【琵琶湖バスボート59cm】たまらんばい永野総一朗「俺の最大魚2020」バス釣りセッティング大公開



川、ビッグレイク、ため池など釣り場のタイプは千差万別。プロガイドや陸王ダービー優勝者、そして各地のすご腕アングラーたちが昨年どんなルアーで、どういう釣り方でビッグフィッシュをキャッチしたか。使用タックルもまじえて解説していくシリーズ「俺の最大魚2020」。2020年、永野総一朗さんの最大魚とタックルがこちら。

【Profile】

永野総一朗(ながの・そういちろう)

昨年は琵琶湖艇王で試合初参戦に挑み予選敗退するも、選手選考会で3位通過! 見事に今春の予選出場権を獲得した不撓不屈の戦士。愛称「たまらんばい永野」。

【59cm】「根がかり!?」を匂わせた驚愕の超極太4kg!

「基本はボトムをズル引き。新芽に当たったら軽くシェイクしながら引っ掛けたり外したり。時にクラッチOFFも」。そして来たのがこの魚!「最初は竿をバシバシしても全く動かず(笑)。重くて寄せるのも大変でした」。

春先の魚は状況次第で、ボトムか浮かせるか

3月末、ウィードの新芽が生え始める時期。

「狙ったのはカナダモやコカナダモのパッチで、少しでも濃い場所がキー」。水深4m、ブレイクのエッジ。広大な範囲をドラッギング。

「フルキャストしてからロッド3、4本分ラインを送り出した後、風でボートが流されていく感じです」。距離を取ってスローにナチュラルに、かつノーエレキ。春の魚は神経質。

「お恥ずかしい話ですが、最初は全く動かないので根がかりかと(笑)。長年釣りをしてきた中でも滅多にないことでした」。さぁ見よ、この極太の巨体を!

ヒットルアーとタックル設定

スタッガー5in(ハイドアップ)テキサスリグ

●カラー名:グリーンパンプキン
●フック
:フッキングマスター モンスタークラス#5/0(ノガレス)
●シンカー
:黒塗りしたバレットシンカー3.5g

使用タックル

●ロッド:マッカ レッドシグネイチャー HUMRC-611MHST/RS(ハイドアップ)
●リール:メタニウムMGL XG RIGHT(シマノ)
●ライン:ガノア アブソルートAAA 16lb(バリバス)



【64cm】エリアは全く一緒でゲストさんが釣った4,800g!

ヒットルアーはHUミノー111SP(ハイドアップ)。

「『爆風ミノーパターン』。南風で温かい水が差して魚が浮くタイミングです」と永野さん。こちらもドラッギングで、3.5mを2ジャーク1ポーズの反復で。

ヒットルアーとタックル設定

HUミノー111SP(ハイドアップ)

使用タックル

●ロッド:マッカ レッドシグネイチャー HUMRC-65M+/RS(ハイドアップ)
●リール:メタニウムMGL HG RIGHT(シマノ)
●ライン:ガノア アブソルートAAA 14lb(バリバス)

他の最大魚2020

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!