通りの風が吹き始めると……」。ビッグフィッシュ的中!
「アフターのド定番。すべての状況がマッチしてくれた結果でした」。と伊藤さん。会心の一撃!
ヒットルアーとタックル設定
ファットイカ(ゲーリー/スミス)
●リグ:ノーシンカー
●カラー名:358ダークパンプキン/パープル&エメラルドフレーク
●フック:イージーオフセットLARGE(オフィスZPI)
使用タックル
●ロッド:アルカンセALC-V72MH(ZPI)
●リール:アルカンセRG-C XS(ZPI)
●ライン:ガノア アブソルートAAA16lb(バリバス)
他の最大魚2020
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!