満を持してレジットデザインからリリースされるワイルドサイドヴァリアント。オーソドックスな番手からテクニック特化型まで数多くラインナップされているワイルドサイドだが、新シリーズは果たしてどのような特徴を備えているのだろうか。今回は「レジット史上最強」との噂のウルトラフィネスロッドをルアマガ編集部員がインプレしてきました!
インプレするのは「東京事変」好きな二人の編集部員!
【Profile】
カミィ(かみぃ)
現時点のルアマガ編集長。栃木生まれで千葉在住。得意なキャンプ料理は段ボール箱を使った窯焼きピザ。
【Profile】
田中(たなか)
このご時世に出版社に新卒で入社した人生大冒険野郎。佐賀生まれで東京在住。好きな釣りはテンポの良い巻きの釣り。ルアマガ唯一のZ世代。
前回紹介した『WSC60L+TZ』の記事はこちら
今回インプレする機種は高比重ワームやフリーリグにマッチしたヘビーバサタイルロッド『WSC-ST70H』
ソリッドティップ搭載の近代型ヘビーバーサタイル
張りのある30tカーボンソリッドティップを搭載したヘビーアクションロッド。ソリッドティップとチューブラーブランクの構造の違いからくる絶妙なティップのモタレ具合で、ラインのたるみが多く出た際のルアーの挙動やバイトを感じとりやすいのが特徴。障害物へのルアーの当たる際も、適度な釣れるスタック感を演出。ベリーからバットにかけては、パワフルながらもアラミド繊維による補強が施されている。
【スペック】
全長:7ft
適合ルアー:7~28g
適合ライン:10~20lb
価格:52,800円(税込)
検証人・カミィ『気持ちよく投げられて気持ちよく泳がせられる!』
カミィ「下は1/4ozクラスのシンカーから使ってみた。気持ちよく投げられるのは1/2oz前後。フリーリグ、テキサス、チェリーリグを試して、どれも満足のいく使い勝手。1/2ozジグに4.8ブルフラットのセットが使いやすい重さの上限かも。ジグストするとティップが気持ちよく入ってリズムよく泳がせられた。長さの割にグリップが長くないので、操作系のリグや中〜重量級ミノーなどのプラグにも向いていると思う」
検証人・田中『太軸ジグフックも貫かせるバットパワー!』
田中「ティップには適度な張りがあり、魚を掛けてからは無理に力を入れなくても手前に寄ってくるようなバットパワーもある。高比重ノーシンカー系やバックスライド系、テキサスリグにも相性は抜群。ラバージグでのカバー撃ちなどにもオススメだと思います。野村さんに借りたラバージグはフックがめちゃくちゃ太くて、だけど上顎にガッチリ掛けられました」
開発者・鬼形さんによる解説も要チェックです!
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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